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ただのにっき


2013-03-18(月) [長年日記]

今年もあさばに泊まってきた(2)

続き

[写真]竹の子とわかめ

春に泊まると、竹の子料理が多いのが嬉しい。夕べの竹の子ごはんに続いて朝食にも定番の竹の子とわかめが登場して頬が落ちそうになる。あと卵焼き。あまり奇をてらった料理はなくてオーソドックスなメニューなんだけど、どれも手がかけてあって旨いんだよなぁ(そして夕食のあとのしょうがアイスで毎度びっくりさせられる)。

朝寝もむさぼって11:30のチェックアウトぎりぎりまで滞在し、沼津港で寿司でも……という予定だったがそんなに食べてどうするんだという意見もあり、クレマチスの丘のまで行ってCIAO CIAOでピザを食べた(けっきょく食べるのである)。

[写真]マルゲリータ

その後、秦野でオヤジの見舞いをしてから帰宅したら、そのあとすぐに外は暴風雨になった。おお、休みにしておいてよかったわー。

Tags: travel
関連する日記: 2016-05-02(月)

2013-03-17(日) [長年日記]

今年もあさばに泊まってきた(1)

[写真]サロンから池を望む

(猫がいて長期旅行ができない代わりに)年に1回贅沢な一泊旅行をしようと決めたけど、結局あさばにしか行っていない。いや、あさばより満足度の高い宿はないので、あさばでいいんだけど。昨年は行けなかったので今年で3回目。3回目ともなると施設の説明なんかはパスされて、浴衣やパジャマは前回使ったものと同じサイズのがあらかじめ用意されている。もう常連扱いですよ。ふひひ。

今回は、宿に入ってからまったく外出せず、ひたすらだらだらしていたのだった。例によって最高の料理を楽しむのはもちろん*1、例年になく何度も風呂に入った。まぁ、外には花粉が舞っているからというのもあるけど、こういうゆったりしたところにいると、花粉症の症状も軽い気がする(伊豆半島は花粉予報で常に真っ赤であるにもかかわらず)。

[写真]夕食の「弥生盛肴」

今回の部屋は窓の外にしだれ桜の樹があって、ここのところの陽気のせいですでに咲き始めていた。これはラッキー。夜には淡くライトアップされて、雰囲気満点。

[写真]夜桜

Tags: travel

*1 今年は平目とあおりいかのお造りが絶品だった。

関連する日記: 2013-03-18(月)

2013-03-16(土) [長年日記]

大江戸Ruby会議03に参加してきた

[写真]基調講演の@nari3

前回(ついこのあいだだと思っていたけどもう2年も前)参加して、とてもアットホームで居心地のいいKaigiだったので今回も参加してきた。前回は地下だったけど今回は2Fのホールだったので電波の入りもよくて、聞きながらコードを書こうとPCを持ち込んで正解だった……が、Windows Updateにバッテリをだいぶ吸われてしまい、午前中でバッテリが尽きたのだった。ちなみに書いていたのはJavaScript(ぇ)。

RubyKaigiは良くも悪くも@kakutaniの影響が大きいので、そのホームである大江戸もエモい*1発表ばかりになるのではないかと思いきや、想像以上にコードの出てくるテクニカルな話が多くて(つまりエモ/テクのバランスが良い)、存分に楽しめた。こないだ東京Ruby会議10でエモい話をしていた@takkanmもちゃんとコード出してた。えらい!

もっともコードがたくさん出てきたのは@mrknのクックパッドをruby 1.9に移行した話で、「あー、それtDiaryが何年も前に通った道だわー」とニヤニヤしながら聞いていたが(老害モード)、ブロックパラメタにインスタンス変数が使える話とか、ハッシュの順序に依存したテストを書いちゃってる話とか、クックパッドくらいの会社でもそれを平然と使っちゃう人がいるんだなぁと、驚きとともに安心(?)したり。なんにせよtDiaryの(というか@hsbtの)「常にtrunkで動くようにしておく」という方針はもっともコストの少ない正しい道ですね。

といいつつ、圧巻だったのは最後、@nari3のコードが1行も出てこない講演だったのだけど。シャイなrubyistの中でもとりわけシャイな@nari3なのに、なんでステージにあがるとあんなに面白いのかね。Ruby七不思議のひとつだね。ざっくりまとめると「われわれはなぜプログラミングをするのか」という根源的な動機の話だったのだけど、Rails登場以降、Rubyのビジネスへの活用がどんどん進んで、カンファレンスでも「われわれのゴールはエンタープライズだ」とでもいうような流れになってきていたのが、最近は揺り戻しというかこういう「楽しみのためのプログラミング」というテーマの話が少しずつ増えてきていて、とても良いと思う。「プログラミングの楽しさ」を追求している言語であるRubyが「つらい(かも知れない)お仕事を楽しくする」ことにも役だっているのはもちろんだけど、「もともと楽しいプログラミングをもっと楽しくする」方が本質的なはずで、そういうことに気づく余裕がrubyistたちにも芽生えてきたのではないだろうか(←偉そう)。

*1 technicalではないemotionalな(愛とか人とかコミュニティとか)という意味

関連する日記: 2013-04-25(木)

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