2001-09-16(日) 4677歩 [長年日記]
■ #43組み立て(2)
今日は夜までPCをいじる時間がない。買い出しに行ったり、車のタイヤ交換をしたり、実家に行ってサンマとイカを死ぬほど食ったりした。
帰宅後、さっそく#43と#15を立ち上げてIRCへ。今日は_tom_さんがいた。昨日の状況を説明して、いろいろ見てもらったが、やはりXFree86を3.3.6にした方がよいのではないかという結論。そんじゃそうしませう。ZooにあるXFree86-SVGA-3.3.6をGETしてきてインストールし、XF86_SVGAサーバへのリンクを設定する。
# rpm -ivh XFree86-SVGA-3.3.6-14k.i586.rpm # cd /etc/X11 # ln -sf ../../usr/X11R6/bin/XF86_SVGA X
これでもXconfiguratorが死ぬ状況はかわらないので、_tom_さんにXF86Congig
を手動で作ってもらう。XF86Congif
が手で書けるなんて、すごいでしゅー。
■ ここでXFree86豆知識(またの名を受け売り)。XFree86 3.xと4.xの違いは、3.xがXサーバをチップごとに持っていた(実際はかなりの数のチップがSVGAサーバで動いたが)のに対して、4.xでは単一のXサーバ(XFree86)に対してビデオドライバを差し替えて使うようになっている。今回のトラブルは4.x用のsisというドライバがうまく動いていないようなので、これを(SiS630をサポートした)3.3.6用のSVGAサーバで動かそうという狙い。4.xを使っている環境では/etc/X11/X
がXFree86
へのリンクになっているので、3.x用のSVGAサーバを使わせるために上記のような作業をするのである。豆知識終わり。
■ XF86Config
(3.3.6用なので-4
は付かず)を/etc/X11
に置いて、おそるおそるstartx
。すると、1280x1024の解像度でXが立ち上がり、Gnomeデフォルトのデスクトップが現れた!! うひょー、すばらしーっ。_tom_さんありがとー。うわーん(号泣)。
この時点で午前2時。また遅くなってしまった。明日は会社だ。ということで、動いたことを確認して寝る。#15からのファイルのコピーはどうするか、明日考えよう。
2001-09-15(土) 7682歩 [長年日記]
■ tDiary
本日のハンティングはhoney日記とおもいっきり雑記帳!です(60)。どちらもれんたるtDiaryのお客さんですな。どうぞよろしく。
tDiaryとは直接関係ないけど、いまごろこんなRefererがあったことに気づく。機能があっても気づかなければ意味がないのぅ(しくしく)。ご指摘の点は直しました。spanの閉じタグが</title>になってるし……。
■ アキバ巡礼
さて、予告通りアキバ行き。といっても起きたのは昼頃で、smallはすでにアキバ入りしていた。久々にカブを引っ張り出して、一路R246を東へ。ちなみにアキバでPCを買うときはカブに限る。車だと渋滞するし、電車で持ち帰るのは悪夢だ。うちのカブはプレスカブ用のリアキャリアをつけているので、ミドルタワーくらいなら楽に載せられるのである。今日は小型ベアボーンがターゲットなので周辺パーツ数も少ないし、さらに楽勝であろう。
13:00ごろ到着してsmallと合流。こないだからi815で痛い目に遭っているので(←濡れ衣の可能性大だが)、別のチップセットにしたい。IRCでダラズな人たちに聞いてみたらSiS630Eはすんなり動いたという証言を得られたので、ターゲットチップセットはそれにする。あちこち見て回ると、ECSのBK25というのがけっこう目に付く。ベアボーンとしては最小クラスの筐体で、PCIスロットはなし。CD-ROMドライブが標準サイズを使っているので、将来CD-RWとかに置き換えることができそうなのがポイント高し。CPUがFDDの下に来るのでスペース的な問題で専用のクーラーが必要とのことだが、いちおう1GHzまで動くとある。
とにかく小さくて、静かで、暑くないのが目標なので、これはよさそう。値段はどこも22.5K円くらいだったんだが、フェイスでなんと17.7K円。ダントツに安い。まさか展示品だけじゃないだろうな、と思って聞いたら在庫があるという。ただしBK25じゃなくてBK27になる。デザイン的には27の方が好みなので問題なし。というわけでここに決定。CPUはあえてCeleron 800MHz。under 1GHzを買うなら今が最後のチャンスだろ(笑)。メモリは怖いほど安い512MBを1枚。
HDDはT-ZONEでSeagate U6の40GBをGET。これも静かだという評判からチョイス。あとプラットホームに、我がいとしのキーボードFKB-8744が入荷していたので即GET。ベアボーンキットにはキーボードもマウスも憑いて来ているが、どーせ好みじゃないので。でもマウスはあとで買おう。
あ、そうそう、忘れちゃいけない特記事項。smallにはPentium 4を買わせておきました(笑)。人の買い物に付き合って、自分の方が高いもの買っちゃうあたりが散財王small様らしい。
■ ビデオ
家に帰ると、かみさんが「ビデオが壊れた」と言う。今夜の札幌の試合(とうとう勝ったよ!!)を録画したいので、今日中に買わないといけない。そのまま町田のヨドバシまで車を出す。
うちみたいにビデオ稼働率の低いうちでは安いので十分。S-VHSなんていらない。でもサッカー中継があるからBSチューナーはあると便利だろう。ということで、VictorのBSチューナー憑きの安いのを買ってきた。この夏はエアコンとかも買ったので、ぜんぶポイントで払えてしまったよ(笑)。
ヨドバシついでに、買い忘れていたVGAケーブルと、マウスを購入。マウスはLogitechのブルブルマウスを買った。Linuxでは使えないだろうから、会社で使ってるのと交換することにしよう。
■ #43組み立て
さて、組み立てだ。このマシンはS.P.C.43号機(略称#43)になる予定。
なにしろ小さいので、全部バラさないとCPUもメモリもHDDも入れられないんだけど、これがなんとも難しい。マニュアルは英語なのに不親切で、CPUクーラーの取り付け方法すら書いてない。なんとかバラして組み込んだあと、おもむろにKondara 2.0をインストール……ほぼ順調。なぜかXの設定がなかったけど……???
で、起動後Xconfiguratorを起動。プローブがSiS 630を認識する。そこでOKすると、なんとSEGVる。をいをい〜。XF86Config-4
が作れないとなると、まったくのお手上げだ。
旧マシン(#15)を立ち上げでIRCに助けを求める。ちょうどとほほるさんが常駐していたので、いろいろアドバイスをもらう。XconfiguratorがダメでもXの設定には他にもいくつか手があって、xf86cfgはXサーバが立ち上がるところまではいった。でもグレーのバックにバッテンマークのマウスカーソルが出るだけでダメ。でもカレントディレクトリにXF86Config.new
というテンポラリファイルを残してくれたので、それを/etc/X11/XF86Config-4
としてコピーしてstartx
。
おお、VGAだけど立ち上がったぞ。てことはやっぱ、sis
ドライバはXFree86 4.xではまだ安定してないってことか?(実際、XFree86のサイトにはそんな感じの記述はある) でもとほほるさんの経験ではASUSのM/Bではサクっと動いたらしいのだが……。最後の逃げとしてXFree86 3.3.6のSVGAサーバにするという手があるけど、それでもXF86Config
をどうやって作るんだ、という問題は残る。
いちおうXF86Config-4
をとほほるさんに手直ししてもらうも、やはりダメっぽい。と、この時点で午前4時。明日(つーか今日だけど)もあるので、今日のことはここであきらめて寝ることに。とほほるさんにはひたすら恐縮されてしまったが、別にとほほるさんのせいじゃないし。そもそも自作PCはこれが醍醐味だしねっ(違)。まぁ「SiS 630EでMaryが動く」という言葉を信じて買ったのは確かだけど(笑)。しかし、途中まで順調だったのになー。なんか今年はPC厄年って感じだ。
2001-09-14(金) 12388歩 [長年日記]
■ ツッコミの文字数
最新(or月別)表示のツッコミ省略表示についてのリクエスト、暫定日記にて。
あっちのツッコミにも書いたけど、日記の主役はあくまで日記本文であって、デフォルトでツッコミを全文表示してしまうとただの掲示板になってしまう。そもそも「なんでやねん」(6文字12バイト)で代表される(?)ように、ツッコミというものは短くて鋭いものが正しい。ツッコむ側もいかに鋭利な(それでいて暖かみがある)ツッコミを入れられるか熟慮の上で投稿ボタンを押して欲しいものである。日記はだらだら書いてもいいが、ツッコミには技術が必要なのである:-)
とは言え、現在の60バイト30文字という制限はちょっとキツいかな、と思わなくもないですな。せめて倍くらいにはしようか。
■ zipいらぬ。
明日、アキバに行ってパーツを買いこんで来ようと思ってるんだが、自宅と職場のデータ移動に使っているzip100、SCSIカードを入れるのも面倒なので新マシンには内臓ATAPIタイプを買おうと思っていた。が、考えてみたら自宅のおれはすでにブロードバンドマン。100MBくらい屁でもないのだ。わざわざ絶滅寸前規格(←言いすぎ)のメディアなんて使わんでも、ネット経由でやり取りすればいいのだ。
いまzipに入れて持ち歩いてるのは主にWebサイトのデータ一式で、普段はこれを編集してrsyncで公開している。これを自宅と職場の両方にコピーを持っておいて、編集前にダウンロード、編集後にアップロードすれば同期のことは心配ない。CVSを使えばもっと楽だけど、テキストだけじゃないのでそれはちょっとやりすぎ(というか、レンタルサーバ上にCVS環境がない)。rsyncを使ったスクリプトをいくつか書けばOKだな。
というわけで、徐々にzipとの決別を進めよう。長いこと世話になったが、もはやデータを手で持ち歩く時代ではないのだ。さらば、zipよ。
◆ yamk [CD-RW ってのもアリかも。640MB だし、消せるし、受け側は CD-ROM で桶。個人的には MO ですけど。]
◆ とほほる [うむ、CD-RWおすすめっすね。10倍とか12倍とかあるですし。]
◆ とほほる [ハモッてる。ハモッてるよ…]
◆ ただただし [くそー、うっかりw3mでC-rしちまった(笑)。]
◆ しんちゃん [いい見本です。<鋭利で暖かみのあるツッコミ]
◆ 姫 [しょうちゃん、ここは「ただの日記」だな。ぷっ (≧m≦*)]