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ただのにっき


2001-08-23(木) 9871歩

NIC

お、お墨付きをもらってしまった。PLANEXラブ。

以前使っていたのは、赤い基盤の安い10BASE-TのNICで、たしかチップにはVIAのロゴがあったような。「赤いってことは3倍速の30Mbpsだな」とか言って買った記憶がある(バカ)。まぁ、十分働いてもらったからいいけど、角がないから10Mbpsしか出なかったよ。

フリーズ問題

さて、ディスプレイ交換とKondara 2.0導入と時期を同じくして顕在化していたフリーズ問題の続き。実は先週、houkouからビデオカード(Riva TNT2)を借りて挿している。i815(もしくはそのドライバ)に問題アリ、と疑っての措置だ。いちおう約一週間、フリーズはしていない。

しかし、昨日NICが死んでいたことからわかるように、問題はそれ以外のところにあった可能性もある。もしくは複合問題とか。NICとビデオは交換したので良しとすると、あとはメモリだ。ふたたびmemtest86を勧められてしまったので、やってみることにする。いや、実はなんだか面倒そうで後回しにしていたんだけど、よく見たらそうでもないので、じゃあ寝る前にちょっと走らせてみるかという気になった(どうしょもなくズボラである)。

memtest86のサイトから、2.7を取ってくる。Linux用はLILOからカーネルの代わりに起動するという方式が面白くて惹かれたけど、DOS版をフロッピーに入れる方がはるかに楽だ(実は空きフロッピーを探すのにひと騒動あったのはナイショ)。ddを使ってフロッピーにコピー。

# dd if=memtest.bin of=/dev/fd0

このフロッピーからboot。で、いきなりテストが始まる。ここで、うちのメモリを整理しておこう。

  1. I・Oデータ製256MB。これを入れた状態ではフリーズ頻発。特定の動作で固まる。
  2. ノーブランド256MB。I・Oのをリプレイス。I・Oより問題は少なかったが、再現性のない動作で固まることがある

 で、現在は勢いで両方挿してしまっている。Slot1にノーブランド、Slot2にI・Oである。

テストの進行状況を見ていたら、Test #4でうじゃうじゃとエラーが出始める。問題の箇所は230MB近辺。うーん。i815がどのあたりをビデオメモリに使うのかは知らないけど、なんだかいかにも怪しげな位置だなぁ(苦笑)。問題はどっちのDIMMに問題があるのかよくわからんという点だ。

しかたがないので、Slot2のI・O(問題がよく起きていた方)を外して再テスト。そしたら同じ場所でエラーになるじゃあーりませんか。えー、てことは、フリーズ頻発のI・Oに問題がなくて、ノーブランドの方にエラーがあるってこと!? ……と、ここで時間切れ。メモリの挿し替えだけして寝る。

で、翌朝(つまり今朝)、起き抜けにテスト再開。こんどはSlot1にI・O製DIMMのみを挿した状態。出社直前にテストが終わり、結果はエラーなし。あー、もう、なにがなんだか……(つづく)。

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yamk [ひょっとして接触不良だったのでは? メモリを抜き差しすると酸化した端子面が削れて調子がよくなるというのがたまーにあり..]

ちき [まあどうでもいいことですが、Windows CE の IE 4.01 だと、 このページのレイアウト崩れまくりみたい..]

NT [どこに書くべきか悩んだ末にここに書きます。 tDiary Official Site を Konqueror でみ..]

ただただし [NTさん、ご指摘感謝。直しました。]


2002-08-23(金)

tDiary: 本日のハンティング

なんでやねんからたどった先がtDiaryだったので、さらにたぐってみたら他にもあったという。豊漁(違)。つーかまた、ずいぶん長いこと潜伏されてしまったことよ。不覚。

というわけで、なりましゅぅうよぉと、わがまま日記 2nd Eraです。

さらに新・日々是雑記経由でMIDPな事も捕獲。

tDiary: 本日のハンティング(2)

おれ、そういう謎かけには弱いんだよね。姫が言ってるのこ〜りんが言ってるのは同じものなのか、違うものなのかもわからん……。つーかおれ、アンテナに入れてない日記なんて読むほど器用じゃないよ(笑)!! まぁ、一部例外はあるけど。

でもって、姫のアンテナからぽち日記は捕獲。

本日のツッコミ(全12件) [ツッコミを入れる]

Before...

おざき [さんきゅうですー]

わかばやし [捕獲、ありがとうございますー]

Nana [レンタルからお引っ越しされたそうでたれこみです。うきゃきゃ。http://b72.s16.xrea.com/diar..]

ぽち [捕まえられちゃったワン]

こさか [捕獲ありがとうございます。]

ただただし [あ、アナウンスするのを忘れていたかも(笑)]


2003-08-23(土)

Me → 2000

bootできないCD-ROMドライブからのアップグレードは、

D:\i386\winnt32 /makelocalsource
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smbd [(;・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーヘェーヘェー ]

ただただし [トリビアじゃないから。マニュアルに載ってるし。]

smbd [そうなのか(笑]

ほそのひでとも [役にたつ知識をトリビアと呼んではいけないと思うぞ > smbd :D]

smbd [Meなんて使ったこと無いから、役に立ちません(とか言う]


2004-08-23(月)

やっぱり飼えないか?

今がかわいい盛り 明け方、かみさんの体調が急変、喘息のような症状が出る。うーん、こりゃ明らかにアレルギー性だな。茶々は胸の上で寝かせていてもへっちゃらだったのに、マダだとこんなひどい症状が出るとは、何が違うんだろう。

とりあえず仕事は休んで、病院へ。薬を山のように処方されてしまう。いくら猫が飼いたくても、これだけの薬漬け生活と引き換えでは収支バランスがとれない。やはり、このまま飼い続けるのは無理なようだ。

もちろん、当面の餌やりや医療関係の面倒は見ようと思うが、家の中に頻繁に上げるのはやめざるを得ない。特に寝室への侵入は禁止に。あとは、引き取り手を捜すしかないなぁ。かわいい盛りの今がチャンスだ。近所のよしみで飼わない?(笑) >smbd

入浴

風呂あがり こういう意見もあったので、とりあえずシャンプーしてみることに。飼い主募集は引き続き行うが、打てる手は打つ。いちおうシャンプーは買っておいたので。

獣医の指導に従い、洗濯ネットに入れたままタライに張ったお湯に入れ、しっかり濡らしてからシャンプー。コイツ、多少嫌がりはするものの、基本的にパニックになったりはしない。ちょっと情けない声を出したりはしたが、始終おとなしくて、まったく手のかからない入浴であった。なんて楽な猫だ。

どーでもいいけど、乾いたら、入浴前より色が薄いじゃねーか。そんなに汚れてたんかい _| ̄|○

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ef [子猫の毛はタンポポの種みたくフワフワくるのでこまめにお風呂すれば大丈夫っすよぉ。 お風呂はパパのお仕事です(いつまで..]

smbd [うちはペット禁止の団地 && 俺自身が酷い猫アレルギーなので無理です 猫は好きなんだけど、猫アレルギーって(つд`)..]

yonemako [シャンプーの代わりになるかもしれません。ご参考まで。 http://www.johnson.co.jp/items/..]

tamo [外から帰ってきたら洗う OR 拭く、ということで対処できるかも。 毛とフケがなければいいんだから、バリカンという手も..]


2005-08-23(火)

サウンドステーションを使ってみる(2)

サウンドステーション、やっぱ以下の2点でイマイチかも:

  • 10曲ごとに停止してしまう(こういう無意味な制限をつけるあたりがセンスないよなー)
  • チャンネルが少ない上に選曲がダメ(Jazzを聞いてて「それはJazzじゃねーだろ」的な曲がよくかかる)
  • 最初のCMだけヴォリュームが最大になる(ぉぃぉぃ)

3点じゃん。

で、栗原潔のテクノロジー時評Ver2Live365というのを知ったので、こっちを試してみたらけっこういい。海外のサービスなのでJ-POPなんかはないけどどうせ聞かないし。チャンネルも多くて、純粋に(古めの)Jazzだけ流しているClassic Jazz Cornerが気に入った。しばらくこれでいこう。向こうはこういうコトがけっこう自由にできていいわねー。

Desktop検索って、あんまり使わないよ

Google Desktop 2公開を読んで。おれ、自宅のデスクトップマシンにはいちおうGoogle Desktopを入れてあるんだけど、まったく使ってないことを思い出した。このマシンに入ってる情報って、自宅にいるときしか使えないからかなり限定したものになっていて、大事な情報は音楽と画像しかない。どっちもGoogle Desktopからの使い勝手はイマイチなメディアで、それぞれiTunesとPicasaで簡単に検索できる。

大事なもので、かつ検索したいものはどこにいても見えなきゃイヤだから、ほとんどサーバに入ってる。そこにはすでに自前で全文検索システムが構築されているわけで、GoogleだろうがYahoo!だろうが、もちろんWindows Vistaだろうが、今後デスクトップ検索が便利になってもなーんにも嬉しくないのであった。ユビキタス化が進んだら、この傾向は強まると思うんだけど、どうなんかな。ホームサーバの出番なのか?

それはそれとして、Google Desktop 2のサイドバーを、Konfabulatorと比べるのは失礼だと思います。ダサすぎ。

僕たちの終末(機本 伸司)

SFマガジンの書評からよさげなのを選んで読んでみる月間。ネットでの評価もまぁまぁだったし。恒星間宇宙船を作る話だと聞いたので、『第六大陸』みたいなエンジニアリングSFかも〜と期待してしまったわけだが、正直、期待はずれもいいところであった。

アイデアは悪くないと思うんだ。絶滅を目前にした人類の地球脱出のためなら、工期や費用がちょっとくらい無茶な設定でも通るだろうし。ところが、実際に作るところはいっさい出てこないのである。前半は丸々、どんな宇宙船を作ろうかという思考実験だけ。ネジ一本締めないでやんの。で、ページをめくると、もう完成間近なわけよ。まったくこの作者、設計だけで船ができると思ってるとしたら、エンジニアリングをなめすぎ。おかげでリアリティは完全に失われた。

キャラクタの造形もお粗末。特に女性の描写が、なんというか、実に童貞臭い。あまりに類型的なので、思い浮かんだのはギャルゲーの設定資料だった。主要な3人の女性の設定はたぶん「ツンデレ」「ロリ」「お姉さま」といったところ。作者はゲーム世代に違いないと思ったらなんと、おれよりずっと年上だし。なんかあちこちに女性差別風味が漂ってるんだけど、これも年齢のせい?

主人公も、技術力もカリスマ性もなく、あるのは夢と熱意だけという設定なのに、ちっともその「熱」が伝わってこない。他にも、明日にも人類絶滅かという時代なのに、登場人物たちには緊迫感も悲壮感もないし、ロボットみたいで人間らしい息遣いが皆無。どうにも描写力が足らないのである。

文庫なら許せたかも知れんが、ハードカバーだけにがっくり感が強いよなぁ。しょぼーん。

2005年度日本OSS貢献者賞

まぁ、初年度としては文句のつけようがない人選だ。こういうのって、難しいのは来年以降だろうなぁ。

実はおれもノミネートされていたんだが(7月ごろメールが来ていた)、誰が推薦したのかはだいたい予想がついたので驚きはしなかった。まぁ、万が一受賞でもしたら、心底驚いただろうけど(ありえません)。

それにしても、Internet Watchのこの記事にはビックリした:

全文検索エンジン「Namazu」などの開発者である高林哲氏(グーグル)

Google!? えぇーっ。いつの間に。

本日のツッコミ(全6件) [ツッコミを入れる]

あおしま [流し聴きならLast.FMのほうがお勧めです。好きな曲だけ流れてくるラジオ局のような感じになります。]

rush [こちらにLast.FM使わない理由書いてありますよ http://sho.tdiary.net/20050822.h..]

kazano [『僕たちの終末』ダメでしたか。私はその現実感のなさ、童貞くささも含めてけっこう好きなんですが。]

ただただし [うへ、風野さんっすか! 下手なこと書けないなぁ。次に読むのは、同じ号に書かれてた『バーストゾーン』ですよ(笑)。 ..]

babie [本当だったんだ。>google また伝言ゲームで誤報回ってきたと思ってた。]

TrackBack [http://rtfm.jp/tota/diary/20050824.html#p02 tota diary [WW..]


2006-08-23(水)

イヤホンマイクが届く

image W-ZERO3購入時に、カラースタイラスと同じ無料プレゼント品に設定されていたオリジナルイヤホンマイクが今ごろ届いた。もうすっかり忘れてたよ!

しかし、もらったはいいけど、使い道はないのであった。だってW-ZERO3では通話はしないし、音楽も聴かない。だいたい、一日普通に使ってるだけでバッテリが切れるのに、他の用途に使う余裕ないし。

Tags: w-zero3
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shun [しまったーーー。応募ハガキ出すの忘れてたーーー。Σ( ̄□ ̄;)]


2008-08-23(土)

夏休みツーリング(DAY3:野辺山一般公開)

麦草峠

麦草峠 朝から雨。「アメフラシ」というあだ名を頂戴する。ついに人間ですらなくなりましたヨ。けっきょく、11時のチェックアウトまでうだうだと宿で過ごす。

雨な上に20℃を軽く切るほどの涼しさ(寒さ)なので、いつもよりも1枚多めに着こんだ上にカッパまで装備。4枚も着て暑くないなんて、夏のツーリングにあるまじき気候だ。

R141に出るにあたって、今日は素直にメルヘン街道を使う。また2000m超の麦草峠は寒いが、雲の上なので雨はない。快適。曲がるべき交差点をシカトするなど、相変わらず反乱気味のナビと駆け引きをしながらR141へ。

国立天文台野辺山

野辺山45m この日程で旅行を組んだおれは天才かも知れん(天気さえよければ)。

というわけで、最終日は野辺山の一般公開である。雨に濡れて泥はねに汚れたライディングウェア姿で屋内に入るのは気が引けるので(臼田もそうだけど、土禁なんだよねー、なぜか)、今年は外から見るだけにしよう。

いつもの「45mアンテナにタッチ」イベントは危険なので中止になっており、そのせいかいつもより多めに動いております。そりゃもう、「そんなにサービスしていいの!?」というくらい、あっち向いたりこっち向いたり、上向いたり下向いたり。ああもう、動いてるパラボラは止まってるパラボラの何倍もカッコイイな!!

というわけで動画も撮ってきた。

彼氏に連れられてきたとおぼしき女の子が、これを見て「かっこいい!」と言いながら彼氏そっちのけで駆け寄ってくるのを見たりすると、我がことのように嬉しいです(バカ)。

あとは素直にR141を南下、中央道で帰宅した。3日間で1000kmくらい。

Tags: r1200gs

2009-08-23(日)

お台場ガンダムを見てきた

顔は嫌いなので背後から

連邦軍のモビルスーツ、特にRX-78はカッコ悪いので好きではない。ジオン軍のはあんなにイカスのに、同時代のデザインがなんでああなるのかねぇ。連邦軍はもっとマシなデザイナを雇えばいいのに。

……とは言うものの、このガンダムは見ておかないと一生後悔しそうな気がしたので、ちょうど午前中に都内でRubyKaigi会議があったので帰りに寄ってみた。とにかくもう大変な人出で、ゆりかもめの台場駅で大半の乗客が降りるもんだから、駅名を「ガンダム前駅」に変えるべきだと思った。客層も老若男女(老少なめ)で実にバリエーションに富んでいる。

実物はたしかに大きいんだけど、だいたい想像通りのサイズかなぁ。日ごろから64mとか45mとか34mとかの構造物を見慣れているので、わりとふつー。それでもまぁ、最初の感想は「でけー」だったけれども。なんつーかもう、笑うしかない。なんでこれ、こないだの地震で倒れなかったの。

ガンダムの足型? 人々の視線の向きや、どことなく畏怖を感じている風なところが、大仏や大船観音と同じだった。そうか、これって現代の宗教かもね。信者のみなさんは手を合わせる代わりに黙々とシャッターを押してるわけだけど。

そんな風にみんな上ばかり見ているせいか、これに気づく人はほとんどいなかったように思うのだが、これってガンダムの足型だよね? なんの説明書きもなかったけど。

台無しデカール 「こんなに細部にこだわってるのに、台無しだよねー」と、隣で写真撮ってた女の子たちが言っていた、左肩のオリンピック招致デカール。まったく仰るとおり。偉くなってこういうバカなことを言い出す、空気の読めない大人になっちゃだめよ。

そのくせ、道々にあるポスターや案内表示にはこのロゴを描いていないのだから、手落ちもいいところである。

他の部分は本当に芸が細かいというか、これでもかってほど「CAUTION」のステッカーが貼ってあるあたりがいかにも連邦軍っぽくて面白かったり。

ゴミのようです ともあれ、実に楽しかった。こういうのを本気で作っちゃう上に、大喜びで見物に集まっちゃう、そんな日本に生まれてよかった! お前ら本当に莫迦だな!!(笑)

川崎 2-0 山形@等々力競技場

なんで山形のマスコットが(笑) ガンダム見物のあとは武蔵小杉に移動してサッカー観戦。台場駅は気が遠くなるような行列だったけど、東京テレポートまで歩いてりんかい線に乗ったらガラガラだった。東急を乗り継ぐと武蔵小杉まであっという間。

それにしても、フロンターレは相手チームに優しすぎると思うんだ。公園に山形のマスコットのアトラクションが置いてあるのを見たときは唖然としたぞ(笑)。まぁいいけどね。

おまけに今日は、ドールバナナから太っ腹!、来場者全員にバナナひと房(一本でなくひと房)プレゼントというイベントが。おかげで売店でなにも買わずにバナナ食べてたよ(いいのかそれで)。

試合はおおむね圧倒的というか、山形のGKが優秀でなければ大虐殺だったという展開。森がいないサイドがちょっと手薄だったけど、久しぶりに安心してみていられた。でも、鹿島も勝ってるんだよなぁ。ちっとも差が縮まらないねぇ。

Tags: frontale
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yuichiroh [お持ちのパラボラ写真とお台場ガンダムで合成写真というか、原寸ジオラマ写真でも作ってみませんか?かなりリアルだと思うん..]

ただただし [ところが、通信用アンテナの口径は高性能化の影響で頭打ちなので、ガンダムと並べると時代考証が合わなくなるんだな、これが..]


2011-08-23(火)

「DevLOVE HangarFlight Experiences」を読んで考えた「良い技術系エッセイ」のパターン

先日購入したDevLOVE HangarFlight Experiences」、まだβ版ということなのでざっと流し読み。正式版になったらちゃんと読む(かも)。

DevLOVE HangarFlight Experiences DevLOVE HangarFlight Experiences
DevLOVE Pub
760円+税

ソフトウェア系技術者によるエッセイ集という体裁なんだけど、DevLOVEの活動からのスピンアウトということもあって、彼らが運営しているイベントを基盤に置いた文章が、良くも悪くも雑多な感じで詰め込まれている。冒頭の数本がちょっとポエミーな感じだったので「うわー、大丈夫かな」と心配になったりしたが、中盤以降はわりとしっかりした文章も増えてきて安心した。

著者順に並んでいるせいかテーマもランダムで、頭から読むとかなり混乱する。文体も(これは悪い意味で)ブログ風味で、「書籍」の読者を想定していないっぽいものも多いけど、正式リリースに向けてこれらは整理されるのだろう(と期待しているのでβの状態で感想を書いているわけだが)。

で、通して読んでみて、上手い人の技術系エッセイにはパターンがあるなぁ、と思った。例外はあるけどこんな感じのスタイルだと読後に納得感が高い:

タイトル - 単独で意味をなす

タイトルで失敗する書き手は多い。タイトルは読み手にとって最初の「手がかり」なのだから、何が書いてあるのかそれだけで独立して意味をなすようにする。本文まで読まないと何が書いてあるのか推測できないのは(よほどキャッチーなタイトルでない限り)失敗だ。

導入 - 「私」の課題

自分が抱えている(いた)課題や、それに出会った経緯の説明で始める。ここは読者を選別するフェーズだ。読者はエッセイのテーマを推し量り、自分が求めている話かどうか、最後まで読む価値があるかどうかを判断する。同じ課題を抱えている、興味を持っているテーマであれば続きを読もうという気になるものだ。

ここで気をつけたいのは「私(書き手)」を主語にすること。「あなた(読者)」に対する呼びかけスタイルは高等技術なので避けたほうが良い。知らない人から突然「あなた××ではありませんか?」と呼びかけられたら普通は引く。導入はあくまで「自分」を主体にして話す。そもそも「HangarFlight」というのはそういうものだと思うのだが、ついつい読者を仲間に引き込もうという誘惑に負ける書き手は多い(そして失敗する)。

本論 - 私が感じたこと、考えたこと、行動したこと

実際に自分の体験をベースに、実際にやったことを書く。導入抜きでいきなりここから書き始める書き手がいるが、メソッドを未定義のままで呼び出してmethod_missingでトラップするようなものなのでやめた方がいい。

本題なのだから基本的には好きなように書けばいい。読者は導入を読んで最後まで付き合うきになっているのだから、脱線しないで自分の言葉で語れば良い。逆に「自分」を排除して抽象的な一般論にしてしまうのも良くない。それは「まとめ」にとっておく。読み手の多くは現実の事例のない一般論は信用しない。

まとめ - 一般化

DevLOVEのようなイベントで参加者同士の対話があるなら、つまり本来の「HangarFlight」では、本論で終わってもその後の展開は参加者同士で進められるが、書籍ではそうはいかない。自分の体験を語った後は、そこから導出される法則やTIPSを一般化して誰にでも応用できるようにまとめると、エッセイとしてのシメはカンペキである。これがないと、読み手によっては「だから何?」という置いてけぼり感を抱くことになる。


もちろん、経験豊富なエッセイストの手になる文章はこんな定石を踏まずとも読者を引き込んで熱い読後感を残すのだが、そうでない大多数の人は、まずはこういうパターンに沿って書くように心がければ、読み手も書き手も得をすると思う。

というわけで、「DevLOVE HangarFlight Experiences」が良い書籍になることを願って。

Tags: ebook book

2012-08-23(木)

「Forkwell を始めたことを Facebook に共有しない」という選択はアリか?

今日とどいたForkwellのニュースレターに、ユーザ登録の最終ステップで従来は下記のようなチェックボックを設置していたのを:

☑ Forkwell を利用開始したことを Facebook で共有する

以下のように変更したと書いてあった:

 Forkwell を始めたことを Facebook に共有しない

理由は、多くのユーザがチェックを外してFacebookへの投稿を避けるからだという。バイラルによるプロモーションに依存しているサービスだからぜひともここでシェアしてもらいたいとのこと。Forkwell側の要件はわかったけど、だからといってユーザにとってこの変更は「なし」だと思うんだけど。

UI設計の基本として、否定形の選択肢は避けるべきだ。否定形の設問にチェックを入れると何が起きるのか理解するのに、人の脳はよけいな苦労をするから。特に日本語の場合、文章の最後まで読まないと文意を理解できないから、この形式だとぱっと見で「チェックが外れているから共有しないだろう」と感じる。

結果として意図せずにFacebookに投稿がなされると、ユーザは「騙された」と感じることだろう。これはForkwellにとって好ましい感情だろうか?

これを読んで思い浮かんだのが、先日読んだ「リーン・スタートアップ」に載っていた事例。著者のサービスを使ったテスターに、(やはりテストの最終ステップで)「このサービスを友人に紹介してください」と依頼したところ、拒否されたという。なぜなら、まだこのサービスが良いものかどうか判断できないのに友人に薦めることなんてできないからだ。あたりまえですね。Forkwellのユーザ登録最終ステップもまさにこの状況にあるはずで、騙してまでシェアさせるなんてもってのほかではないか。

これは「最終ステップでシェアを拒否するユーザが多い」という事実に対して、直接それを解決しようという短絡さがよくないと思う。やはり「リーン・スタートアップ」に解決策が載っている。「5つのなぜ」だ。

  1. 最終ステップでシェアを拒否するユーザが多い
  2. なぜ? → ユーザはForkwellを友人に紹介したいと思っていない
  3. なぜ? → ユーザはForkwellが良いサービスかどうか判断できない
  4. なぜ? → ユーザはまだForkwellを使ったことがない

以下略。おれなら「じゃあしっかり使ってもらってからシェアを促すフローを作ってみよう」とか「使っていてよかったと感じた瞬間に紹介してもらえるようにしよう」なんて結論になるかなぁ。たとえば通知ページに「××の称号に昇格しました。」なんてイベントが出てくるけど、これって使ってて嬉しい&自慢したいタイミングじゃん。そういう気分のときにちょっと目立ついいねボタンがあれば、思わずシェアすると思うんだけどね*1

リーン・スタートアップ ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす
エリック リース/井口 耕二/伊藤 穣一(MITメディアラボ所長) (解説)
日経BP社
(no price)

*1 もしかするとすでにそうなっているかも知れない。おれはFolkwellにたまにしかログインしないので、称号の変更に関しては通知ページでしか見たことがないけど。


2014-08-23(土)

夏休み(2) - 野辺山、清里へ

[写真]野辺山のアンテナたち

夜のうちに雨が降ったらしくて気温が急降下、長袖のシャツでもちょうどいいくらいの涼しさ。最高気温はせいぜい24℃とのことで、やっと避暑感が高まってきたぜ。で、なんでこの週末を旅行にあてたかというと、これですね、国立天文台野辺山宇宙電波観測所の一般公開。趣味と家族旅行を兼ねる。

あいにくの曇り空で、青空に映える真っ白なパラボラアンテナとはいかなかったものの*1、3年前にやはり家族旅行を兼ねてきたときの雨に比べればだいぶマシだ。45mを10m干渉計が揃って同じ方角を向いていたりして、やっぱ公開日はサービスレベルが違うわなー。

[写真]背面パネルの内側

45mは主鏡にタッチできて、今年は記念撮影までしてくれた。さらに背面パネルの一部が外されていて、普段は見られないトラス構造が見られたのはすばらしかった(が、奥の方は暗いので写真に撮るのは至難の業だ)。

[写真]清泉寮でランチ

そのあと清里まで下って、清泉寮へ。このあたりには何度も何度も来ているのに、こういう観光地に寄るのは始めてだったりする。周辺の道はガラガラなのに、おまえらどこにいたんだよというくらい人がいっぱいいてビビった。

併設のレストランで昼食。デザートに出てきたプリンにアイスを載せたのが絶品だった。たまごの味と香りがしっかり残ったプリンとジャージ牛の濃ゆいアイスクリームを、カラメルの苦味が取り持って、なんとも贅沢な味わい。外には名物のソフトクリームを求める大行列ができてたけど、ぜったいこっちの方が美味しいと思う。

で、来た道を戻って下界へ帰る。帰ってきてみたら、なんかこっちも涼しい日だったのな。なんだよそれー。

*1 遅くまで残っていたマニア情報によると午後には青空が広がったもよう。ぐぬぬ。


2015-08-23(日)

シンデレラガールズの「SUMMER FESTIV@L 2015大阪公演」へ

[写真]本日の桜木町は曇り

まぁ今日もLVですけどね。いかにも降りそうな雲行きだったけどなんとか保った。わさますでも現地組が多かったので、今日は関東圏での打上げはなし。

カルチャーの愉しみはコンテンツの質じゃなくてコンテクストにこそあるのだが、今日はなんかそれを実感すること多かったなー。いつもコール本を配ってくれているグループが、大阪の会場と同じビルの会議室を「日本マシュマロキャッチ機構プロテスト」の会場という名目で借り、コール本を受けとりにきたPたちを相手に本当にマシュマロキャッチをしてライセンス証まで発行していると聞いて「おれも現地行きたかった~」と心底思った(Togetterまとめ)。こういう、コンテクストをしゃぶり尽くす姿勢、最高じゃないですか*1

そんな周辺の遊びだけでなく、本公演もやたらとハイコンテクストで、アニメのイベントなのに求められる周辺知識への情報量がハンパじゃなかった。アニメでは触れられていないキャラの動向ばかりか、演じている声優陣の趣味趣向まで押さえておかないと全部理解できないレベルで、アニメから入ったライトユーザも少なくないはずなのに大胆な構成だよなぁと思ったが、けっこうみんな付いてきていてたいしたものだ。

でもライトユーザ大事にしないとまずいと思うので、ほんと気を配って欲しいよなぁ。最近ミリオンが既存CDの楽曲をぜんぶ配信したけど、気軽に聴いてもらえるパスを用意すべきなのはむしろアニメから入った人が増えてるシンデレラの方なのに、コロムビアは何をやってるんだか。今回のLVも、カメラワークのダメさは東京公演から変わっておらず、声優のピンばかりアップで抜いて周辺情報を伝えてくれないから、それこそコンテクストがわからないことが多かった。

と、愚痴が先行したけどイベント自体は終始笑いのたえない楽しいイベントで、まさに「シンデレラ一門の大阪遠征」にふさわしいものだった。ほんとに新喜劇やるとはな。一門に栄光あれ。とくにトークパートばかりかライブパートでもがっつり笑いをとりにくる我らがアスタリスクに(笑)。笑わせるだけじゃなく、19話を再現して泣かせにくるとか、最高かよ。

あー、でも、ライブパートで視線を奪い続けていたのはやっぱりはっしーだったなぁ。はっしー、狙って笑いをとりにいけるタイプじゃないから、あの笑いに貪欲なメンツの中では埋没しがちだけど*2、これがライブになると人が変わったようにまばゆく輝くのだから面白い。似たような印象を中村先生やぴょん吉にも抱くので、これが役が人を作るということなのかも知れない。

この笑顔が今後の展開で曇ることがあるのかと思うと心配で心配で……って、いやいやそれはアニメの卯月であってはっしーではないだろう、なぜ混同する。10thライブから入れっぱなしだったペンラの電池が、そのはっしーの最後の挨拶をうけてピタッと消灯したのがなかなかに象徴的で、そんな気分にさせたのだろうか。

[写真]誤植が直った以外は東京公演と同じパンフ + 電池の切れたペンラ2本

Tags: idolm@ster

*1 何の話かわからなくなってる未来の自分のための脚注: 東京公演で上映されたビデオが大坪社長主演のマシュマロキャッチ競技のプロへの取材という体で、それを受けてのもの。ライセンス証はあとで大阪公演に出ていた大坪社長へのプレゼントボックスに投函されていたという後情報もあり。なお、大阪公演ではまりえってぃによる別のビデオが流れたが、見た瞬間に「あ、これネットで共有しちゃダメなやつだ……」とみんな納得するシロモノだったのでここには書けない。

*2 素の発言でかなりヤバい笑いをとっていたけど……。


2017-08-23(水)

【ACL】川崎 3-1 浦和@等々力陸上競技場

ひさびさにフラッグの下に入る(川崎市制?周年のだと思う)

ACLも準々決勝。もっとも、ACLなのに対戦相手は国内チームっての、あんまり面白くないねぇ。どっちが勝っても日本勢が1チーム減っちゃうし。

お湯の中を歩いているかのような高温多湿で、じっとして観てるだけで汗がだらだら流れるような状態なので、選手のほうもたまらんのか、両チームとも体力温存のためにあまり動かずにボールを回してる時間が長かったような。

バック2F席ホームよりから

それでも不調続きの浦和相手だと、いまの川崎はわりと好きなようにできて、攻撃のチャンスになるとスパッ、スパッといいパスが決まってシュートまで持ち込めることが多かった。流れの中からいい感じで3得点。1失点はアウェイゴールになってしまうのでよけいだったけど。

それにしても暑くてつらかった。生きてるだけで疲れる。これで負けてたら帰る気力もなかったよ。

Tags: frontale

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