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ただのにっき


2008-02-03(日) [長年日記]

自宅サーバの死んだディスクをサルベージしようとしたが断念(?)

自宅サーバが死んでかれこれ3ヶ月が経過するわけだけど、やっとディスクのサルベージをしようと思い立った。雪のおかげで出かけられなかったので。

そもそもReiserFSのディスクをマウントできるマシンがなかったのが腰の重い理由だったわけで、まずはLive CDとしても使えるUbuntuの7.10インストールイメージを入手、CD-ROMに焼いた。

かなり前にKNOPPIXを使って以来、久々にDesktop向けLinuxディストリビューションを使うことになるので、立ち上がったUbuntuでしばらくいろいろ遊んでしまったが(よくできてるねぇ)、ようやく本題を思い出し、外付けUSBディスクケースに入れた死亡ディスクを接続する。

で、しばらく待ってみてもマウントされないので、メッセージを見てみるとこんな感じで延々とリトライ……

kernel: [ 7669.124000] usb 1-1: reset high speed USB device using ehci_hcd and address 5
kernel: [ 7669.256000] sd 5:0:0:0: [sdb] Result: hostbyte=DID_ABORT driverbyte=DRIVER_OK,SUGGEST_OK
kernel: [ 7669.256000] end_request: I/O error, dev sdb, sector 1048639
kernel: [ 7669.256000] ReiserFS: sdb1: warning: sh-2029: reiserfs_read_bitmap_block: bitmap block (#131072) reading failed
kernel: [ 7671.284000] done
kernel: [ 7671.308000] ReiserFS: sdb1: Removing [177 625741 0x0 SD]..done
kernel: [ 7671.400000] ReiserFS: sdb1: Removing [31197 624713 0x0 SD]..done
kernel: [ 7671.500000] ReiserFS: sdb1: Removing [358617 514278 0x0 SD]..done
kernel: [ 7701.616000] usb 1-1: reset high speed USB device using ehci_hcd and address 5

こりゃダメかなー、と思った矢先に、突然マウントできた。この隙に!と思ってコピーしようとしたら、またもやリトライの嵐。とりあえずやらせておくか……。(つづく)

追記

よりによって、wwwの下全部(「こま犬ライブラリ」と「ふらっとツイン」を含む)と、~/svnが救出できない見込み。意味ねー!

そりゃ、多少はバックアップとってあるけど、けっこう古いからあんまり意味ないなぁ。全部捨てて出直すか。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

kitaj [御愁傷様です. しかしふらっとツインが救出できないとは残念.復活待ってたのにー]

ただただし [ほうぼうからキャッシュをかき集めればけっこう復旧できるかも知れないけど。まぁ、暇みてやってみるよ。]

まっくん [そこでHDD REGENERATORですよw なんつて]

ただただし [ググってみた >HDD REGENERATOR 面白そうだけど、このディスクに7,000円の価値があるかどうかってこ..]


2008-02-01(金) [長年日記]

iPod Classic 160GBが来た

image ogijunのところで遊んでいたのを引き取ってきた。かみさん用。

最大の問題は、我が家にあるすべての音楽データをかき集めてもこの160GBを満たせないという点なわけだが。つーか、そもそもウチにある最大のハードディスクがおれのPCに積んである160GBなわけで、それと同じ容量ってどんだけ。

Tags: ipod
本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

夢界 陸 [PCのHDDと同容量なだけ良いじゃないですか。 ウチなんかHDDレコーダーの容量が、PCのHDDの6倍ほどありまして..]

kitaj [アイマス動画詰めて渡しとけばいいんじゃね?]

ただただし [いやいやいやいやいやいや、ありえないし >kitaj]


2008-01-31(木) [長年日記]

9784575941463

こうの史代とあらば無条件に買うわけだが、連載では読まないので単行本で初めて通して読んだ。連載開始にあたって「戦時中、広島から呉に嫁いだ女性の話」という情報だけ耳に入っていて、「なんかいかにも『夕凪の街 桜の国』の柳の下狙いっぽい企画だなー」と、警戒していた。でも、実際に作品になってみると、まったくの杞憂で、ちゃんとこうの史代作品になっていた。ほっ。

戦時中の話だというから、暗い話が多くなるのかと思いきや、連載の前日談となる短編がのっけからファンタジーなわけ。やってくれる。絵を描くのが好きな、おっちょこちょいの少女が主人公なので、この導入が実にいい。これらの短編の雰囲気は『こっこさん』に近い。

その後につづく嫁ぎ先を舞台にした連載では、家事の話は『さんさん録』で培った経験がいきているし、夫婦の話も『長い道』から感じるようなほっこり感に満ちている(あんなひどい旦那じゃないけど)。そしてもちろん、『夕凪〜』のように、戦争の暗い影がじわじわと忍び込む。

なんというか、こうの作品の集大成のようなおもむきがあるね。これは買いですよ。


9784575941463

9784575297447

9784776791270

9784575940046

9784575940169

9784575939620

Tags: book

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