2009-08-30(日) [長年日記]
■ 伊豆スカイラインで車載位置の調整
というか、8月はぜんぜんバイクに乗れなかったので、雨が降りそうな中、ちょっと走ってきた。普通に伊豆スカ全線だけど。
最近は、ライトの前に付いているスタックバーにクランプを付けているんだけど、車体が何も写り込まないし、その割には乗車中に操作できないし……というわけで、他のポイントを探す旅。こうやって撮影したデータは溜まる一方なんだけど、ぜんぜん編集してない件。
いつもはタンデムシートを外しているんだけど、先日の信州ツーリングでタンデムしたついでにリアキャリアも復活させたので、そこに固定してみたのがこれ。ライダーの体が画面の半分を占めてるとか、ありえんなー。もっと外向きに取り付ければよかったのか。
あと、キャリアはプラスチック製なので、また車体の後端にあるせいもあって、振動がハンパじゃない。これは使い物にならないので却下だな。キャリアを外したあとに、金属パイプでマウントを作ってみるというのはあるかも知れないけど。
続いて、タンデムステップの支持フレーム部分に固定。さっきの失敗を反省して、外向きに付けてみた。写り込んでいるのは右脚とシリンダーヘッド。なかなか悪くないんだけど、カメラ位置が低すぎて、右コーナーでは路面が迫ってきてちょっと怖い。これを長時間見るのは厳しいかもなぁ。
というわけで、ライダーの背後から撮るのはけっこう難しいということがわかった。所々に挟むのは変化があって面白いかも知れないけど、なにしろ止まることが大嫌いなので、カメラ二台構成にしてもしないかぎりそんな絵は撮れっこないね。
で、次はスクリーンの内側にいい場所を確保できたので試してみようと思ったら、電池切れ。おまけに予備バッテリを忘れてきたという(笑)。こっちはまたこんど。
迫力のあるローアングルで、エンジン音を拾いやすく、乗車姿勢で操作ができるというベストポジションはシリンダーの真上あたりだと思うんだけど、そこにはフレームがないからなぁ。エンジンそのものがフレームの構成パーツのひとつになってると、こういう時に困る。
そうそう、先日作った振動防止パーツだけど、試しにゴムひもを使って固定してみたものの、まったく効果がなかった(笑)。ゴムといってもキリキリ伸ばしきってあるので、伸び縮みする余裕はなかったのだけど。固定するならもっと他の場所にしないと、このマウントの場合は効果が出ないのかも知れん。この辺は来月の車載オフで相談してみるかー。
■ 川崎 1-1 清水@等々力競技場
台風が来るよ来るよと言われていたのに、普通に軽装で来てしまい、寒さに震えるしまつ。おまけにいつもと同じくらいの時刻に会場入りしたにもかかわらず屋根のある席の競争率が高くて(当たり前だ)、露天席しか取れなかった。
案の定、試合開始を前にして本降りに。オー・ノー。しょうがないので、屋根のあるところで90分間ずーっと立ち見。これは疲れた……。
おまけに試合はしじゅう清水におされ気味、先制されてしまう。なんでこう、オレンジ色のチームには弱いのか。前日に首位の鹿島が破れているので、ここで勝って勝ち点差を詰めないといけない試合なのに、いっしょに仲良く負けてどうする!
で、後半ロスタイム、さすがにもう追いつけないだろ……とあきらめかけたところで、ヒロキの同点ゴール。ひえー、ロスタイムの得点って、今期何回目だよ! なんちゅう粘り腰だ。これは貴重な勝ち点1だなぁ。
2009-08-29(土) [長年日記]
■
虚構機関―年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)(田中 哲弥)
SFマガジンをやめて、さらに積読をばりばり消化中。「ばりばり」ってほどのペースじゃないけど。
2007年の国内SF傑作選という体裁で、基本的にはバリエーション豊かで面白かったんだけど、ちょっとSFと呼ぶには無理やりすぎる作品もあったかなー。
SFというジャンルはもうすっかり拡散して薄まってしまったのだから、境界にあるような作品にまでムリにレッテル貼らなくていいじゃん、という気がする。それよりもっとコアにある濃ゆ~いのを紹介して欲しい。
まぁ、そういうのを求める読者に向けて、あえて「もっといろいろ読めよ」というのが選者のスタンスなんだろうけど。あいにくこっちはレジャーの幅が増えた結果、SFに費やせる時間そのものが減ってしまったので、そういうのにはお付き合いできなくなっちゃったのよね。
2009-08-28(金) [長年日記]
■ 久しぶりにCDを買うなど
いや、アイマス以外のCDって意味だけど。もっとも、どれもニコ動がきっかけなのは違いない。
Hatsune Miku Orchestra
SPACE SHOWER MUSIC
¥875
実はVocaloid曲の歌詞を聴き取るのがすごく苦手で、ごく一部の手練の調律師の作品を除くと歌詞職人がいないとどうにもわけがわからない。特にミクの声は苦手なんだけど、「初音ミクオーケストラ」シリーズのミクは歌手というより楽器に徹しているせいか、歌詞が聴き取れなくても気にならない。
まぁそれ以前に、言うまでもなく世代的にど真ん中というのが一番効いてるんだけど。VocaloidによるYMOのカバーなんて最高ジャナイデスカ。
以前からニコ動から落としてきた音源をiPodに入れていたけど、このたびめでたくCDになったので買ってみた。やっぱ古めの曲がいいね。「東風」とか。
このCDは作者からYMOに直接手渡しされたという逸話もあって、オリジナルに認知されたCGMとしても良い事例。最近は、ニコマス界隈だと田中公平の「ぴっかりPは凄い」発言やオフィシャルサイトで紹介されてシラカワPがビビった件なんかもあって、アーティスト同士の間に立ちはだかるのは著作権だけという状況がよくあって、なんだか面白い時代が近づいているような気がするね。
PLASTIC(通常盤)
D-topia Entertainment
¥1,898
わかむらPの『ロボットハニー』で「いいな」と思っていたんだけど、そのわかむらPと同じくらい大好きな(笑)男坂Pによるパロディ(オマージュ?)を見て欲しい度が高まってしまったので買ってみた。アルバムは2枚出ているんだけど、Twitterで聞いたら2ndを推す声が多かったので(といっても約2名)、こちらを。「ロボットハニー」も入ってるし。
予想以上にバリエーションに富んだ曲が入っていて面白かった。とはいえ、最近は音楽のジャンルが細分化しすぎていて、どの曲がどのジャンルなのかよくわかんないけど、まぁ、こまけぇことはいいんだよ的な。
でも声が相当sweetな人なので、やっぱカワイイ感じの曲がよく似合うな。気に入った。
◆ Marlowe [最初は、車載が撮れるだけで嬉しかったけど、慣れると何処にマウントしたら良い絵が撮れるのか悩みますね。]