2003-01-06(月) [長年日記]
■ piccolo(11)
昨日のヒートシンク、ishiiちゃんが金ノコを持っているというので、上部切断にトライしてもらうことにした。しめしめ。
チャットでS.P.C.の連中と話していたら、CD-ROMドライブをとっぱらってしまえとか、ケースに穴をあけて背の高いヒートシンクを突き出せとか、相変わらずバカである。もっとも、ちょっと考えなくもないのだが(笑)。
CD-ROMドライブはOSを入れてしまえば用なしなので、外していいのはたしか。今日びのサーバはCPU/メモリ/HDDだけ付いていればよろしい。まぁ、Audio CDをツッコんだら自動的にMP3エンコードしてくれるサーバというアイデアもあるんだけど、小型ファンレスマシンでそれをやるのは無謀というものだろう。CD-ROMドライブはサブ基板を挟んでHDDの上にあるので、ここが空くとHDDの冷却にもいいし。外したあとの穴をどうにかしないとホコリがはいりそうだから、同じサイズでパンチングメタルの蓋があったりするとカッコイイんだけどな。どっかが出してないかしらん。
ケースに穴、というのも実はアリで、CPUの直上が放熱スリットになっているからこれを切除すると、数mmくらいは余裕ができるのだ。ちなみにこのスリットのエッジが雑で、ファンを回すと風切り音がするのでなんとかしたい。で、ここを薄い(やはりパンチングメタルの)カバーに置き換えれば、けっこう悪くない感じ。ただ、CD外すのとはわけが違うので、最後の手段ではある。つーかおれ、そういう加工はめっぽう苦手だし。
■ tDiary: バグ対応
昨日のバグはパッチをいただいたので、少し修正してcommitしておく。
日記というのはほとんどの場合は追加していくものなので、いままで顕在化していなかったものと思われる。……とは言え、自分のデータを参照してみたら、約半分のデータの末尾にゴミが入っていた。ヘッダ部分が残っていなかったので誤動作はしなかったようだが。うーむ、そういうもん?
■ piccolo(12)
というわけで、CD-ROMドライブを外した。あいた穴には、ヨドバシで買ってきたPS2(ゲーム機の方)用のほこりよけフィルタを切って貼った。
一晩このまま置いておいて、温度の具合を確認しよう。
■ iptables
またもや自分で調べる前にかずひこアドバイスをいただいてしまったので、ありがたくトライしてみる。もっとも、NATを使うんだろうとは考えていたので、同じ回答にはたどりつけたと思う。
ただ、その後IRCで検討した結果、同じホスト内ということもあり、NATじゃなくてREDIRECTでいいんじゃないの、ということになって、けっきょく現在の/etc/sysconfig/iptables
には以下のような設定を追加してある。
*nat :PREROUTING ACCEPT [0:0] :POSTROUTING ACCEPT [0:0] :OUTPUT ACCEPT [0:0] [0:0] -A PREROUTING -p tcp --dport 443 -j REDIRECT --to-ports 10443
これでZebedeeは10443で待たせておけるようになった。専用のユーザ「zebedee」を作って、実行しておく。
2003-01-05(日) [長年日記]
■ piccolo(10)
お年玉を握りしめて(うそ)、町田のヨドバシへ。piccoloのCPUクーラーを探すためである。
付属のクーラーはヒートシンク+ファンであの小さなケース内におさまるようになっているので、ヒートシンクが非常に薄く、ファンを外すと上の空間が無駄になる。ヒートシンクだけでちょうどいい大きさになるようなクーラーを探してくれば、さらなる安定運用が可能になるだろう、というもくろみ。
もっとも、付属のクーラーはメーカーにも型番がないような怪しいシロモノなので寸法がよくわからない(「JAKS17-B」と書いてあるのだが、メーカーのサイトには存在していない)。そこでだいたいの大きさを実物から測って出かけたのだが、なかなかいい感じのが見つからない。付属のは高さを削る代わりに幅と長さを大きくしてあるのだが、市販品でその大きさのを探すと、高さも長大なものになってしまう。
仕方がないので、高さ優先で選んだら、50x50x25mmの銅のクーラーが見つかったのでそれを買って帰る(MCOのCF-FC1というヤツ)。ついでにパステルでプリンも買って帰る。なんか、この年末年始で、甘いものばっかり食ってる気がするな。体重計には乗らないようにしよう。
閑話休題。
帰ってさっそく付けてみる……が!! ほんの1mm高かった(泣)。くっそー。目測を誤ったか〜。ファン取り付け用の銅の板さえ切り落とせれば付きそうなんだがなー。この上、糸ノコまで買うのは本末転倒だぞ。
仕方がないので、外しておいたファンを元のヒートシンクに付けて装着。しばらくファンありで運用することに。悔しいから買ってきた銅シンクには、シリコングリスを塗って筐体の上に乗っけてやったぜ(バカ)。
しばらくはCPUクーラー探しの旅だなぁ。希望は60x60mm以下の面積で、24mm以下の高さのモノ。余裕を見て23mmくらいがちょうどいい。
■ tDiary: インストール
yucoさんがインストールのドキュメント(?)をWiki上に展開しているのでメモ。
インストールドキュメントってのは、順を追って書いているうちに環境によって無数に分岐してしまうので、とても書くのが難しい。添付のREADMEがぞんざいなのは、手抜きというよりは、そういう無数の環境に気を配って書くだけの工数をかけられないからでもある。もちろん、開発者がすべての環境を体験できるわけでもないし。さらに言えば、英語のドキュメントも同じように書かなければならないなんて、もう。
こういう状況を打破するひとつのアプローチが、インストーラの作成だったり、バイナリパッケージの作成だったりするわけだ。tDiaryではインストーラは作っていないが、バイナリパッケージはRPMやdebがすでに登場している。しかしこれは、レンタルサーバ上に設置する場合には適用できない。
で、もうひとつのアプローチは(もちろん)がんばってドキュメントを充実させるという方向なわけで、さまざまな環境を体験してきた複数の人たちが、よってたかって書き込めるWikiという舞台は、こういうドキュメントを書くのに適していると思う。充実してきたらREADMEからリンク貼ったろ(笑)。
■ iptables?
今日はメモばっかりだ。
piccolo上でトンネル用のZebedeeを動かしているわけだけど、httpsのふりをさせるために443番ポートで待たせてある。セキュリティ的にも一般ユーザで開けられるポート番号にしたいんだけど、これってiptablesあたりでうまくできないのかな。つまり、443を開けておいて、そこに来たパケットは10443に回す、みたいな。で、Zebedeeには10443で待たせておくと。
つーわけで、これも要調査。
2003-01-04(土) [長年日記]
■ 善光寺(2)
宿は早めに出て、善光寺リベンジ。午前中はまだ空いていたので、おみくじも引けたし、おまいりもできた。おやきも食べた。
昼はまた蕎麦を食った。こんどはサービス良かったけど、出てくるまでに時間がかかりすぎ、あやうく新幹線を逃すところだった。やっぱサービス業には向いていないのか、長野。
■
イリーガル・エイリアン (ハヤカワ文庫SF)(ロバート・J. ソウヤー)
旅行中に読もうと思って持っていったのがコレ。行き帰りの電車で暇つぶしに読めればいいや〜、というつもりだったのに、面白すぎて初日に宿でぜんぶ読みきってしまった。おかげでロクに風呂に入っていないような……。
出だしのコンタクト場面は、ウェットウィットに富みつつもグッとくる描写がおおくて、これはこれでよかったんだけど、やはり法廷劇が最高に面白い。宇宙人を殺人容疑で裁判にかけるというトンデモ設定なのに、ノンフィクションを読んでいるかのように感じてしまうのはさすがソウヤーというべきか。
陪審制度でなければ描けなかった話でもあるので、「12人の怒れる男」みたいに陪審側からも描いて欲しかったかも。長さも手頃で、5つ★。
◆ かずひこ [iptables -t nat -A PREROUTING -p tcp --dport 10443 -j DNAT..]
◆ かずひこ [↑これだと、10443 に来たのを 443 に飛ばす、なので逆でした。 iptables -t nat -A PRE..]
◆ すずき [yuko さんじゃなく yuco さんだったり?]
◆ ただただし [ふぇぇ。すいません、すいません、すいません。]
◆ yuco [いやいやそんな、謝らないでくださいよ〜]