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ただのにっき


2003-12-22(月) [長年日記]

無線LAN導入(2)

どんな構成つっても、ごくオーソドックスというか。何を買ったかは散財自慢を参照してもらうとして、狙いどころはこの程度。

  • 従来あった有線環境はそのまま使えるようにする(ハブ内蔵が必須)
  • 無線化のターゲットはノート(2台)
  • 今ならもう、11aか11gか悩む必要はない(11gでいく)
  • WAN側のスループットはそれほど求めない(光対応は高いので)

使い始めて「しまった」と思ったのは、このルータ、内部から自宅サーバにアクセスできない。アドレス変換機能を使って80番ポートをサーバに転送するようにしておいて、外部から参照できる名前(komainu.zive.netとか)で内部からアクセスしようとすると、ルータの設定ページが出てきてしまう。内部からのアクセスに関しては、アドレス変換をしてくれていないようだ。

前のルータでは問題なかったので、ちょっと困る。とりあえず/etc/hostsに書くことでごまかしたけど、設定でなんとかなるのかな。まだメニューをぜんぜん探検していないのだ。

無線LAN導入(3)

自分が自宅にいながら自宅のWebサーバに外からと同じURLにアクセスしたいのには、2つの目的があるんだと思う:

  1. コンテンツを自宅からする更新/閲覧する
  2. 外からちゃんとWebサーバが見えてるかどうか確認する

内部DNSやポート番号の変更でごまかせるのは最初の目的だけで、2番目の目的を達成するにはルータの手助けが必要なんじゃないかなぁ。

って、いろいろ試したいんだけど、なんだかとっても忙しいよ! ホントに今週で仕事納めなのか!?

本日のツッコミ(全6件) [ツッコミを入れる]

やまぐち [同じ事象にあって周囲に聞くと、「普通、内部用DNSサーバでしょ」と一蹴されました。 それ以来、ルータはlinksys..]

やぢを [自宅サーバのhttpdのlistenポートを80番以外にして、外からの80番をそちらに転送するというのはどうでしょう..]

arton [1番簡単なのはオープンプロクシに1回リクエストを転送することかなぁ。]

きた [うちも色々試した挙句結局hostsで解決することにしちゃったよ.]

smbd [うちは、内部にDNS建ててます 外から見えるかどうかは、他人からのエラー報告頼り(苦笑]

Takachin [外からだったら、imodeとかの携帯電話からアクセスするとかどうでしょう?簡単ですよ〜。って見当違いだったらすみませ..]


2003-12-21(日) [長年日記]

あひゃ

前田さんまでtDiaryになってしまいました。こりゃまたべらぼうにカワイイじゃないか。

無線LAN導入

……のつもりでいろいろ買ってきたので、しばらくうちのサーバにアクセスできないかも。

うまく導入できれば家中どこにいてもアクセスできるので、まだ2ページしか書けてない原稿も進みやすくなるかも……。嗚呼、あと4ページ。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

Yuyang [我が家も導入を考えているのですが、たださんはどんな構成にしたのですか?]

前田 [ありがとうございます:-) 導入するのが大変そうだと思って後回しにしてたんですが、想像よりずっとラクでした。 使い勝..]

たむら [無線LN<最近こんなツッコミばかり... 確かにカーイーな〜>前田さんち # うちとは大違いだ]

ただただし [あひゃ]

arton [なんだ書き間違いだったのか……(なんか、どえらいものを導入するんだと思ってた)]


2003-12-20(土) [長年日記]

ウェブログ・ハンドブック―ブログの作成と運営に関する実践的なアドバイス(レベッカ ブラッド)

Amazonの方に書いた書評がやっと載ったので、こっちにも書いておこう。Amazonの書評欄って、ふとしたはずみで改行が消え失せてくれるからたまらん。最近は検閲も厳しいみたいで、ちょっと悪いこと書くと掲載してもらえなかったりするし。やっぱ売る側が書評サイトを運営するのは、倫理的に問題があるよな。

というわけで、日記には好き勝手が書けるわけだが、本書の場合はけなすところがほとんどないのであった。

さて、最近、Weblogの動向が激しくなっている。さまざまなサービスが目白押しで、ニュースのない日がないほどだ。当然ながら「Weblogとは何なのか」を解説した文書が多く目に付くことになるが、「Weblogで儲ける」ことを意識したその手の文書は、多くの場合、書き手の都合の良いようにねじ曲げられがちだ。そんなとき、その真偽を確かめる方法として、「その文書が本書をベースにしているかどうか」をあげたい。「レベッカ・ブラッドがこう言っているので……」とか「ブラッドはこう書いているが……」とか、論旨が賛否いずれの場合でも、少なくとも本書を読んだ上で議論を展開しない論説は、眉につばして読むべきである。

今後Weblogについて語るなら、まず本書を読んで、その歴史と位置づけを理解してからにすべきだ。こうして優れた翻訳が出た今、それやらないのは怠慢である。例えば、GoF本を読んでない人とデザインパターンの話をするのは勘弁して欲しいというのと、似たような話である(よくわからん例えだな)。

Weblogムーブメントの初期からその歴史を体験し、あくまで一人のWebloggerとして活動し続けている著者の言説は、決して読者を都合の良い方向に誘導することなく、客観的で、それでいて当事者としての熱意を併せ持っている。これは本書のもっとも特徴的なところだ。Web上でよく見かけるWeblog論は、自分は部外者のふりをして他人事のように書くか、逆に思いっきり当事者になって熱い思いを吐き出しているかどちらかである。前者は読者の共感を得にくいし、後者は論理が破綻していることが多い。本書はこのバランスが非常に優れている。

もちろん、これからWeblogを始めようとする人、すでに始めてしまった人にも、強くお勧めできる。単なるツールの使い方ではない、Weblogを続ける上でもっとも大切なことが、本書にはぎっしり詰まっている。なによりも毎日書くのが大切であることを説いている箇所など、「長く続けられること」を狙ってtDiaryを開発した身としては共感するところが大きい。とにかく、これさえ読んでおけば、Weblogコミュニティに踏み出す最初の一歩が、とても楽になるだろう。まったく、本書が日本で最初のWeblog本でないのが不満でならない。

それにしても驚くのは、日本のWeb日記やテキストサイトがたどった歴史を、Weblogがみごとなまでに同じようにたどったという点だ。適切に選び抜かれた訳語(「デザイン厨」とか出てくるし……)のせいで、最初から日本語で、Web日記について書かれたのではないかと錯覚してしまうほどだ(「TRICK」ネタや、ヘルシングのテンプレが出てきたときはズッコケたけど)。

日本の状況については訳者によるあとがきで明らかになっているが、国境のないインターネットで、ここまで同じことが長いこと交わることなく進行していたというのは、にわかには信じ難いほどだ。そして今、日本のテキストサイトとアメリカのWeblogは、その文化を交える段階に進んでいる。実に心踊る時代ではないか。

最後に少しだけ苦言を。訳者のサインがある本を持っているおれに言う資格はないかも知れないが(献本してもらったのである)、Weblogをするすべての人に読んで欲しい本であるからこそ、この値付けはどうかと思う。デザインに凝るのはいいが、「ハンドブック」というからには、もっと手軽に買えて手軽に読める、軽装本にすべきだったのではないか。

Tags: book

出社。

Realforceに触れていたくて、休日出勤(この文の前半は嘘です)。夕方から歯医者にも行かなきゃいけないし、19:00にジュンク堂なんて無理だよ。って、福岡店か。全国の支店に人が集まったらおかしいな。

で、仕事なんであるが、最近どうも手に余るくらい複雑なスケジュール管理が必要な仕事を割り当てられたので(といっても世間の基準から言えば楽だと思う。おれが苦手なだけ)、ちゃんと工程管理ができるソフトウェアが必要だと思ったわけよ。そのせいで土曜に出勤しているわけで。

そこで、はりせんかましで紹介されていたToDo Chartを使ってみた。シンプルで使いやすく、けっこう気に入った。TDC昆布も入手したので、これでバッチリ(になるといいなぁ……)。

天皇杯: 川崎 0-5 市原

え……えぇ〜!? がっくし。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

ドリフェル [国境はなくても、言語障壁があるよね。]

ただただし [blogに関して言えば、言語障壁はけっこう簡単に乗り越えられたということが、昨年のblog論争である程度実証されたと..]

なぎさっち [対国見戦での貯金があるから得失点差ではプラスということで。]

ただただし [高校生相手とJ1相手でレートが同じっすか(笑)]


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