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ただのにっき


2003-01-09(木) [長年日記]

piccolo(15)

temp1:       +75 sensor = thermistor
temp2:     +42.0 sensor = PIIeleron diode
temp3:    +210.0 sensor = thermistor

ishiiちゃんが破壊工作したヒートシンクに付け替えて一晩。吸気口から覗く銅色のブロックはなかなか渋い。あまった添付のヒートシンクはCD-ROMドライブを外したところに置いてみた。少しはHDDの放熱に役立つ?

もっとも、これを見ると、ぜんぜん変わらんな。やっぱ、筐体がボトルネックだ。今後は穴開け加工もしくはファン導入の方向で。

logcheck

せっかく(数値がイマイチ信用ならんとは言え)lm_sensorsを導入したのだから、これを定期的に報告させよう。MRTGでグラフ化という手もあるけどまだApacheを立てるつもりはないので、とりあえず毎時毎時root宛てに来るlogcheckに混ぜる方向で検討する。もちろんpostfixは設定済み。

まずはログを取得する以下のスクリプトtemplogを、/etc/cron.10minを掘ってそこに作成。温度の数値3つを取り出して1行に並べるだけ。「℃」は文字化けするので削ってある。

#!/bin/sh
TIME=`date '+%b %d %X'`
HOST=`hostname`
TEMP=`sensors | fgrep temp |
   sed -e 's/  */ /' -e s/.C//g |
   cut -d' ' -f2 |
   xargs echo`
echo "$TIME $HOST sensors(temp): $TEMP" >> /var/log/templog

これを毎10分ごとに実行するために、/etc/crontabに以下のエントリを追加。

00,10,20,30,40,50 * * * * root run-parts /etc/cron.10min

で、logcheckのターゲットにするために、/etc/logcheck/logcheck.confの、LOGFILES変数に/var/log/templogを追加する。ちなみにこの変数内の順序でレポートされるので、一番先頭に挿入するとメールの最初に来るようになるから今はそうしている(セキュリティレポートより関心があるのかよ……)。これで以下のようなメールが毎正時に届くようになる。

Jan 09 11:10:00 spc46 sensors(temp): +75 +43.5 +208.0
Jan 09 11:20:00 spc46 sensors(temp): +75 +46.0 +208.0
Jan 09 11:30:00 spc46 sensors(temp): +75 +47.5 +208.0
Jan 09 11:40:00 spc46 sensors(temp): +75 +47.5 +208.0
Jan 09 11:50:00 spc46 sensors(temp): +75 +47.5 +209.0
Jan 09 12:00:00 spc46 sensors(temp): +76 +47.5 +208.0

さらに、このログが増えすぎないように、/etc/logrotate.d/に以下のtemplogを追加しておく。/etc/logrotate.confの設定により、毎週切替えで4週間分保存される……はず(←まだrotateされてないのでわからん)。monthlyでもいいかも知れない。

/var/log/templog {
    missingok
}

tDiary: テーマ

昨日、新作テーマがドカドカと6つほど投稿された。相変わらずNanaはパワーがあるなぁ。これで総テーマ数は150を越えた模様。

そういえばruby-lang.orgをtDiaryにした(必然的にCSSによるレイアウトになった)ことで、いろいろと(丁寧な)クレームを受けるようになった。公開当初、色弱者に優しくない色使いを指摘されてカラーデザインの変更で対処したり、最近では視力の弱い人向けに大きなフォントでもレイアウトが崩れないalternate stylesheetを付け加えたり。

しかし、CSSに関してはあちらを立てればこちらが立たずという状況は相変わらずで、alterstyleのおかげでKonqueror 3.0.xでCSSが重なってしまうという指摘を受けた。もうっ、またこんけらかよ!! まぁ、これはtitle属性の追加でなんとかなりそうなので、あとでtDiary本体の方にもフィードバックしておこう。tDiary.Netの方にはずーっと前からalterstyle指定してあるのに、なんで誰も文句言って来なかったんだろう(笑)。

AppleがKonquerorベースのSafariなるブラウザを発表したりしているので、しばらくはKHTMLエンジンに関するトラブルが続きそうだ。つーか、ここに上がってる問題って、Konqueror 2.xの頃からあったよなぁ。直ってないんかい。

あと、Opera7でも、alterstyleに問題がある? ホント?

とりあえずruby-lang.orgの見栄えに関しては、たむらさんがRAAの報告用ページを作ってくれたのでそっちへ集積。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

Yuya [「*/10」ではだめなんですか?<10分毎]

ただただし [cronの実装に依存するのでダメです(なんちて) その指定方法が、あんまり好きじゃないだけ。]


2003-01-08(水) [長年日記]

piccolo(14)

最近、piccolo日記化しているな。

コの字型になってるガワが上からかぶさっているのを、上辺だけ金ノコで切り落とす、というストーリーで頼んでおいたヒートシンク加工だが、ニッパでつかんでひねったらガワ全体が取れちゃったらしい。さすがはクラッシャーishiiである。まぁ、すっきりしてよかったけどな。帰ったら付けてみよう。ブレードが1枚欠けちゃったから、冷却効率落ちてないといいけど。

もっとも、ゆうべケースを剥いでみたら、内部はどこもかしこもアッチッチ状態で(だからCPUが30度台という表示はやっぱりおかしい)、こりゃぁ、どんなヒートシンクを付けても廃熱がうまくいってないならダメかもな……という気にはなってきている。temp1の70度というのはあながち間違ってないような感じだ。ファンを入れても裸なら本当に静かだし。ケースがガンだな、やはり。って、piccoloの存在を否定をするようなこと言ってどーする。まぁ、ケース加工してファン導入、というのはアリ、ということで。

そこで(?)、今日はそのまま裸で電源を入れてきた(もちろんファンレス)。だいたい15〜20度低いみたいだけど、どうだろう。って、どうって言われてもなぁ。

temp1:       +52 sensor = thermistor
temp2:     +20.0 sensor = PII/Celeron diode
temp3:    +208.0 sensor = thermistor

MEGUMILK

色々とご心配(?)おかけしたりしましたが、アカディもちゃんとMEGMILKブランドに移行していました。パッケージデザインはそのまんまだったけど。

#真っ赤な牛乳パッケージって、ちょっと変だよなぁ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

Yuya [実は単位が摂氏じゃない罠?:-)]

ただただし [いや、文字化けするから削ってあるけど、コンソールにはちゃんと℃って出ているのだ。]


2003-01-07(火) [長年日記]

piccolo(13)

ishiiちゃんに切断してもらうヒートシンクを会社に持ってきたら、想像していたものと違っていたらしく、たいそう驚かれた。「CPUの上に載ってる黒いアレ」は、プラスチックだと思っていたらしい。プラスチックで放熱できれば、安上がりでいいですなぁ。って、昨日から何度も「銅」って言ってるやんけ!!

それはさておき、夕べからまたファンレス運用に戻している。やっぱり風切り音が気になるので。しかし、lm_sensorsの出力はなんか変だよなぁ。温度のところだけ取り出すと、こんな感じである。

temp1:       +71 sensor = thermistor
temp2:     +34.0 sensor = PII/Celeron diode
temp3:    +208.0 sensor = thermistor

temp3は明らかに変なので、数値自体の信憑性はないと考えるようになった。キャリブレーションが必要だろう。いずれにしても、temp1とtemp2は負荷に応じて上下するので、なんらかの温度を反映しているのはたしか。

temp2がCPUだとすると、temp1はM/B上のどこかだろう。CPUよりも倍も温度が高いってこと? ちなみに、筐体に触ると風呂の温度くらいの熱を持っている。CPUが30度なら、それより筐体が熱いのも変じゃないの? と思ってGoogleしてみると、piccoloユーザの日記を発見。ヒートシンクの方がケースよりも温度が低いって。あらま。

続けて読んでいくと、この人すごい。ファンを換装した上にケースに加工。さらにケース側面にまで穴。ファン付きでほとんど無音にまでたどりついている。最終的にはMP3再生中にも30度前後を保つようになったようだ。すばらしい。やっぱ、穴を加工することで風切り音はなくせるんだなぁ。それならファンレスにこだわらなくてもいいかも。うーん、ボール盤……。

追記: ↑よくよく読み進めてみると、筐体の上にファンを置いて風を送っているようだ。なんだ、本体完結じゃないのか……。ちと残念。

おぉ、ご本人に登場されてしまいました。情報ありがとうございます。2chのスレも全部読んでしまいましたよ。感動です。写真がぜんぶなくなってて悲しかったですが(笑)。

「piccolo、piccolo」って書いてるけど、実はSUMICOMの鏡面仕上げVer.なので(「SUper MIni COMputer」の略だって。ダサっ)、ケースを加工するとメッキがバラバラはがれてきそうなんだよね。まぁ、見てくれにはあまりこだわらないから構わないんだけど。ハンドドリルでいけますかね。

でも、どうせファンを付けるなら、CPUはヒートシンクだけにして、外しちゃったCD-ROMドライブの代わりに吸気ファンを入れて、上から排気するようにした方が好みだな。あそこに何か入れられると面白いんだが。

それより2chの方にあったALPHA UBC60-20Bってんはすごく良さげ(ちなみに25mmのは入らないはず)。ishiiちゃんの改造が失敗したら買ってみよう(笑)。やっぱ、目指すは完全ファンレス。

それからメモ: VIA Processors

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

a.k [ボール盤買え〜〜っ]

ただただし [買うかいっ]

Hito [初めまして。 読みづらい日記を読んで下さりありがとうございます。 件のpiccoloは静音化に注視すれば12cmファ..]

suzune [ボール盤あるよ(笑)? ついでに精密加工用の高〜いドリル刃も各種取り揃えております。 商売道具ですからね(大嘘)]


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