2008-08-24(日) [長年日記]
■ ナビの「ルート」と「トラック」の違いがやっとわかった
しばらく前からGSにつけているナビ、Garminのzumoだが、「ルート」と「軌跡ログ」という用語が混じっていて、よくわからなかった。これが付属ソフトのMapSourceになると「ルート」と「トラック」と変わるのでよけいに混乱。
今まで、本体の「軌跡ログ管理」にある「ルートとして保存」という機能を使ってルート情報に変換したものをPCに取り込んでいたんだけど、これを使うとファイルから時刻情報などが抜け落ちてしまい、写真とのマッチングがとれなかった。せっかくEveryTrailには写真と連携する機能があるのに。
今回のツーリングで、3日目のデータを吸い出すときに、ふといつものメニューの下にある「共有」というボタンを押してみたら、SDカードに軌跡ログを保存するではないか。これをEveryTrailにアップロードしたら、必要な情報が全部含まれているらしく、時刻はもちろん高度や速度までバッチリ出てきた。写真との連携も、TZを設定するだけで一発OK。
つまり、「ルート」はプランニング用のよけいな情報を含まないデータで、「トラック(軌跡ログ)」は実際に走ったリッチなデータ、ということか。今までなんて無駄なことをしていたんだぁぁ。つーか、マニュアル読め~ orz
他に、本体の軌跡ログは、1セッションの大きさに制約があって、どうも300km前後で切ってやらないと最初のほうから忘れてしまうとか、なかなかひどい仕様になっているのもわかった。今度からはもうちょっと小刻みなルート設定をしよう。
2008-08-23(土) [長年日記]
■ 夏休みツーリング(DAY3:野辺山一般公開)
麦草峠
朝から雨。「アメフラシ」というあだ名を頂戴する。ついに人間ですらなくなりましたヨ。けっきょく、11時のチェックアウトまでうだうだと宿で過ごす。
雨な上に20℃を軽く切るほどの涼しさ(寒さ)なので、いつもよりも1枚多めに着こんだ上にカッパまで装備。4枚も着て暑くないなんて、夏のツーリングにあるまじき気候だ。
R141に出るにあたって、今日は素直にメルヘン街道を使う。また2000m超の麦草峠は寒いが、雲の上なので雨はない。快適。曲がるべき交差点をシカトするなど、相変わらず反乱気味のナビと駆け引きをしながらR141へ。
国立天文台野辺山
この日程で旅行を組んだおれは天才かも知れん(天気さえよければ)。
というわけで、最終日は野辺山の一般公開である。雨に濡れて泥はねに汚れたライディングウェア姿で屋内に入るのは気が引けるので(臼田もそうだけど、土禁なんだよねー、なぜか)、今年は外から見るだけにしよう。
いつもの「45mアンテナにタッチ」イベントは危険なので中止になっており、そのせいかいつもより多めに動いております。そりゃもう、「そんなにサービスしていいの!?」というくらい、あっち向いたりこっち向いたり、上向いたり下向いたり。ああもう、動いてるパラボラは止まってるパラボラの何倍もカッコイイな!!
というわけで動画も撮ってきた。
彼氏に連れられてきたとおぼしき女の子が、これを見て「かっこいい!」と言いながら彼氏そっちのけで駆け寄ってくるのを見たりすると、我がことのように嬉しいです(バカ)。
あとは素直にR141を南下、中央道で帰宅した。3日間で1000kmくらい。
2008-08-22(金) [長年日記]
■ 夏休みツーリング(DAY2:平日の臼田宇宙空間観測所)
魚沼
早い電車に乗るかみさんを送り出した後、それほど距離があるわけでもないので9時ごろ出発。
このあたりはいわゆる「魚沼」なので、目に入る田んぼはみんな「魚沼産こしひかり」である。こんだけあったら、ピンからキリまであるんだろうなぁ(と考えてしまう大人っていやね)。国道沿いは民家も多く、豪雪対応の三階建て住宅などを観察しながらのんびり流す。
津南
R117に入ると、道が単調になってちょっと退屈してきた。ふとナビに目をやると、平行してぐねぐねした道が走っている。「ティン!」ときたのでそっちへ。ぐるっと回って元のルートに戻れそうだし。これがけっこう正解で、中速コーナーが続く短いながらもいい感じのワインディングだった。
もっとも、予定していたコースを外れたので、ナビが別ルートを発見できず、「Uターンしてください」を繰り返す。それでも無視して走っていたら、あきらめたのか、その先へ進むルートを示した。はっはっは、やはり機械は腕っ節でいうことを聞かせないといけませんな。
で、それがスキー場のメンテ用(?)らしき細い道で、なかなか心細い。見晴らしはいいけど。それでもあきらめずに登っていくと、R405(道の細さは変わらず)にぶちあたって南下、R117に戻った……すでに通過した場所に。えぇ~?
なんかしゃくにさわったので、もう一度トライしたら、途中で曲がるべき場所を(飛ばしすぎて)見落としていたらしいことがわかった。改めてそっちに入ると、ちゃんとR117の先のほうに戻れた。
臼田宇宙空間観測所
さて、今日の目的は(また)臼田である。普段は休日にしか来れないので、アンテナはお休みのことが多いが、平日ならほぼ確実に稼働中のはず。中野ICから上信越道に入って距離を稼ぐ。そういえば今日はまだ雨降ってない。が、山の上になるとだんだん寒くなってきたので、悔しいがカッパを着た。
佐久ICで降りて順調に臼田へ。もくろみどおり、アンテナは山側を向いた仰角45度くらい。通信先はどこだろう、かぐやかな?
いい気になって写真を撮っていたら、だんだんガスってきて、「おお、これはこれで趣があっていいかも!」と思っていたら、どんどんどんどん霧が濃くなり、とうとうアンテナがぼんやり見えるくらいまで視界が悪くなってしまった。えぇい、おれが何をしたというのだ!
大河原峠
少し待ってみたけど晴れるようには思えなかったので、しかたなく臼田を離れる。ここから西に向かうルートをナビに入れると、かならずいつもの林道を勧められるのだけど、今日もガン無視して国道まで出てリルートさせた。
そしたら予定していたのとぜんぜん違うルートを設定してくれましたよ、このナビは。さっきいじめたのを根に持っているのか。ちょっと迷いながらも蓼科スカイラインにむりやり戻して、大河原峠へ。標高2000mを超えるので、晴れているけどかなり寒い。
でも、以前来たときと違って、別荘地帯の一部を除き舗装がすごくよくなっていて、林道っぽさがずいぶん鳴りを潜めていたのには驚いた。これなら気負わずに走れるなぁ。これはいい道だ。普通にしてるとナビがチョイスしてくれないのが残念。
諏訪湖
だいぶ時間を食ってしまったので、そのまま休まず白樺湖に抜けて、ビーナスラインを走り抜け、諏訪湖の宿へ。かみさんより先に着くはずだったのが、30分遅れての到着になってしまった。
夜はまた酒を飲みすぎて撃沈。でも毎日やっている花火大会は部屋の窓から見られた。花火写真は難しいな。かろうじて数枚撮れた。