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ただのにっき


2010-05-06(木) [長年日記]

Android + Gmailで、指定したメールだけ通知させる

Desire搭載のGmailアプリはそこそこの速報性があって、MMSが使えない環境でもおおむね不自由しない感じになっている。ただ、inboxに入ったメールが全部通知されてしまうので、たくさんのメーリングリストに入っていたりするとうるさくてしょうがない。メーリングリストだけあらかじめフィルタしてinboxから除いておけばいいんだが、それってGmailの使い方として間違ってる! と思うので、逆に通知して欲しいメールだけを選択的に通知してもらう方法を模索している。現時点ではこんな感じ。たぶんもっとスマートで省電力な方法があると思う。

速報して欲しいメールは主にケータイからのメール。iPhoneの時はケータイからのメールだけMMSに転送していたんだが、これだと未読が二重管理になってウザかった。やはりGmailの中で完結させないと。

ということで、原則としてGmailアプリには通知をさせない(着信音を「サイレント」にしてバイブを切ると通知領域にアイコンだけ出るようになる。もちろんアイコン表示も抑制可能)。代わりに特定のラベルを付けたメールだけ通してもらうために、IMAPクライアントであるK-9を導入。K-9はIMAP IDLE機能を使ってメールを監視してくれるので速報性が期待できる*1

あらかじめ通知して欲しいメールをGmailのフィルタで絞り込んでおき、特定のラベルを付ける。ここでは仮に「notify」。

K-9にGmailのアカウントを作成し(~@gmail.comのアドレスを入力するとあとはよきに計らってくれる)、Account Settingで「Folders to check with push」を「Only 1st Class folders」に、「New mail notifications」をON、「New mail ringotone」を好きな音色に。必要に応じて「Vibrate」もONに。

ついでFolder listを更新すると「notify」が出てくるはずなのでそれを開き、「Folder setting」にて「Folder push class」を「1st Class」に設定。これで、先の設定とnotifyフォルダ(ラベル)が結びついて、push通知(IMAP IDLE)の対象になる。はず。なにしろいろいろ試行錯誤したので、これが最小のセッティングかどうか自信がない(笑)。

これでケータイからのメールはinboxに残ったままでnotifyラベルが付き、K-9からはnotifyフォルダに入った未読の新しいメールとして認識される、という寸法。K-9で読んでもGmailで読んでも既読になるので、二重管理にならない。

Tags: android

*1 なんですべてをK-9で完結させないのかというと、受信メールをすべてinboxに入れておいて、処理済みメールをarchiveするというGmail的運用に向いていないため。フォルダへの手動振り分けがとにかく面倒なUIなのである。


2010-05-05(水) [長年日記]

HTC Desireとの音楽/ビデオの同期

音楽ファイル同期にiTunes Agentを使う

音楽ファイルの同期にとりあえず使ってみたdoubleTwistは非常に遅い上に使いにくかったので、iTunesへのアドオンとして動作するiTunes Agentを使ってみることにした。GPLなのでたいへんけっこうですな。iTunesを使い続けるというのが癪に障る部分だが、やはり一日の長があるから音楽ファイルの管理ツールとしては機能的にかなり充実してるんだよね。

参考にしたのはWindowsとAndroidで音楽・動画を同期する方法で、だいたいここに書いてある方法の通り。同期できるプレイリストが1個だけというのが非常に厳しい制約なんだけど、とりあえず今までiPhoneと同期していたプレイリストを全部入れたスマートプレイリストを作ってしのぐことに。まぁ、ほとんどの場合、全曲シャッフルで聴いてるので問題はないんだけど、「最近追加した曲だけ」というプレイリストもけっこう使っていたので、運用上はちょっと困る。

同期処理そのものは素早くてシステムへの負荷も低く、満足のいく性能だった。ひとつだけエラーになって同期できないアルバムがあったんだけど、iTunes上で確認してみたところアルバム名の最後に空白が入っていて、これが悪さをしていたようだ。これなら常用できそう。さらばdoubleTwist。

それにしても、iTunesのプレイリストを読むという動作をする同期ソフトが多いのは、たぶんiTunesがプレイリストを読むAPIを公開してるんだな、COMとして。だったらRubyのWin32OLEでも使って同期スクリプトを自作することもできるわけだ。自分で使うだけならGUIはいらないし、ちょっと作ってみるのもいいかもな。時間ないけど。

なお、現在Desire上での音楽/ビデオ再生にはMeridianを使用。音楽再生は申し分ない。ただ、iTunesでリッピングした.m4aファイルの場合にアートワークが表示されないのは、Androidの制約なのだろうか、他のプレイヤーでも表示されないし。.mp3だと問題ないんだけどなー。

ビデオの同期は手動で

ビデオファイルは同期ツールを使わずに手動でコピーすることにした。iPhoneと違ってどんなファイルも端末上から削除できるので、見たはしから削除してしまうビデオファイルは手動の方が楽だ。

で、試しにニコ動向けにエンコードしたファイルをそのまま読ませてみたら、残念ながら音声だけが再生されたので、これまでどおりCraving Explorerを使って変換することに。ただしiPhone向けのプロファイルだと解像度的に寂しいので、専用のものを作った(といってもiPhone向け設定の解像度部分を変えただけ)。Craving Explorerのインストールフォルダにあるtemplate\convert.xmlというファイルをいじる。<Devive>~</Devive>の間に以下の設定を:

<Item>
   <DisplayName>HTC Desire</DisplayName>
   <Accelerator>D</Accelerator>
   <DeviceName>desire</DeviceName>
</Item>

<Movie>~</Movie>の間に以下の設定を追加する:

<!-- HTC Desire -->
<Item>
   <DisplayName>MP4(HTC Desire)</DisplayName>
   <Accelerator>M</Accelerator>
   <ActionName>mp4-desire</ActionName>
   <DeviceName>desire</DeviceName>
   <CommandLine>-f ipod -vcodec mpeg4 -b 1200k -mbd 2 -flags mv4+aic -trellis 2 -cmp 2 -subcmp 2 -s 640x480 -r 30000/1001 -acodec libfaac -ar 44100 -ab 128k</CommandLine>
   <FileExtension>mp4</FileExtension>
   <BeforeAction></BeforeAction>
   <AfterAction></AfterAction>
</Item>

<Item>
   <DisplayName>MP4 ワイド(HTC Desire)</DisplayName>
   <Accelerator>W</Accelerator>
   <ActionName>mp4-desire-wide</ActionName>
   <DeviceName>desire</DeviceName>
   <CommandLine>-f ipod -vcodec mpeg4 -b 1200k -mbd 2 -flags mv4+aic -trellis 2 -cmp 2 -subcmp 2 -s 800x450 -r 30000/1001 -acodec libfaac -ar 44100 -ab 128k</CommandLine>
   <FileExtension>mp4</FileExtension>
   <BeforeAction></BeforeAction>
   <AfterAction></AfterAction>
</Item>

512x384が標準のニコ動向け動画の場合、縮小どころか拡大になっている点は気にしないこと。

Tags: android
関連する日記: 2010-05-09(日)
本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

Nock Forager [うちのNexus OneではiTunesでCDから作成した m4aのアルバムアートがちゃんと表示されます(代わりに?..]

ただただし [がーん、そうなのか。 そういうのって、どこで確認できるのかなぁ。]


2010-05-04(火) [長年日記]

キケン(有川 浩)

男ばかりの工学系大学のサークル「機械制御研究部」(略称「キケン」)を舞台に、本気で遊ぶ大学生たちを描いたオムニバス長編。

多くの人にとっては荒唐無稽で面白い話なんだろうなーと思うけど、自分は「あー、あるある」という共感は覚えこそすれ、あんまり盛り上がらなかった。あとがきにも書いてあるけど、男子たるものみな自分の「キケン」を持っているもので、それを外部から女子が観測した結果を小説にしただけだから、シチュエーションがあんまりぶっ飛んでないんだよね。

いや、客観的にはぶっ飛んでいるんだけど、変にリアリティにこだわるせいで「まぁこれくらいはあるよな」という感想になってしまう。そうなるともう、フィクションとしての枠に足りてないわけで、男子としては満足できないわけです。もっとファンタジー成分多めでいいと思う。

ちなみに自分にとっての「キケン」は中学時代で、爆弾こそ作らなかったが、フラスコいっぱいの水素ガスに火をつけてみたり、部室でニトログリセリンを合成したりしていたのだから、危険レベルとしてはこの話の大学生たちとたいして変わらない。あ、おれは横暴な先輩に振り回される下級生の役回りだったので(笑)。

あんな面白い経験ができたのも、何をやっても全部責任かぶってくれた恩師・鎌田先生(女性)のおかげです。ありがたや。良い「キケン」には、良い大人の存在が欠かせない。本書に物足りなさを感じるのはそれもあるかも。

Tags: book

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