2009-01-06(火) [長年日記]
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プロバビリティ・サン (ハヤカワ文庫SF)(ナンシー・クレス)
プロバビリティ・ムーンの続編。じわじわ面白くなってきた。特に終盤、初心者置いてけぼりのSF大暴走は痛快。こんなに話を大きくしちゃって、最終巻は大丈夫かよ、と心配になるくらい。
「天才物理学者」トムの描写がいいね。小説に登場する「天才」は始終奇矯な言動を取ることが多いけど、本当の天才って違うと思うんだよな。トムのように、普段は普通でいいパパだったりするけど(とは言ってもガチガチのモヒカンなんだけど)、いったん天才モードに入るとすごい集中力を発揮する、スイッチの切り替わり方が激しい人が、いかにも天才っぽい感じがする。
そんなトムをはじめとする、目的のために手段を選ばないタイプの人間が複数、それぞれの思惑を抱えて行動するという、小説としてもなかなか優れた作品だと思った。まぁ、ストーリーは相変わらずあんまり進んでないんだけどね。そういうスピード感に期待する作家じゃないんだろう。とりあえず次が楽しみ。
プロバビリティ・ムーン (ハヤカワ文庫 SF ク 13-1)
早川書房
¥43
2009-01-05(月) [長年日記]
■ FirefoxにいくつかAdd-onsを入れた
先月移行した時は「PCが非力なのでアドオンは最小限に」とか言ってたわりには、いつの間にか増えているのがFirefoxの怖いところだよなぁ。これ以上入れないように自重しなくては……。
あれから追加したのはこんな感じ*1:
FireGestures
マウスだけでだらだらブラウズしたい時のために、マウスジェスチャをサポートさせた。Sleipnirでも標準搭載で、けっこう使ってたし。
IE Tab
とある社内システムがIEオンリーだったので泣く泣く入れた。この強烈な敗北感はなんだ。
Tombloo
Tumblrユーザ必須。まぁ、これがあるとないのとでは、スピードが10倍くらい違うしね……。
keyconfig
キーボードショートカットを変更するもの。マウスに持ち変えるのが大嫌いなおれには必須装備。というか、体になじんだSleipnir互換キーアサインを実現するために。Mozillaの公式サイトに置いてなくて、こんな掲示板にひっそり置いてあるとは思いもせず、モノを探して右往左往してしまった。
これでいくつかのブックマークレットをキーボードから呼び出せるようにしたので、かなり快適になった。
Greasemonkey: LDR SHIFT+CTRL key is invalidated
LDRのキーボードショートカットは大変便利なのだが、Ctrl+Shiftでフィードを移動してしまうアサインだけはひどすぎるので、今まではそれを殺すブックマークレットを使っていた。上のkeyconfigでそのまま引き継ごうと思ったんだが、そもそもonLoadで自動実行できるべきだよな。
ということで探したらあったのだった。これは助かる。
1/7追記: 舌の根も乾かぬうちに以下を追加。際限ないな……。
RefControl
「fc2ブログの画像がLDRで表示されなくて不便」と愚痴ったら教えてもらった。ようするにrefererが自サイトでない場合に画像を表示させない(セコい)サイトを騙すアドオン。Yahoo!ブログなんかでも有効だ。
しっかし、こういうのが一般化するのは、アクセス解析屋の悪夢だのぅ。
FaviconizeTab
指定したタブにタイトルを表示させない(faviconだけ表示する)ようにするアドオン。faviconだけ見れば判断できるいくつかのサイトでこれを有効にして、タブバーをすっきり。
Greasemonkey: Gmail Unread Message Count in Favicon
Favicon部分にGmailの未読メール数を入れてくれる。これすごいなー。GmailをFirefoxで読むノートにだけ入れた。
LDR用もあるようだが、LDRは常に数千の未読があるので意味がない(笑)。
*1 パワーに余裕がある)自宅機だけに入れてるアドオンは他にもいくつかあるけど割愛。
2009-01-04(日) [長年日記]
■ tDiary: ruby 1.9.1RC1対応
やっと少し時間がとれたので、ruby 1.9.1対応をしている。
「shebangにエンコード指定を期待しない」という方針のため、あちこちに手を入れることになってしまったが、それでも地雷がなくならないので、RC1から入ったEncode::default_external=を使ってしまった(禁断の技?)。
もっともそれでもエンコード問題が消えず、泣きそうになりながら延々と悩んだのだが、なんてことはない、元になったパッチでNKF::nkfにあててあったワークアラウンドが悪さをしていたというオチだった。最新のrubyでは不要なパッチだったという。とほほ。ひょっとするとEncode::default_external=いらないかも。
これでcoreはそれっぽく動くようになったと思う。わかっている問題は:
- migration周りがまだ動いていないので2.2からの直接移行はできない
- ruby 1.8系での動作が未確認
- evalの仕様変更の余波でsecureモードがまったく動かなくなっている
特に最後のは頭を抱えている。eval内でローカル変数が定義できないのは相当痛い。
とりあえず次はpluginをいじろう。