2003-01-07(火) [長年日記]
■ piccolo(13)
ishiiちゃんに切断してもらうヒートシンクを会社に持ってきたら、想像していたものと違っていたらしく、たいそう驚かれた。「CPUの上に載ってる黒いアレ」は、プラスチックだと思っていたらしい。プラスチックで放熱できれば、安上がりでいいですなぁ。って、昨日から何度も「銅」って言ってるやんけ!!
それはさておき、夕べからまたファンレス運用に戻している。やっぱり風切り音が気になるので。しかし、lm_sensorsの出力はなんか変だよなぁ。温度のところだけ取り出すと、こんな感じである。
temp1: +71 sensor = thermistor temp2: +34.0 sensor = PII/Celeron diode temp3: +208.0 sensor = thermistor
temp3は明らかに変なので、数値自体の信憑性はないと考えるようになった。キャリブレーションが必要だろう。いずれにしても、temp1とtemp2は負荷に応じて上下するので、なんらかの温度を反映しているのはたしか。
temp2がCPUだとすると、temp1はM/B上のどこかだろう。CPUよりも倍も温度が高いってこと? ちなみに、筐体に触ると風呂の温度くらいの熱を持っている。CPUが30度なら、それより筐体が熱いのも変じゃないの? と思ってGoogleしてみると、piccoloユーザの日記を発見。ヒートシンクの方がケースよりも温度が低いって。あらま。
続けて読んでいくと、この人すごい。ファンを換装した上にケースに加工。さらにケース側面にまで穴。ファン付きでほとんど無音にまでたどりついている。最終的にはMP3再生中にも30度前後を保つようになったようだ。すばらしい。やっぱ、穴を加工することで風切り音はなくせるんだなぁ。それならファンレスにこだわらなくてもいいかも。うーん、ボール盤……。
追記: ↑よくよく読み進めてみると、筐体の上にファンを置いて風を送っているようだ。なんだ、本体完結じゃないのか……。ちと残念。
■ おぉ、ご本人に登場されてしまいました。情報ありがとうございます。2chのスレも全部読んでしまいましたよ。感動です。写真がぜんぶなくなってて悲しかったですが(笑)。
「piccolo、piccolo」って書いてるけど、実はSUMICOMの鏡面仕上げVer.なので(「SUper MIni COMputer」の略だって。ダサっ)、ケースを加工するとメッキがバラバラはがれてきそうなんだよね。まぁ、見てくれにはあまりこだわらないから構わないんだけど。ハンドドリルでいけますかね。
でも、どうせファンを付けるなら、CPUはヒートシンクだけにして、外しちゃったCD-ROMドライブの代わりに吸気ファンを入れて、上から排気するようにした方が好みだな。あそこに何か入れられると面白いんだが。
それより2chの方にあったALPHA UBC60-20Bってんはすごく良さげ(ちなみに25mmのは入らないはず)。ishiiちゃんの改造が失敗したら買ってみよう(笑)。やっぱ、目指すは完全ファンレス。
それからメモ: VIA Processors
ボール盤買え〜〜っ
買うかいっ
初めまして。
読みづらい日記を読んで下さりありがとうございます。
件のpiccoloは静音化に注視すれば12cmファンの後付は不要な状態なのですが、
HDDの寿命を延ばす為に動作温度を下げる事を目標にしたところ、
ご覧のようなザマになっていきました。
風切り音にお悩みでしたら、お読みになった手法でも解決可能と思われます。
特にオフセットしている吸気穴位置の変更は効果大ですので、
筐体改造にためらいがなければ試してみて下さいませ。
なお、自分は2chの下記スレでも情報発信しておりますので、ご参考下さい。では、お邪魔しました。
"Opera Piccolo"&"SUMICOM"
http://pc3.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1031788478/
ボール盤あるよ(笑)?
ついでに精密加工用の高〜いドリル刃も各種取り揃えております。
商売道具ですからね(大嘘)