2018-10-20(土) [長年日記]
■ 川崎 5-3 神戸@等々力陸上競技場
今日のチケットはイニエスタの影響で早々にSOLD OUTしたそうだけど、シーズンチケット組としてはだいたいいつもどおりの時間に入っていつもどおりのポジションを確保。埼玉あたりにあるスコールっぽい雨雲が次第に南下してくる予報なので、前からも後ろからも吹き込んでこなさそうなあたりを選ぶのがポイントである。
案の定、試合開始1時間ほど前からピッチの向こうがかすむほどのものすごい雨になったが、ときおりしぶきがかかる程度で助かった。メインスタンドの前の方とか、高いけど屋根がないから大変ですなぁ。それよりピッチコンディションが悪化するのが心配だ。川崎のパスサッカーはボールが走らないと力を発揮できない。じっさい、序盤はかなりパスミスが多く、コンディションに合わせられるようになるまで時間がかかった。前半リードされたのはこの影響だろうか。
悠さまのPKはなかなかの緊張感の中で行われた。というのも、直近2試合で2度もPKを外しているからだ。試合後のインタビューによればチームメイトからの熱い信頼や適度なプレッシャーが良い結果をもたらしたようだけど、いやー、当人にしてみればかなりキツかっただろうなー。自分の身になって想像したくないヤツ。
話題のイニエスタはたしかにすばらしい選手で、たぶん一回もパスをミスしてないし「えっ、そんなコースに!?」みたいな鋭いパスを通したりする。といっても怖いのはポドルスキとのコンビネーションだけで、他の選手は彼の力量に釣り合ってないから、せっかくのチャンスを活かせない。スーパースターを一人入れただけでは強くなれないのが現代サッカーであるよ(と、3失点もしておいて言えた話ではないがw)。
雨があがってコンディションがよくなってからの後半はもう、完全に川崎のペースで、神戸の守備はガタガタになってしまったから、いいように得点を重ねて5点。とくに4点目は美しかった。ああいう怒涛の波状攻撃は「らしく」て良い。あとは3点目、(ついに)学の移籍後初ゴール。毎試合ごとに配られる朝日新聞の等々力版が学のインタビューで、この試合に掛ける覚悟が語られているドンピシャなタイミングなのがね、いいよね。
2位の広島が負けて4点差。3、4位に逆転される可能性はなくなったので、このまま負けずにいれば連覇できそう。まぁなにがあるかわからんので油断は禁物なんだけど、この先のホーム戦、先約が入っていて行けないんだよなぁ。というわけで、今期の等々力観戦はこれにておしまい。アウェイFC東京戦と、もし行ければ天皇杯を見に行ければなぁという感じだ。