2021-03-11(木) [長年日記]
■ 震災から10年
10年前の日記を読み返していて、まさか在宅勤務で10年目を迎えているとは夢にも思わなかったよなぁ。今日は時間がきたら、かみさんといっしょに黙祷した。
あのとき、少なくとも自宅にいれば、家族の心配をする必要はなかったし、帰宅にあんなに苦労することもなかった。同僚の安否だって、きっといまならSlackで一発だよ。たった10年でもいろいろ進歩しているともいえるが、それは震災のおかげじゃなくてコロナのおかげだったりするのは微妙な気分ではある。
川崎フロンターレが継続的に復興へ手を差し伸べ続けているおかげもあって、この10年間、被災地のことを忘れることはなかったし、たぶんいまの仕事だって被災地で立ち上がろうとしている中小企業をかなり強くバックアップできてるだろうとは思う。たぶんこれからも、細く長く、間接的にかかわっていくんだろう。