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ただのにっき


2010-01-19(火) [長年日記]

iPhone向けTwitter/Wassr投稿専用アプリ「Tsubuyaki」が軽くて実にいい感じ

Tsubuyakiスクリーンショット 「S」のついてないiPhone 3Gなもんだから、アプリの選択はおのずと「軽さ」が重要なファクターになる。

Twitterは最近、TwitBird ProからSimplyTweetに乗り換え、さらにqStatusというTwitter/Facebook両対応の投稿専用アプリを使っている。専用アプリの決定版がないWassrは、クソ重いWebを見るのがかなり苦痛で、せめて投稿だけでも軽いのが欲しいと思うのだが、Wassrにはこれもなかった。

で、まさに今日、TsubuyakiというTwitter/Wassr両対応の投稿専用アプリがリリースされた。作者はニコマス界隈でおなじみのポケP。縁あってβテストに参加していたんだけど、ホントに軽くて使いやすい。どっちに投稿するか簡単に選べるから、内容に応じて気軽にぽんぽん投稿できる(もちろん両方同時にも)。テキストだけでなく、写真の添付ができて、TwitterではTwitPicsを使い、WassrはちゃんとWassrの機能を使ってくれる。

おまけに細やかな気づかいのあるUIが非常に心地よい。写真を添付すると「Post」ボタンの横にアイコンがついたり、「Clear」で内容を消した直後は「Undo」に変わったり。投稿中は画面がグレーアウトしてちゃんと他の操作ができないフィードバックがあったり。それでいて重くなりがちな余計なおまけはなく、ギリギリまで機能を削ってあるから、軽さは犠牲になってない。

そんなわけで、初日からホーム画面の1ページ目に鎮座したよ。ほくほく。


2010-01-17(日) [長年日記]

EMOBILEのモデムをN8の天板につけた

バリバリー!!

EMOBILE D02HWがぶらぶらして邪魔なので、R3の時と同じように、マジックテープでN8の天板に貼れるようにした。バリバリー!!

R3用に買ったのは白だったからN8の黒い天板に合わなかったので、わざわざ黒を買い足し。まぁ、今ならモバイルルータにするのが筋なんだろうけど、なんだかんだいって高いもんね、あれ。

あとはPanasonicの上下ひっくり返ったロゴを隠すためのステッカーが欲しいんだけど、いい感じのはないかねぇ。今はありあわせのマスキングテープを貼ってるんだけど。

Subject To Change ―予測不可能な世界で最高の製品とサービスを作る(Peter Merholz)

奥付をみたら1年以上前の本だった。いいんだ、内容が古びない本はいつ読んだって。

タイトルではなんの本だかわからないし、副題の「予測不可能な世界で最高の製品とサービスを作る」からもイマイチ内容が想像できない。ようするに、顧客指向でデザイン・ドリブンな製品・サービスづくりをしなさい、ということが書いてある。

序盤はこれからの時代は「体験」を売るのが重要だという話で、顧客にいかにして共感するかとか、延々わかりきった話が続くのでどうしたもんかと思ったが*1、中盤からは実例を交えて実際にそういう製品・サービスがどういう過程で開発されたのかを解説していく。

Appleの事例が多くてバランス欠いてる気もするが、Appleが現代の企業の中では格段に共感の扱いに長けているのはたしかなので、いたしかたないやね。でもこの本に書いてあることが理解できるとAppleの狙いが読めちゃって、白けちゃうかも知れないけど。

最後は、そういう開発プロセスにはやっぱアジャイルじゃないと……という、読み通りの展開で〆。個人的にはそれほど目新しくなかったけど、良い製品開発に必要な要素を知るために、薄くて読みやすい良い本だと思う。

Tags: book

*1 嘘ですすみません。顧客に共感するには技能と訓練が必要なので、実はだいぶ大事なことが書いてある。というかじっさい共感が苦手な人が多いから、おれみたいな職業が成立するんだけど。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

kou [これをステッカーにするのはどうでしょうか。 http://github.com/taiyaki/taiyaking/..]

ただただし [自分のに貼れw]


2010-01-16(土) [長年日記]

総務省の「地デジ説明・相談会」が年寄りしか相手にしてない件

説明会のパンフレット

今日、総務省から全戸絨毯爆撃型の郵便が入っていて、地デジへの移行について各地で説明会を行うという案内だったのだが。

中に入っていたパンフレットがすごい。表紙の説明が「初めて、我が家にテレビが来たときのうれしさ」「白黒からカラーになったときの驚き」「あの時のテレビの感動を再び……」。おれくらいの年齢でも、テレビがなかった頃の記憶なんてほとんどにないのだから(白黒がカラーになった記憶はぼんやりとある)、だいたい50代以上しか相手にしていない。中のイラストや写真も老人ばかりが描かれていて、完全に若者はターゲットの外である。

これを「これからもTVを見てくれるのは年寄りだけだろう」と見ればすばらしく割り切った良いターゲティング戦略だが、「どうせ地デジのことがわかってないのは年寄りだけだし」と判断した結果なら大間違いだろうなぁ。若い人でもアンテナのこととかわかってない人けっこういるしね。

なんにせよ、この極端さは面白いと思った。実際の説明会の顔ぶれがどうなるのか楽しみだ。……とは言え、うちはすでにケーブル経由で地デジ見られるので行く気ないけど。

本日のツッコミ(全8件) [ツッコミを入れる]

Before...

たかえふ [総務省の中の人とそういう観点で会話をしたことはありませんが、 現場でスタッフの人と会話をする限りでは、「若い人は自分..]

ただただし [うわぁ……。「2011年7月は血を見る」という予測は何年も前から出てるわけだけど、現場の人にとってはただごとじゃない..]

たかえふ [うーん、でも、これって誰が悪いんでしょうね。 (そもそも、地デジにする必要がないじゃん、っていうツッコミはおいといて..]

ただただし [いやまぁ、「誰」と指摘できるほど具体的に「悪い人」はいないと思いますけど。全国民に確実に周知しなくてはいけない、こん..]

たかえふ [このへんで最後にしますが… > いやまぁ、「誰」と指摘できるほど具体的に「悪い人」はいないと思いますけど。 そう..]

ただただし [>国はどういうような告知をすべきだったんでしょうね? 地デジのプロモーション活動について俯瞰的に見たことがないの..]


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