2007-12-18(火) [長年日記]
■ メモリが届いたので増設した
A61eの本体到着から遅れること約1週間、一緒に注文してあった2GBメモリ2枚が届いた。さっそく入れ替え。しかし、ThinkPadと同じSO-DIMMだからといって、ThinkPad向けのマニュアルしか同梱しないのはどうなのよ! >Lenovo
とはいえさすがメーカー品、がたがた言わずにきっちり認識してくれた。相性問題に遭わずにメモリ増設ができたのは何年ぶりだろう……。でも、4GB積んでもシステムが認識したのは3167MBでした。わかっていたとはいえ、もったいない話だ。かといって64bit OSにすると、今度は動かないドライバが続出するのも目に見えてるしなぁ。
で、「Windowsエクスペリエンスインデックス」は2.9から3.0へ。つーか、メモリの値は1GBだと2.9で、4GBにしたら一気に5.9だよ。実際、体感できるほどスムーズに動くようになった。これは快適だ。今度足を引っ張っているのはグラフィック(3.0)だけど、これはまぁ、わかっていたことだし、昔のようにFPSのゲームをやることもないので、これで十分だろう。
2007-12-17(月) [長年日記]
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キルン・ピープル 上 (ハヤカワ文庫 SF フ 4-19)(デイヴィッド・ブリン)
本当は夏にブリンが来日している間に読んでおいて、本人にツッコミを入れたりすべきところだったんだけど、遅れに遅れてもう12月である。日々積読が増える今日このごろ。
身も蓋もないまとめ方をすると、日本人にはおなじみの「パーマンのコピーロボット」が本当に商品化されたら……という話。コピーの生成や記憶の統合について、かなり真面目に描きこんであるので、パーマンをネタにいろいろ妄想したことのある人には掛け値なしで面白いと思う。
体裁は、主人公を探偵にして、本人とコピーが入り乱れるちょっとドタバタっぽいミステリタッチの作品。ちょっとアシモフっぽい。ブリンにしては軽い*1ので、相変わらずのストーリー展開でぐいぐい読ませる上質のエンターテイメント。楽しかった。
終盤、どんどんオカルトっぽい方向に話が進んでしまい、「これじゃ『幼年期の終わり』だよ」と心配していたんだが*2、最終的にはちょっといい話に落ち着いて、ほっとした。まぁ、あそこでオカルト方面に走った方が、最近のSFファンにはウケたかも知れないけどな。
とはいえ、やはり近年のSFでの流行であるアイデンティティ物として読めば、いろいろ考えさせられることも。……でもまぁ、楽しんで読めばいいんじゃね?
2007-12-16(日) [長年日記]
■ Ruby関東忘年会
- 「関東」と言いながら「とRuby」と重なっていたので、栃木の人(と一緒に拉致されていた角谷さん)は来てなかった模様。
- 何人かから「リリースおめでとうございます!」と言われた。リリースが「おめでたいこと」という認識があまりなかったので新鮮だった。そうか、めでたいのか。
- iPod touch上でRubyが動かないのはメモリ不足じゃなくて、GCのバグだって! akrさんや中田さんは、エラーメッセージをひと目見るだけでGCが原因だとわかるそうだ。バグなら直せるよなぁ(誰かが)。
- プログラミング言語の半減期(ユーザが半分に減る期間)の話。COBOLは長い。
- Vistaはけっこういいよ、という点でartonさんと意見の一致をみる。artonさんが言うなら間違いありません。
- かんさんとアイマスMAD会議(詳細略)。
◆ nmi [私も発注しました。 ところで、A61eでgoogle検索をかけると今でもただのにっきが249,000中3位。昨日は2..]
◆ ただただし [どうも不相応にPageRankが高いような気が。でもこれでA61eが売れまくって、Lenovoから感謝されて、もう一..]