2010-05-18(火) [長年日記]
■ グスタフ、2階のベランダから脱走する
家猫とはいえけっこう外が好きなグスタフは、しょっちゅうベランダに出てはスズメを監視したりしているのだが、今日の夕方は出たっきりなかなか中に入ってこない。どうしたのかと思って呼びにいったら、どこにもいないではないか。気づかない間に屋内に戻ってきたかと思って家じゅうを探してみたが、どこかに隠れて寝ているわけでもなさそう。脱走したか。
1階の屋根の上から下のフェンスまでは1m程度しかないので、ちょっとジャンプすれば逃げ出せるかも……と以前から予想はしていたが、早くもそれが現実になるとは。もうすっかり大人だから、庭でおとなしく遊んでいてくれたりはしないだろうなぁ。とりあえず餌で釣るために、カリカリを入れたガラス瓶を持って外に出る。
暗い中、名前を呼び、瓶を振りながら近所をまわってみたけれど、ぜんぜん応答がない。猫は迷子になるとどんどん遠くに行ってしまうというから、これだけ探して見つからなければもう近くにはいないと考えていいのではないか。なんか、おれが飼う猫って、かならず途中で行方不明になるんだよなぁ。とほほ。
で、もうダメかと思って庭で座り込んでいたら、裏門の隙間からひょっこり入ってくるではないか。「どこ行ってたんだよ!」と声をかけたら逃げ出そうとするのですかさず捕まえた。あー、よかった。
写真は、帰宅直後に玄関で「また出してくれないかなー」とおねだり中のグスタフ。いいや、なにか対策をうつまで、しばらくはベランダ禁止!
2010-05-17(月) [長年日記]
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入門Git(濱野 純(Junio C Hamano))
4ヶ月も前に買っておいて今ごろ読むとかね。しかも出版はさらに4ヶ月前とか、どうなんですかね。
すでにGithubを便利に利用していて、チュートリアルにも一通り目を通してあるので、まぁ復習がてら……と思って読み始めたらとんでもない、これはツールの入門書ではなく、新しいソフトウェア開発のワークフロー解説書だ。というか、いきなり内部構造の説明から入る入門書なんてあるかい!
冒頭Linusのはしがきに、彼が作ったベースの上に「一般のユーザにも適したユーザインタフェース」と「磨きあげられたシステムにまで育てていくメンテナ」が必要だと書いてあって、いきなり吹き出してしまう。いや、実際Gitプロジェクトは(本書の著者という)素晴らしいメンテナを得ているが、ユーザインタフェースはとても一般向けとは言い難い。特にリポジトリを操作するコマンドが多すぎて、正直「きれいなリポジトリの維持」に対するこだわりがパラノイアすぎるんじゃないかと感じる。
そんなわけで、本書はGitにそういう「過剰さ」が必要になった背景の説明に満ちている。
LinusがBitKeeperからの乗り換え先を探すにあたって、「履歴管理」のツールではなく「パッチ管理」のツールが欲しいと言っていたのを覚えているが、Linux Kernelのように巨大で、歴史があり、大勢が関わっているようなプロジェクトの場合それは必然で、プロジェクトを効率良く運用していくためにGitにはそれをサポートするコマンドが数多くある……という背景を理解するのが、Git理解の近道なのだ。そういう意味で、本書のChapter 10(パッチベースのワークフロー)こそが本書の本論部分になるんだと思う。
おそらくLinux Kernelほど大きくない普通のプロジェクトにおいては、Gitの持つ機能の大半は不要だろう。だが、なぜ「歴史」をきれいに編纂しておく必要があるのか、そのためにプロジェクトメンバがどのような心がけを持つ必要があるのかについては、ひととおり理解しておいた方がいいと思う。というか、そこを押さえずにGitを使っても、たぶん宝の持ち腐れだろう。
で、思想はわかったとしても、やっぱりこの複雑なコマンド群を使いこなせるとはとても思えないんだよなぁ。Gitはもう、コマンドラインで使うツールじゃないよ。だから標準でGUIツールが付属するのは非常に納得がいく。GUIで対話式に操作しないと、普通の人は歴史の編纂なんてできないって(→TortoiseGitを入れてWindows上に開発環境を移すフラグ?)。
2010-05-15(土) [長年日記]
■ グスタフ、タマを取られる
市の補助が出るようになるのを待って申込んだグスタフの去勢手術だが、本日決行。ためしに小さい頃に使っていたバッグに入れてみようとしたらこのざまである。頭しか入ってない。大きくなったものだ。
朝10:00、先日買ったリードを付けただけで、じかに抱っこして獣医まで連れていくが*1、途中から感づいたのか、怯えた声でビャービャー鳴き始める。医者に着いても鳴き止まず、診察台に載せられたらすごい形相で「フーッ」と唸る。凶暴というより、小心者だよなぁ、これ。内弁慶すぎる。他人のもとに預けられるのは初めてなので、そうとう心細いだろうとは思うが、心を鬼にしていったん帰宅。
17:00引取りへ。最初はケージの中から誰かれかまわず「フーッ」と言っていたが、声をかけたらおれを認識したようで、こんどは情けない声で鳴き始める。帰りはバッグに詰めて持ち帰ったが、歩いてる間じゅう鳴きどうし。さぞかし怖かったんだろうと思うが、こういうことが重なって、医者に行くのが嫌いになるんだろうな、ペットって。獣医師ってほんと、損な職業だよなぁ。
エリザベスカラーを付けるのかと思っていたけど、オスの去勢手術の場合はなしだそうだ。まぁ、傷口も小さい、簡単な手術だしな。メスは大変だろうけど。お代は16,000円。あとから相模原市の補助で2,800円バックされる。
帰宅してからもしばらくしがみついて離れなかったが、だんだん(足腰がふらつきつつも)うろうろし初め、4時間もするといちおうシャンとして歩けるようになり、少しだが食事も口にした。もっとも傷口が気になるようで、しきりに舐めたり、尻を床にこすりつけるような動作をする。痛痒いんだろう。こればっかりは傷がふさがるまで耐えてもらわないといけない。抜糸は1週間後だが、こんどは素直に連れていかせてはもらえないんだろうなぁ。
犬は去勢するとおとなしくなるというけど、猫はあまり変わらないとも聞く。グスタフはどうだろう。あいかわらずの乱暴者で、主治医からも「これはすごい」と一目おかれている(?)のだけど、そろそろ噛む力を加減してもらわないと、こっちの身がもたないんだが……。
*1 なにしろ歩いて3分程度の近所なので。
◆ tamo [> あー、よかった ホントですよ! さすがのたださんも、愛猫のことには対応が後手にまわることがあるんですね。 しっ..]
◆ nuremochi [グスタフ戻ってきてくれて良かった! 実家ではベランダ全面に網をかけて脱走できないようにしています。 日向ぼっこできる..]