2008-04-13(日) [長年日記]
■ tDiary: Apple Webクリップ用アイコン設定
なんとなく先延ばしにしていたiPod touchの1.1.4化(もちろんJailbreak込み)をやったので、やっとSafariの新機能「Webクリップ」を使えるようになった。
……ので、tDiaryでWebクリップ用のアイコンを登録するプラグインapple-webclip.rbを書いた。最近ぜんぜんコードを書く時間がなくて勘が鈍ってしまったので、リハビリがてら。
で、iPodに登録されたアイコンを撮ろうと思ったんだが、Screenshotアプリが動かない……。
■ iPod touch Jailbreak 1.1.4
キャプチャするソフトを見つけたのでJailbreakメモ。
ZiPhone 3.0でJailbreak
ファームを1.1.4にあげたあと(今までのJailbreak手順と違って先にあげちゃっていい)、ZiPhoneを実行、(iPhoneじゃないので)「Jailbreak」をクリックするだけであっさり脱獄。
Sourceを追加
なんかいろいろ入れたり出したりしたのでよくわからなくなってしまった。足らないかも:
- Community Source (インストーラから)
- applerepo.com (Add Sourceで)
- repo.ispazio.net (Add Sourceで)
アプリ追加
標準アプリやSummerBoardのようなあって当然アプリは別として、
- CaptureとTouchRoll
- Captureでスクリーンショットを撮れる。撮ったファイルはiPhoneのカメラと同じ場所に入るので、それをPhoto Albumsで見られるようにするTouchRollを入れる(Photo Albumsに「Camera Roll」というアルバムができる)。
- Devicescape
- 以前紹介した、Devicescapeアクセス用のアプリ。これでBB mobilepointやlivedoor、FONなどに接続する。
- PocketTouch
- 以前書いた、「手探りで操作できない」というiPod touchの欠点を解消してくれる(かも知れない)アプリ。全画面を使って、曲の再生・停止(タッチによるトグル)、早送り・巻戻し(左右スライド)、ボリューム↑・↓(上下スライド)をできるようになる。試しに使ってみる。
- Sketches
- 手描きイラストが描きたいときがあるかなー、と思って入れてみた。けど、指先でなんか描くのは微妙だなー。
2008-04-12(土) [長年日記]
■ VAIO Hot Streetの利用規約が気持ち悪い
調べものをしていて、偶然SONY Hot StreetというVAIOユーザ同士のQ&Aサイトに行き当たった。で、そのページを開くと、最初に利用規約に同意するようにというポップアップが出て、同意しないと読ませてもらえない。
JavaScriptのソースをざっと見ると、同意するボタンを押すとVHS_AGREE_TERMというcookieに1を入れるだけの動作なようだ。同意しない場合はトップページに飛ばされる。これをログに記録しておいて、何か違反をしたら「てめぇあのとき同意しただろ、ごるぁ」って言うのかなぁ。怖いなぁ。
でも、規約を読むと適用対象は投稿する人のみで、それもVAIOなんちゃらというIDを持ってる人にしかできない。じゃあ、読むだけの人は? わからない。わからないものに同意したくない。
もちろん、JavaScriptを切ってしまえば規約に同意することなく読めるし(実際そのようにして読んだ)、Googleで見つけたのならキャッシュで読むこともできる。ということは、規約を読むこと自体を簡単に回避できる(というか知らずに回避してしまっている人がいる)わけだが。そんな規約は果たして有効なのか? そもそもログインするときに読ませりゃいいじゃん。なに考えてんだ、SONY。
2008-04-11(金) [長年日記]
■
空の中(有川 浩)
「図書館戦争」のアニメも始まったことだし(まだ見てないけど)、このまま積読箱に入ってる有川作品を全部読んじゃおうかな! ……と思ったら『別冊図書館戦争』とか出てるし。商売熱心だな、メディアワークス。読むほうが追いつかん。
で、陸海空自衛隊シリーズである『塩の街』や『海の底』と同じようにこの作品も「軍人と少女の恋愛モノ」かと思っていたらさにあらず(以下、もう3年半も前の作品なのでネタばれとか気にせずに書く)、こんどは女性自衛官ですよ! しかもF15Jパイロット! 萌える!(←間違ってる。いや間違ってないのか)
でも「女性自衛官と少年の恋」じゃないんだよな。有川作品って、そういうところは保守的だ。そういうところも含めて好きだけど。そんなわけで、恋愛小説的な面はかなり希薄。もちろん、そこかしこでグニャグニャできる。とくにエンディングはニヤニヤ。
一方でSF的側面は他の2作品に比べて高いかも知れない。上空2万メートルに生息する謎の知的生物とのファーストコンタクト。ただ、相手は日本語を解するのでコンタクトシーンには重きを置かず、それよりはその後の展開がなんというか、真剣なのにユーモラスで、『イリーガル・エイリアン』っぽい。バカバカしくて楽しめた。
このシリーズはいちおう「怪獣モノ」でもあるということで、『MM9』や平成ガメラみたいな怪獣シミュレーション的面白さも狙ってるんだろう。ただ、あくまで物語を進めるためのご都合主義的な流れの中で展開するだけので、あんまりそういう狙いは成功していない。ストーリー展開には目くじら立てずに、軽い気持ちで読むのが吉。
別冊 図書館戦争〈1〉
アスキーメディアワークス
¥1,540
イリーガル・エイリアン (ハヤカワ文庫SF)
早川書房
¥79
ガメラ 大怪獣空中決戦 [DVD]
角川エンタテインメント
¥1,751
B000UABXLA
B000UABXLK