2001-10-07(日) 4570歩
■ Windows
会社でWindows Updateに成功したa.kが、自宅で失敗したというので、半ば冗談で「時計を8月に戻してみな」と言ったら、本当に成功したらしい。たはは、マジかいな。
Windowsつながりで、いままでLinuxを動かしていた15号機にWindows 98SEを入れることにする。ゲームマシンがないとつらい。つーか、昨日houkouに「シリアスサム」を買ってきてもらったからな。
しかし、ナイジェリア戦開始と同時に始めたのに、終わる頃までフォーマットが終わらん。ReiserFSからFAT32って時間かかるのか? そんなの無関係にWindowsは遅いのか? うーむ。
2002-10-07(月) 1972歩(付ける向きを間違えた……)
■ tDiary: HEAD
限りなく独り言に近いけどメモっておこう。いずれ解決できるといいなぁ的メモとして。こういう人の安心材料になるかどうかは、わからない(笑)。
tDiary 1.5.0.20021003では、主要なクラスをすべてmodule TDiaryに入れて、名前空間の分離をはかった。加えてPluginクラスやConfigクラスを旧TDiaryクラス(新TDiaryBaseクラス)から分離。このため凝ったことをしているプラグインがいくつか動かなくなったので、一時的にcoreとpluginのマッチングが取れなくなっていた。
で、昨日はそれらのプラグインをちゃんと動くように修正していたのだが、大物yasqueezeがどうしても動かない。プラグインとして動かすと問題ないのだが、コマンドとして実行すると吐き出されるHTMLの中身がすべてプラグインエラーのメッセージになる。それが、cgi.rbの中でinsecureなrequireがあるというもので、なんでそんなものが出るのかわけがわからない。
プラグインエラーだからと、入れてあるプラグインをひとつずつ外してみると、犯人はrecent_listであることがわかった。yasqueezeとrecent_listの連携プレイらしい。……ってあれ? なんで@headerに入ってるプラグインが呼ばれてんねんっ(squeezeの出力するHTMLにはヘッダとフッタは含まれない仕様である)。
結局、Configクラスに追い出したtdiary.confの設定を、squeeze向けに正しく修正していなかったのが原因ということがわかって一件落着。いや、謎のエラーが出てしまうことの原因は掴めていないんだけど、もう出ないからいいや(笑)。
というわけで、現在のプラグイン集はHEADに追従しています(たぶん)。機械的に修正しただけで未テストのプラグインもあるけど(ぉぃ)。Asumi日記が先っぽになるのはおそらく今夜。
■ sage進行(3)
HTTP proxyのCONNECTメソッドについてツッコミ(他にもいくつか)。やっと意図がわかったっす(鈍すぎ)。つまり、HTTPSは433でCONNECTを使っているはずだから、それを使えば外部と通信できましょう、という意味なのねん。少し光明が見えてきたような。あとは内側と外側でstoneを動かせばいけるはず……?
って、こうやって穴を探すようになるから規制には意味ないってことを理解すれ〜 >NIC
■ パルちゃん
パルちゃん株上昇と言っても、生パルを見たのは今回が初めてなのでなんとも比較のしようがないんだけど、でも、Jリーグでもトップクラスのいいマスコットじゃないかとは思う。デザイン面でも、芸の面でも。かみさんが買った「くたくたパルちゃん」はなかなかの出来だったね、うん。癒し系。つーか、札幌サポがパルちゃんグッズ買ってていいのか?
他に生で見たことがあると言えば……ドーレ君(札幌)は、目が怖い(鳥だから)。かぶり物のサイズが大きいから、アクションが小さくてちと目立たない。でもデザイン的には良い方だと思う。鳥はデザインが難しいのか、なんだか垢抜けない感じのが多い。ベガッ太君(仙台)はタツノコプロ風味。マリノスケ(横浜F)は陰気な感じ。ジュビロ君(磐田)やアルビ君(新潟)は、少なくともかわいくはないよなぁ。……こうしてみると、鳥って多いなぁ。代表の三本足もそうだし。なんでだ? サッカーは手が使えなくてもいいから?
鳥以外だと、鹿島はなんだか、ただの鹿キャラって感じでひねりがない。あんまり芸もしないし。湘南やG大阪のは人間のかぶり物というところに無理を感じる(笑)。人間と言えば、FC東京にはアマラオというマスコットがいるので(ちげー)、インパクトであれに勝るものはあるまい。しかも芸達者(?)だし。ちゃんとお面とかフィギュアとか、グッズがあるもんな、アマラオ。
芸達者というなら、ガチャピンの後釜を狙っていると噂されるふろん太君(川崎)だが、彼は(いかつい肩パッドを見ればわかるように)カッコイイ系を目指したデザインなのに、芸がギャグなので(笑)。けっこう好きだけどね、ふろん太君。
ギャグと言えば、パルちゃんは「命!」とかやってました。他にも「飛びますっ、飛びますっ」とか。オリジナリティには欠けるもよう。でも、サポーターを盛り上げる技術はピカイチでしたな。あれはプロだ。マスコットのプロ。
■ Amazon アソシエイトIDレポート
四半期ごとに届くんだが、約9ヶ月経過してまだ配当がない。まぁ、書評系サイトじゃないし、こんなもんだと思う。
が。
うち経由で「あずまんが大王」を全巻買ったり、ガンダム本を買ったりしたのは誰だ(笑)。そんなの推薦した覚えはないぞ〜。
■ コニカRevio C2
おぉ。乾電池至上主義者としては悪くない。USB Storageかなぁ。たぶんそうだろうなぁ。
しかし、こうやって待ってると、どんどん新機種が出て買い時を逃してしまう。ということは、ぜんぜん必要じゃないってことなんだけど。
2003-10-07(火)
■ ご冗談でしょう、坂村健さん(2)
坂村健の本意は別のところにあるのではないかという指摘(神保町日記!、gtk's memo)。追記: gtk's memoへのリンクは文脈違いを指摘されたので削除。
TRONの「オープン」が仕様のオープンであって、オープンソースとは違うと言っていることは以前から知られていたと思う。ただ、オープンソースが著作権をないがしろにすると言った、誤った言説を最近見かけるようになった点が問題なのだ。これは明らかに間違っているし、知らずに言っているのであれば無知を指摘されてもしかたあるまい。だがもしそれを承知の上で言っているのであれば、そして彼の発言力を考えれば、それはフェアではない。
少なくともおれは、坂村健は(まだ)技術者のはしくれだと思っていたし、技術者というのは理性的な人種だと信じている。そして、自分が支持する技術の保護のために、敵対技術に関する誤った情報を流そうとするのは、もう技術者ではない。政治屋だ。今回の発言には、そういう「がっかり」を感じるのである。RFIDのプライバシー問題に理解を示すなど、自分の中で坂村株が上昇中だっただけに、よけいに「がっかり」なのだ。はなから政治屋である石原都知事が狙ったようなバカ発言をするのとは、期待度がだいぶ違うのである。
まぁ、いずれにせよ、真意をはかるには「週刊ダイヤモンド」を読まないとあかんのだな。雑誌のインタビュー記事が、本人の意思とは正反対の編集をされるって話はよく聞くから、読んでどうなるって話もあるが。普通の本屋に売ってるんだっけ? そんなオッサン雑誌、買ったことないよ(笑)。
■ tDiary: 1.5.5.20031006
01sp.rbがいい感じになってきたので先っぽ追従。非互換はあるが、それも先っぽの醍醐味(?)だ。
そうそう、sf.netのanonCVSが相変わらず調子が悪いそうなので、tDiary.orgで公開しているスナップショットを開発者用CVSから取ってくるようにした。これで少なくとも、毎朝「真のスナップショット」が作られるようになるはず。
■ 日本オンラインコミュニティ協会
ネットを介したユーザーと企業の関係をオンライン・コミュニティと定義、その概念の研究・啓蒙を推進しオンライン・コミュニティの健全な発展を目指す。
と書かれているのを読んで、「こりゃずいぶん狭い定義をしてくれるもんだな」と思ったんだけど、オフィシャルサイトには少なくともそんな怪しげなことは書いてないのであった。もっとも企業主体なのは間違いないようだ。だったら「gr.jp」じゃなくて「or.jp」の方がふさわしいドメイン名じゃないかと思わなくもない。少なくとも、もっと広い視野で「オンラインコミュニティ」を見て欲しいものである。
あ、blogがあるようです。面白いのでTrackBackしてみよう(笑)。※文字化けさせてしまった……。
■ amazon.co.jpのデータが消えた
わ〜、悲惨〜。
実は昨日、「Web上のサービスに置いてあるデータで、消えたら困るものって何かなぁ」と考えて、「Amazonのウィッシュリストが消えたらけっこう悲しいかも」なんて思っていたので、ちょっとタイムリー。って、イヤなタイムリーだけど。
2005-10-07(金)
■ 電磁誘導の充電器って別に珍しくないよな
ケーブルレスで複数機器に充電できるSplashpower(PC Watch)
以前使ってたPHSは電磁誘導だったし(今はどうだか知らないが)、いま使ってる電動歯ブラシだってそうだ。Splashpowerがこれらと違うのは、汎用なことと、多少のインテリジェント? だとしたらレシーバー1000円、充電パッドが3000円ってぇのは、ぼったくりじゃねぇの? 少なくともこの記事は持ち上げすぎだろー。
関係ないけど、かみさんがCEATECに行ってきたはずなのに、何の土産話も聞いてないことを思い出した。
■ 日本オンライン・コミュニティ協会はどこへ
長年日記を読んでいたら、2年前の今日、日本オンライン・コミュニティ協会発足、という記事があった。でも、発足直後からまったくなんの活動もしていないようだ。blogも更新されてないし。
archive.orgによると、1年くらいは微妙な更新をしていたようだが……。これ、会費払っちゃったりした気の毒な企業とか、あるんだろうか。
■ ヨドバシだめだめ
わざわざ予約注文をしていたにもかかわらず、連絡も入れずに店頭に商品(レフティマウス)を並べていたヨドバシ町田店だが、なんと今朝になってから呑気に入荷の連絡をよこした(留守電に対応させてしまったのが悔やまれる)。昨日、レジで予約票を出して、「なんで連絡くれないんですか」とネチネチ苦情を言ったのに、まったく伝達されてねぇ。
つーか、予約客を後回しって、どういう神経だ。ポイント使い切ったら、火急の用件でもない限り、二度と使わねーっ。
2006-10-07(土)
■ 時をかける少女
オープンしたてのラゾーナ川崎には、『時をかける少女』と『日本沈没』が両方観られる貴重な映画館があるというので出かけてきた。やっと観られたよ〜。
これは脚本の勝利だなぁ。別にアニメでも映画でもある必然があるとは思えないが、脚本がいい。良質な青春映画。いい歳したの大人がクネクネしちゃうのもわかる。ただ、時間モノなのにタイムパラドックスのかけらもないので、SF的な何かを期待する向きには不満な脚本だろう。
アニメとしてはどうかなぁ。キャラが背景や3D CGから浮き上がっていて、しっくりきていない。あれはわざとだろうか。15年くらい前のアニメみたいだった。ただ、マンガチックな真琴の表情は、ちょっとよかった。
あと、これだけは書いておきたいのだが、後輩の女の子が告る時にだけメガネを外しているのに気づいて、そういう演出をする監督とは友だちになれないと思った(そこかよ)。
■ 日本沈没
オープンしたてのラゾーナ川崎には、『時をかける少女』と『日本沈没』が両方観られる貴重な映画館があるというので出かけてきた。やっと観られたよ〜。
これは脚本が悪いなぁ。樋口監督は『ローレライ』といい、脚本に恵まれてないね。前半は盛り上げ方が下手すぎて、寝そうになった。あのタイミングで鎌倉の老人の名セリフを入れても、まだ観客には何の感慨もわかないだろうに。
ただ、結末までも原作から変更するストーリーは、別にいいかな、と。日本人や日本列島のことは何も描かないということは、原作のテーマは捨てると決めたということだろう。主人公が個人的な動機だけで動いくのはハリウッド映画の様式だ。ハリウッド映画として観るなら、よくできてると思う。とくに特撮は、ミニチュア臭さがぜんぜんない。進歩したもんだなぁ。
『トップをねらえ!』のセリフとか、和久井映見が酒蔵で働いているというネタ、富野由悠季・庵野/安野夫妻の名前がスタッフロールに登場するなど、遊びの部分も楽しめた。
■ ラゾーナ川崎
映画が終わって外に出たら、21時だというのにどの飲食店も大行列。川崎市民が大挙して巨大ショッピングモールに押し寄せるの図、か。「パトラッシュ」という名のベルギービールの店とかあって、「日本人にしか通じねぇ〜」と言ってひとしきり笑う。
で、駅の反対側(ヨドバシ側)に出たらみごとに閑散としていて、なんだかひどいことに。おかげでハイチのカレーにありつけたけど。
2008-10-07(火)
◆ Marlowe [こっちも全然売ってないです@バナナ 毎朝食べてたのにぃ。 痩せないってのは同感です。]
◆ Inetgate [江戸川区でも夕方以降にスーパーに行くと売り切れになってます orz TVはそもそも持っていないので、そんな番組知りま..]
◆ えぐぞせ [> バナナ飢饉 時々食べたくなるのに、無いんじゃ困りますね。 ココは一発、どっかのTV局が 『エチゼンクラゲがダ..]
◆ tokoya [バナナなんか食べなくても、hakatterで毎日体重を記録するだけで痩せられるのに(笑)。 始めて一ヶ月で2kg減り..]
◆ ただただし [Twitter botかと思ったら、そういうサービスがあるのか…… >hakatter.com ところで、帰宅時にコ..]
◆ *namu* [エチゼンクラゲ・ダイエット…それだ!! 中華クラゲじゃカロリー高かそうだけど、クラゲの酢の物を 毎食食べるとかなら、..]
2009-10-07(水)
■ グスタフ、1ヶ月目。階段を昇れるようになる
ついこの間のような気がするが、グスタフが我が家に来てから、今日で1ヶ月が経過。最近は動きがあまりに速くて動画も撮れず(というか撮っているけど家の中があからさまになってしまうので公開できない[笑])、写真も寝てるときくらいしか撮れないありさま。元気なのはいいことだが。
健康状態は良好。目ヤニもすっかりなくなって、目がぱっちり。尻尾が長くてまっすぐだし、飼い主の贔屓目を抜きにしてもかなりの美猫だと思う。このまま(最近の家猫にありがちな)肥満にならなければ、きれいな猫に育ちそうだ。
トイレはだいたい覚えたようで、ここ数日は粗相もしていない。食事にはふやかしたカリカリを混ぜた離乳食を食べるようになっていて、徐々にカリカリを増やしているところ。カリカリオンリーになれば一日家を空けられるようになるので、だいぶ楽になるんだが(人間が)、もうちょと先になるかねぇ。
数日前から、2Fから1Fへの階段を降りられるようになってしまったのだが、降りるだけで昇れなかった(だから1Fまで降りたところでミャーミャー鳴いて人を呼ぶという……)。それが、今日になってついに昇りもマスター。ジャンプがうまくコントロールできるようになったようだ。成長が日単位で目に見えるから面白い。
椅子に飛び乗れるようになるのも時間の問題で、そうなると行動範囲が3次元に広がるから、ますます目が離せないのぅ。
2011-10-07(金)
■ 「DRMをかける書店からは電子書籍を買わない」というポリシーは貫けるか
長谷部誠の「心を整える。」が電子書籍化というニュースをみて、以前からちょっと読みたかったこともあり、おまけに印税は被災地に寄付とのことなので、ベストセラーは読まない方針を曲げてじゃあ買ってみるかと思ったのだ。
で、並んだ電子書店の中から特定端末前提ではない書店としてhontoがあったのでログイン(なぜかアカウントを作ってあった)。XMDFって書いてあるから普通にブンコビューアで読めるだろうと思ったが、ふと不安がよぎったので対応デバイス・環境についてを読んでみたら妙な記述が:
すでにPCにダウンロード済みの本につきましては、そのままお楽しみいただけます。
PC向け「honto」アプリでも閲覧可能です。
「すでに」って? 「PC向けhontoアプリ」ってなんぞ?
で、ぐぐってみたら「hontoのPC向けXMDF/ドットブックがDRMフリーをやめて端末紐付に変更した」なんて記事を見つけたわけです。うわー、ヤバいヤバい。あやうくDRM付き電子書籍をつかまされるところだった。XMDFって書いてあるからってなんでもOKってわけじゃないんだなー。本屋が潰れたら読めなくなる本なんて誰が買うかっつーの。その足で即、アカウント消去。
そういえばけっこう品揃えがいいBookLive!も、調べてみると電子書籍販売サイト:BookLive! - そのDRMにあるように相当ひどいらしく、こっちはアカウントを作る前に踏みとどまって良かった良かったてなもんだ。
こんな調子でDRMを避けていたら、最終的にどこの書店からも買えなくなってしまう気がする*1。もちろん、技術系出版社の多くはDRMをかけない方向なので安心だけど、Spece Town亡きあと、小説は今のところ安心して買えそうな書店はパピレスくらいだろうか*2。書店として理想的なのはパブーだけど、プロの作品はまだまだ少ないし。なんとも、お先真っ暗だのぅ。
先日、今の電子書店は本を消費財としか考えていない人向けという指摘をしたが、上でリンクしたこの電子書籍下さいでも、同じ危惧を表明している(→気付いたら1年.. 今後のテーマは "保存" だ!!)。別におれひとりがDRMのかかった本を買わない決心をしたところで、この傾向に歯止めがかかるとは思えないけれど、著作権保護を訴えるときは「文化、文化」とうるさいくせに実際売ってるのは「消費財」という、あからさまな裏表っぷりはどうにかして欲しいよ。
ちょっと期待してしまうのが今日発表になったYahoo!ブックストアだけど、日本の電子書籍を取り巻くこの状況をYahoo!が単独でひっくり返せるとは思えないしなぁ。
◆ takahashim [まだ試してないのですが、Kinoppyはどうですか? http://blog.goo.ne.jp/ikunya/e..]
◆ ただただし [紀伊国屋はいままで真面目に見てませんでした。おお、「心を整える。」がありますね! しかもXMDFだ。 http://..]
◆ ただただし [DRMなしのが買えたのはいいが、このサイト、なんだかセキュリティ的にヤバそうな……]
◆ かずひこ [よくあるご質問: Q 海外からでも利用できますか? A あいにく現時点では海外在住のお客様へ電子書籍のダウンロードサ..]
◆ こ~りん [よくある海外規制は、接続元のIP規制じゃなくて、クレジットカードが日本国内のものかどうかだから 実際にはちゃんと買え..]
2012-10-07(日)
■ ライカワークショップ (エイムック 2070)(田中 長徳)
もともとカメラ・写真業界にはさほど興味がなかったこともあって、田中長徳の名前を知ったのも自分のカメラOLYMPUS E-PL1に関する情報を探しているときに「PEN PEN チョートクカメラ日記」を読んだのがきっかけだ。ライカ人類でおまけにApple信者なんて、いけ好かないヤツと相場が決まっているものだが*1、ライカ以外のカメラに接する態度もニュートラルで好感が持てた。そんなわけで本書をほしい物リストに入れておいたら、知人のフォトグラファーが贈ってくれたのだった。ありがとうございます。なんか最近、もらった本ばっかり読んでるなぁ。
本を読んでもブログの第一印象はかわらず、カメラという機械には貴賎なしという基本線は崩さず、その上で「ライカが好き」というスタンスなので良い。ライカにあらずんばカメラにあらずみたいなことは決して言わない。自分の身の回りに当てはめてみると、バイクはやっぱり最新型が良いということは認めつつ、あくまで好みで旧車に乗っているような紳士的な旧車ライダーみたいな人だ。
そんなわけで、ライカへの愛情はしっかり受け取れて、なるほど一度は触ってみたいなと思わせられる。まぁさすがに本体は買わないけど、PEN用に明るい28mmくらいのレンズは一本欲しいよね*2。ミラーレスにライカのレンズはサイズ的にすごく合うし、ズミクロンならうちの猫を何倍もかわいく撮れるはず!
……なんて寝ぼけたことをいう輩には手厳しいのも本書の面白さである。別にライカのレンズだからうまく撮れるわけではないとか、「ボケ味」にこだわる素人を一刀両断するあたりなどなかなか気持ちがいい。あたりまえの話なんだけど、ネットでばかり情報収集してるとこういうことが見えにくくなりがち。
ちなみにこの本をくれたフォトグラファーからの情報によると、ライカの80%は日本に集まっているのだそうだ。バブルの頃に買い漁ったんですかね。で、本書によればそれを今度は中国人が買いまくっているそうで、何年かしたらライカが欲しかったら中国に行けなんてことになっているのかも知れない。もっとも昨今の領土問題で中国人観光客も減っているらしいので、まだしばらく日本はライカの買いやすい国でいられるのかもね。
2014-10-07(火)
■ アイマス劇場版のBDが届いた
9thライブの興奮も冷めやらぬさなかだというのに、劇場版のBDが発売になった。ほんと最近のアイマスは気の休まる暇もない(笑)。
生産限定版のフルパッケージは、なんか頭のおかしい(←もちろんいい意味)中の人が特典を思いつくままに次から次へと実現してしまったせいで、オーディオコメンタリーが3トラックも入った本編ディスクやおまけディスク、ブックレット(と呼ぶには厚すぎる「本」)が複数付属した得体のしれない商品になってしまい、重量にして約1.5kgと映画のパッケージとは思えないような怪物なのだった。あと、おまけの缶バッジがでかすぎて、見た瞬間「ぶほっ」てなった。どこで使えっちゅーねん。
ブックレットをぱらぱらと眺めただけでめまいがするほどの価値ある資料が詰まってるし、価格設定を完全に(安い方に)間違えたと言われているのもわかる。とはいえ、ぜんぶ目を通すのにどんだけ時間がかかるんだよ……*1。
でもね……あのM@STERPIECEを自宅のTVで見られるんですよ。それだけで十分ですよ。ああ、もう、おれはなんて幸せな時代に生きてるんだ!!*2
2016-10-07(金)
■ ヘッドフォンをAKG Y45BTに買い替えた
自宅ではパッドを100均で交換したりしつつ、ながらくSONYのDR-BT21Gを使っていたのだけど、またパッドに穴があいてしまい、さすがにもう寿命か、ということで買い換えることに。
身の回りの人たちにヒアリングしたのち、ヨドバシでとっかえひっかえ試聴をして、AKGのY45BTに決定。ポイントもあったので数千円で買えた。
音質的にはこの上のクラス、3万円台になるとさすがにいい音になるしノイズキャンセリングも付くので欲しいところなんだけど、自宅用にそこまで出すのはちょっと。一方このクラスの中ではこれがもっとも高級感のあるデザインで気に入った。各部がきっちりはまって動きもスムーズ、安っぽいところがいっさいない。DR-BT21Gと同じ価格帯なのにぜんぜんそうは見えない。もちろん老舗メーカーAKG、音質的にはなんら問題ない。
NFCでスマホとも簡単にペアリングできるし、折りたたむとけっこう小さくなるので*1、カジュアル用途で外に持ち出すのもありだなー。有線にすればゲームもいけるし。
*1 写真に写っている付属のケース、安っぽくない材質はいいけど、ファスナーの動きが渋い上に収まりが悪くて使い勝手はあまり良くない。
2017-10-07(土)
■ THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS HOTCHPOTCH FESTIV@L!! Day1のLVへ行ってきた
「765ALLSTARSとMILLIONSTARSが合同で武道館2Daysライブ」という夢のようなイベントだが、現地チケットも(当然)夢のようなものになってしまい、わさますでも1組しか現地に行けてない。それどころかいつものバルト9の席も十分に取れなかったので、今日はおれだけTOHOシネマズ新宿だ。
でもいいんだ、このフェスは、当日に同じ時を共有するだけでも十分以上の価値がある。こんなすごいライブはもうしばらく見られないのでは。というくらい感激した。はー、数日たってこれを書いてる時点でもまだ夢みたい。
しょっぱなの「神SUMMER!!」からしてもうすごいし、「アニマル☆ステイション」のかぶりものが3人とも超かわいかったんだけど(特に響 with ハム蔵)、個人的には「スタ→トスタ→」でやられた。亜美・真美が歌う曲が「双子として」ライブで歌われることは決してないが、百合子と杏奈というミリオンの仲良しふたり組がそれをかなえてくれた気がして、この時点で「このライブはとんでもないものになる」と確信しつつ、はやくも感極まってしまった。
そして「I Want」。ジュリアのギターを伴奏にするなんて、想像もしてなかった! 春香自身による「I Want」自体もすごい久しぶりなのに加えてこのサプライズ。7曲目にしてこのライブの白眉だよ。死ぬ。死んだ。あーもう、すごすぎる。
この調子だとまた全曲コメントしそうになるのでグッと飛ばして響 & 紬の「shiny smile」。ぬーにしっかり付いていって、きっちりこなす新人ばなれした南ちゃんすばらしい。ついでにあんなに美人で歌も抜群に上手いのに、全先輩を押しのけてダントツのポンコツぶりもまた良い(笑)。
仁後ちゃんいるし、やるだろうとは思っていた「キラメキラリ」が、ぽぽちゃんとのデュオ。あの弾けるようなダンスのぽぽちゃんは仁後ちゃんの後継にまさにぴったり……と親のような気持ちで眺めていたらギターソロの愛美乱入で卒倒するかと思った。いやそうだよ、ここでやらずにどこでやるという演出だけど、まったく予想してなかった。そもそも今日2曲目、そればかりかかなり難易度の高い演奏で、もう「仰天」としか言いようがない。心のなかで「バンドリありがとう、ありがとう」とつぶやいていました*1。
「Raise the FLAG」を765ASで。オリメンが2人もいる今日のメンツで、あえて先輩たちだけに歌わせてその表現力の差をまざまざと見せつける、ある意味残酷なセトリなんだけど、そのあとの「ザ・ライブ革命でSHOW!」でがっちり若さを見せつける演出の妙にうなる。
そして「Beat the World!!」はね、戸田ちゃんが宏美さんが出てくる夢を3回も見たとTwitterで発言していたせいで、まったく隠せてなかったよね(笑)。まぁこの2人がいてやらなかったら暴動ものだ。それほどにこの曲にかける戸田ちゃんの不安と意気込みは、途中で感極まって泣きそうな顔になっていたけどきっちり最後まで歌い切って、真の背中をあずけられる頼りになる後輩の誕生を見られた。真Pの一人として嬉しいよ。
あとね、今回は衣装がすごくいい。同じデザインベースで、765が青系、ミリオンが白系。パンツやスカートの丈はまちまちで、ブーツも黒と白。明確に違うけど同じチーム感はばっちり。それぞれのチームのブローチが襟にあしらわれていたり、ブーツの紐がキャラカラーだったり細かい気配りもいい感じ。いつも765ASの衣装はキャラカラーの主張が強すぎて「お遊戯会」みたいになりがちで好きじゃないんだけど、それがないだけでも嬉しい。なおキングだけなぜか(?)胸元が大きくあいていてぜんぜん別デザインになってたのは笑った。いつもなら「あずささんはもっと清楚だから」とか言いそうなところだけど、今回は変えたんだな。さすが大勢の中でもちゃんと目立つ心得があってすごい(笑)。
最後になるけど、今回びっくりするほどダンスが上手くなっていたぜっきーに触れたい。いまだに1stライブのときのことをいじられるけど、もうそんな片鱗はいっさいないばかりか、誰よりもキレのあるダンスを魅せてくれる。何年も継続的に見ていて、突然「化ける」人をみるとほんと嬉しくなる。明日は誰が化けるだろう。
全体的には「古参に優しい」セトリだったという印象だけど、こうして眺めてみると曲もメンバも新旧バランスよく、凝りに凝ったものだとわかる。
最後のMCでもちょがモツ鍋が好きと発言したので、現地&バルト組と合流しての打ち上げは、必然的にモツ鍋となりました(笑)。
明日はバルト9、わさます勢8人で! 事実上このライブは「足掛け2日間にわたる合計8時間のライブ」なので「続きはまた明日」という気分である。
*1 愛美は最近バンドリの武道館ライブなどを経て、かなりの数の曲を短期間で入れる訓練を積んでいて、それが今回の演奏につながっていると思う。かつてディレ1は声優たちに「アイマスの仕事を優先するな」と告げていたそうだけど、結果としてよその仕事がちゃんとアイマスに返ってくるって知ってたんだろうなぁ、ディレ1は。
2020-10-07(水)
■ 【ルヴァン杯準決勝】川崎 0-2 FC東京@等々力陸上競技場
過密日程でルヴァンもホーム&アウェイでなく一発勝負になってしまったが、リーグ戦でダントツの首位、しかもホーム等々力での試合ならまぁ勝てるんじゃないですかね……とか甘いことを考えていたらまさかの完封負けですよ。マジか。連覇する予定だったのに!
さすがにシーズン後半にもなると研究されまくっていて、今日の東京もいつも以上にがっちり守って攻め込む隙間もない。こういうときは三苫でも入れてドリブルで引っ搔き回すとチャンスが生まれるんだよな……と思っていたら案の定、後半から投入されて、もちろんそれすら読まれているわけで、なすすべがなかったなぁ。ゴールの予感すらなかった。
連覇を妨げられたのはもちろん、これからのリーグ戦でも同じように苦戦することになるんだろう。たいへんだわ。
ところで今日は、入場前の検温が進化していた。いままではカメラの前で一旦停止して測定を待たないといけなかったんだけど、今回はウォークスルーで立ち止まらずにどんどん進めた。映画館とかでは標準になってる映像で確認できるヤツだなー。世の中どんどん便利になっていく。コロナ対策は基本的には「無駄な労力」だとはいえ。
今日は台風の影響で冷たい雨が降り、にもかかわらず正真正銘の最前列だったので、ずっとポンチョをかぶっての観戦だった。ほんの数日前まで半袖で過ごしていたのに、今日はフリースジャケットを着ていてもまだ冷えるんだもん、見ているほうもたまらんよ。
◆ よっしぃ [日付を2ヶ月戻したら、こっちも入っちゃいました(笑)]