2018-10-21(日) [長年日記]
■ ミリシタ感謝祭の生動画配信がすごかった
今日は夕方からミリシタの(ゲームの方の)周年イベントだったんだけど*1、ニコ生配信だけじゃなくアプリ内でも動画配信があるってことで、(エンジニアリング的な意味で)けっこう興味津々である。生動画配信プラットフォームを持ってないバンナムが予行練習もなしにいきなり大規模な生配信とか、トラブルの匂いしかしないじゃないですかw
蓋をあけてみれば(ニコ生より数十秒も遅延があるものの)ノントラブル、しかもニコ生に比較して相当な高画質で途切れなく配信を成功させてしまった。おまけにイベント中には「ライブ中のスタンプ投稿数に応じてジュエルを配布」なんていう負荷試験を実施して、これも20分程度の間に数百万ポストをさばいてみせて*2、上下ともに高いトラフィックをちゃんとさばいてみせた。おみそれしました。
もともとミリシタはデプロイからスケーリングまで完全にGCP上でまかなっているのが知られていて、稼働開始から一度もサービスを止めていない、クラウド時代のゲームとしてはお手本のような運用をしてきたわけだが、今回その上さまざまな付加機能を乗っけた生配信まで内に抱えてしまったわけで、ほかのソシャゲに比してもちょっと格が違うレベルになったなぁ、すごいすごい。今日の舞台裏も、また開発者向けイベントで公表されていくといいのだけど。
イベント内容も安心のアイマスクオリティで、バラエティ色豊かなトークコーナーと朗読劇、ライブを10曲、それも新曲を一気に2曲披露と、現地チケットを当てたPたちは夢のような時間だっただろう。種ちゃんがセンターというのもなかなかのご褒美だったし。6thツアーも発表、次なる総選挙企画には765ASを含んだ52人全員が参戦とか、これからも目を離せない。
2018-10-20(土) [長年日記]
■ 川崎 5-3 神戸@等々力陸上競技場
今日のチケットはイニエスタの影響で早々にSOLD OUTしたそうだけど、シーズンチケット組としてはだいたいいつもどおりの時間に入っていつもどおりのポジションを確保。埼玉あたりにあるスコールっぽい雨雲が次第に南下してくる予報なので、前からも後ろからも吹き込んでこなさそうなあたりを選ぶのがポイントである。
案の定、試合開始1時間ほど前からピッチの向こうがかすむほどのものすごい雨になったが、ときおりしぶきがかかる程度で助かった。メインスタンドの前の方とか、高いけど屋根がないから大変ですなぁ。それよりピッチコンディションが悪化するのが心配だ。川崎のパスサッカーはボールが走らないと力を発揮できない。じっさい、序盤はかなりパスミスが多く、コンディションに合わせられるようになるまで時間がかかった。前半リードされたのはこの影響だろうか。
悠さまのPKはなかなかの緊張感の中で行われた。というのも、直近2試合で2度もPKを外しているからだ。試合後のインタビューによればチームメイトからの熱い信頼や適度なプレッシャーが良い結果をもたらしたようだけど、いやー、当人にしてみればかなりキツかっただろうなー。自分の身になって想像したくないヤツ。
話題のイニエスタはたしかにすばらしい選手で、たぶん一回もパスをミスしてないし「えっ、そんなコースに!?」みたいな鋭いパスを通したりする。といっても怖いのはポドルスキとのコンビネーションだけで、他の選手は彼の力量に釣り合ってないから、せっかくのチャンスを活かせない。スーパースターを一人入れただけでは強くなれないのが現代サッカーであるよ(と、3失点もしておいて言えた話ではないがw)。
雨があがってコンディションがよくなってからの後半はもう、完全に川崎のペースで、神戸の守備はガタガタになってしまったから、いいように得点を重ねて5点。とくに4点目は美しかった。ああいう怒涛の波状攻撃は「らしく」て良い。あとは3点目、(ついに)学の移籍後初ゴール。毎試合ごとに配られる朝日新聞の等々力版が学のインタビューで、この試合に掛ける覚悟が語られているドンピシャなタイミングなのがね、いいよね。
2位の広島が負けて4点差。3、4位に逆転される可能性はなくなったので、このまま負けずにいれば連覇できそう。まぁなにがあるかわからんので油断は禁物なんだけど、この先のホーム戦、先約が入っていて行けないんだよなぁ。というわけで、今期の等々力観戦はこれにておしまい。アウェイFC東京戦と、もし行ければ天皇杯を見に行ければなぁという感じだ。
2018-10-14(日) [長年日記]
■ 久しぶりに時之栖 茶目湯殿へ行ってきた
日帰り温泉へ行こうということになり、ものすごく久しぶりに御殿場の時之栖へ。たぶん1、2年ぶりくらいだと思う。
昔は温泉と(御殿場高原ビールとソーセージを出す)レストラン、あとは代表も利用するサッカーの練習場くらいしかなかったこの施設も、冬季のイルミネーションが有名になってからは徐々に暴走。噴水ショーにアクアリウム、各種スポーツ施設が加わって、いったいなにをするところなのかさっぱりわからない場所に変貌している。
さらにカフェやバイキングなど新たな飲食店が数棟加わって、どれもコンセプトが明後日の方向を向いてるものだから統一感皆無なだけでなく、建物が過密すぎて見通しが悪く、簡単に方角を見失う迷路に。ソーセージを食べようとして昔からあったレストランを探すのに、広い敷地内を右往左往してしまったよ。
おそらく開設当初はちゃんとコンサルが入って明確なコンセプト設定が行われていたんだと思うんだが、それが外れてからはいっさいそういう意識はなくなったんだろうなぁ。とにかく田舎臭くてひどい施設になってしまった。もうダメかもな。
成人専用の温泉「茶目湯殿」はギリギリ落ち着いた雰囲気を保っていて(それでも樹脂製什器や多量の張り紙の追加でだいぶ残念な感じになっている)、湯につかっている間はいい気分でいられるのは救いだが。いや、やはり意味不明で安っぽい地蔵が目に入るのがダメかな……。