2010-04-21(水) [長年日記]
■ グスタフ、寝室のドアを自力で開ける
グスタフに触られると困るものは寝室に置いておくことにしていて、人間と一緒でなければ入ってはいけないことになってる(そう認識しているのは人間だけだけど)。なので、締め出されるとドアをカリカリと引っかいたりして、入れて欲しいことを伝えていたのだが。
ところが今朝、あんまり騒がしいので寝室の外に放り出しておいたはずのグスタフが中にいるではないか。うわー、ついにこの時が来たか!
寝室のドアは内開きで、ドアノブは押し下げると開くレバータイプなので、外からうまく体重をかけると開けることができるだろうと思っていたのだが。ちょっと前から、ドアとドアノブの関連に気づき始めていたようだから、時間の問題だとは思っていたんだけど。ケダモノのくせに知恵つけやがって……。
うーん、人間の聖域がまたひとつなくなってしまった。なにかうまい対策はあるかなぁ。スプリングでドアを閉めておくヤツでも付ければいいんだろうか?
なお、写真は記事とは関係ありません。ここ最近でいちばんカワイイ写真。もっとも股間のタマタマがかなり大きくなってるのがわかるので、一概にカワイイとはいいがたい。いま市に去勢費用補助申請をしてるので、申請が通ったら取っちゃうけどね(笑)。
2010-04-20(火) [長年日記]
■ tDiary、9歳
25年という目標からすると、やっと1/3ですか。道は長いね。
今年中に(いまの2.3をベースにして)3.0を出したい。一番の難関だったUTF-8化はもう済んでいるので、ruby 1.9.2がリリースされれば障害はないな。3.0までにあと何を入れるか、議論する必要がありそう。いま読んでる『Webを支える技術』に触発されて、AtomPub準拠のAPIを整備したいという気持ちもあるけど、はてさて。
あとはきちんと継続するためにはメンテナンスコストの低減を図らないといけないので、今の安定版・開発版の二本体制は見直す必要があると思ってる。ぼんやり考えてるのは、リリースのベースにはいまのSubversionを使い、開発ベースはGithubに移行するという方向性。いろんな人が好き勝手にいじっている現状を消極的に認めるなら、変更管理のSubversionよりパッチ管理のGitの方が相性がいいだろうし。
■ tDiary: スマートフォン識別
tDiary 2.3にはとりあえず作った「Config#iphone?」というメソッドがあって、UserAgentを見てiPhoneとiPod touchをプラグインで判別できるようにしてある。だが、スマートフォンも増えつつあるし、他の端末も同じように扱えるようにする必要が出てきた(主におれの要件だが)。
区別したいのは表現力はPC並みだがスクリーンサイズの制約が大きい端末なので、そのあたりは恣意的に決めていく。例えばUserAgentに「Mobile」が入っていればいいかというとそんな単純な話ではなくて、例えばiPadのUserAgentにも「Mobile」が入っているけど、あれは十分なスクリーンサイズなのでスマートフォン扱いしてはまずい。
というわけで、先程コミットした2.3.3.20100420では「Config#smartphone?」メソッド(aliasで従来通りの「iphone?」も使える)の判別用正規表現はこんな感じ:
/iPhone|iPod|Opera Mini|Android.*Mobile|NetFront|PSP/
Android端末がこれでいいかどうかわからない。PSPは(スマートフォンじゃないけど)試しにこの日記を見てみたらそこそこな感じだったのでまぁいいか、というところ。NetFrontはついでに加えてみたけど、ここに加えていいのかどうかわからない。
◆ ただただし [もちろんそれを知った上でのアイデアだよ~]
◆ G [tdiay9歳おめでとうございます。 今までずっと使わせていただいています。 これからもがんばってください。]
◆ なかむら(う) [Androidは「Mobile Safari」で拾った方がいいかも。現状でもマッチはしますけど、Opera Mini..]
◆ ただただし [AndroidはMobile Safariだけじゃないですよねぇ? あんまり気にしなくていいのかな。]
◆ なかむら(う) [いや、何で拾いたいのかによると思うんですけどね。 Opera Miniで拾うならブラウザで識別したいんだろうと思った..]
◆ ただただし [「何で(手段)」は問わないんですよ。峻別したいのは端末の能力なので、それがブラウザに依存した能力ならブラウザ名だろう..]
2010-04-19(月) [長年日記]
■ 20年来探していた音楽に再会して、自分の検索力のなさに愕然とする
松任谷由実に「VOYAGER~日付のない墓標」という曲がありましてな。かの有名な日本SF映画の黒歴史「さよならジュピター」の主題歌なんだけど、これを再発見したという話。自分の検索力のなさを自覚し続けるために、未来の自分に向けて書くよ、もう。
「さよならジュピター」を劇場で見たのは、もう四半世紀以上前になるのか。「特撮はハリウッドに負けてない。でも脚本も演出も演技もダメ……」と、期待を裏切られてがっくりと座席に沈んでいた上映終盤、この歌が流れてきて、あまりの素晴らしさにとめどなく涙が流れはじめ、それまでのネガティブな評価が一気にひっくり返ってしまった。今でも一番好きな映画のひとつ。だから「黒歴史」なんて評価を見るといまだに「ピキッ」てなるんだけど(自分で書いてて何を言うか)、それくらい衝撃的な歌だった。
客観的に聴けば、短く抽象的でよくわからない歌詞、おまけにリフレインが多くて水増し疑惑っぽいんだけど、とにかく映画の最後に流れる歌としてはこれ以上マッチしているものはないというくらい。次点は平成ガメラ3の「もういちど教えてほしい」(って特撮ばっかりかい)。
そんなわけで、曲を聴きたいと思い続けていたものの、買いそびれたサントラは今では絶盤、そうとうなプレミアが付いているらしいし、松任谷由実のオリジナルアルバムには収録されずじまい。松任谷由実には「VOYAGER」なんてタイトルのアルバムがあるのに、そこには入っていないっていうんだからひどい話だ。iTunes Storeにユーミンの曲が入ると聞いたときも真っ先に探したし、時おり思い出してはAmazonで検索してみたり。まぁ、なかったんだけどね。DVD買えって話だけど、まぁ、そこまでの情熱でもなかったというか、DVDから音楽だけ抜き出すとかバカらしくて。
で、今日になってふとYouTubeで検索してみたらあるじゃん! フルコーラスで、しかも複数あがってるし。さっそく聴いたよ、もうね、感動。ぜんぜん色あせてないの。よく考えたら今まで2、3回しか聴いたことないことになるんだけど、歌詞もちゃんと覚えてたもんなー、よっぽど衝撃的だったんだろうなぁ、自分。
その後、ニコニコ動画でも探してみたら一本あって、ふと市場を見たらユーミンのベストアルバム「Neue Musik」が貼ってあって、たどってみたらこの曲がちゃんと収録されていたというオチ。なんてこった、全然知らなかったぞ。検索しても出てこないってどういうことだ。
……という知恵をつけてから、Googleで検索してみれば、当たり前のようにYouTubeの動画はリストアップされてるわ、Wikipediaにもちゃんと「1998年ベストアルバム『Neue Musik』に収録」と書いてある。おれの目は節穴か。たぶん自分の中には「曲が欲しい」→「買うならAmazonかiTMS」→「検索しても見つからない」→「あきらめる」というストーリーしかなかったんだろうなぁ。「いまどき音楽探すならYouTube」というのは、頭ではわかってるつもりなのに、ぜんぜん行動に結びついてない。かみさんなんてよくYouTubeで懐かしい曲を探してるから、これは年齢のせいというより習慣の問題だ。うーん、反省。
で、さっそくベストアルバムをポチっとしたかというと、この一曲のために3000円以上出すのかよ、なんで曲単位で買えないんだよ、そもそも曲名が検索にかからないのはどういうことだよ……などと考え始めたらムカムカしてきたので、マーケットプレイスで安いのを買ったのであった(←だいなし)。レコード会社の人たちは、権利ばっかり主張する前に、商品をちゃんと陳列して下さい。
◆ smbd [とりあえずドアの開く方に漬け物石でも置くとか… 写真は首回りがだいぶ肥えているように見えますなw]
◆ h12o [縦長のHT-03Aで見ると最初に目に入るのが彼の股間の…、なんですが(笑)。]
◆ ただただし [ドアの外側からどうやって内側に漬物石を置くのかと >smbd 首が太く見えるのは毛深いからだね。たぶん夏になればす..]
◆ smbd [人間は窓から出ればおk]