2010-05-15(土) [長年日記]
■ グスタフ、タマを取られる
市の補助が出るようになるのを待って申込んだグスタフの去勢手術だが、本日決行。ためしに小さい頃に使っていたバッグに入れてみようとしたらこのざまである。頭しか入ってない。大きくなったものだ。
朝10:00、先日買ったリードを付けただけで、じかに抱っこして獣医まで連れていくが*1、途中から感づいたのか、怯えた声でビャービャー鳴き始める。医者に着いても鳴き止まず、診察台に載せられたらすごい形相で「フーッ」と唸る。凶暴というより、小心者だよなぁ、これ。内弁慶すぎる。他人のもとに預けられるのは初めてなので、そうとう心細いだろうとは思うが、心を鬼にしていったん帰宅。
17:00引取りへ。最初はケージの中から誰かれかまわず「フーッ」と言っていたが、声をかけたらおれを認識したようで、こんどは情けない声で鳴き始める。帰りはバッグに詰めて持ち帰ったが、歩いてる間じゅう鳴きどうし。さぞかし怖かったんだろうと思うが、こういうことが重なって、医者に行くのが嫌いになるんだろうな、ペットって。獣医師ってほんと、損な職業だよなぁ。
エリザベスカラーを付けるのかと思っていたけど、オスの去勢手術の場合はなしだそうだ。まぁ、傷口も小さい、簡単な手術だしな。メスは大変だろうけど。お代は16,000円。あとから相模原市の補助で2,800円バックされる。
帰宅してからもしばらくしがみついて離れなかったが、だんだん(足腰がふらつきつつも)うろうろし初め、4時間もするといちおうシャンとして歩けるようになり、少しだが食事も口にした。もっとも傷口が気になるようで、しきりに舐めたり、尻を床にこすりつけるような動作をする。痛痒いんだろう。こればっかりは傷がふさがるまで耐えてもらわないといけない。抜糸は1週間後だが、こんどは素直に連れていかせてはもらえないんだろうなぁ。
犬は去勢するとおとなしくなるというけど、猫はあまり変わらないとも聞く。グスタフはどうだろう。あいかわらずの乱暴者で、主治医からも「これはすごい」と一目おかれている(?)のだけど、そろそろ噛む力を加減してもらわないと、こっちの身がもたないんだが……。
*1 なにしろ歩いて3分程度の近所なので。
ウチの死んだぽんも、カルテに「大暴れ」とか書かれてたことがあったなあ。どういう医療的所見なんだろう。
それは愚痴ではw