2007-10-29(月) [長年日記]
■ レンタルサーバに何を求めるのか
昨日は、ツッコミでいろいろ意見をいただいたが、よく考えれば何をしたいのかも書かずにアドバイスをもらおうなどというのは、考えが甘すぎた。すみません。というか、自分でもちゃんと整理できていなかった。
自宅サーバは基本的に何でもできるので、その延長でレンタルサーバを借りようと思ったら、よほど高価な専用サーバでないと満足できないだろう。海外サーバは回線ネックで遅いし、VPSは他ユーザのかける負荷に影響を受ける。国内設置の専用サーバなんていったら、現実的な予算に収まるわけがない。
というわけで、サーバで何がしたいのか整理する。まず、外せないのは以下の機能。
- 趣味のWebコンテンツ(こま犬とかバイクとか)の公開。tDiaryなので、Rubyが入っていてCGIが実行できる必要アリ。Railsはいらない。
- メールのバックアップ。メインはGmailなので、Gmailが死んでいる時に使えるメールサーバが欲しい。
- cronでタスクを自動実行。具体的にはPraggerとsamidare。
ここまでは、通常の共有レンタルサーバでいける。メールはバックアップなのでクリティカルではない。POP3で取れれば自宅内でどうにでもできるから、IMAPにこだわらなくてもいい。SMTPはCGIやcronからメールを飛ばすので必要だ。cronは使えないところもあるので要注意。
オプショナルであるとうれしいのが以下の機能。
- VPN構築用に何か。というかこれまでどおりZebedeeが使いたい。
- CGIでないWebサービス(ようするにRailsとか)。
- daemon実行(非同期処理用にdRubyが欲しいよね)。
とりあえず必須なのはZebedeeだけど、これはまぁ、第一tDiary.Netで動かしてもいいか。他の2つは、実験的な目的なので、別にムリしてInternet上に置かなくてもいい。たとえば自宅のWindows機にcoLinux入れたっていいわけだし。本気でサービス始めたいと決めてからサーバ選んでもいいわけだ。
そう考えると、なんだ、普通のレンタルサーバで十分じゃね? という気になってきた。これなら月2,000円足らずでもけっこう選べる。いっそ個人用に独自ドメインをとって、コンテンツを集約してもいいかも。
というわけで、また笹田社長や鷲北さんの世話になるか!