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ただのにっき


2007-07-05(木) [長年日記]

東京奥多摩のヒカリ (ヤングコミックコミックス)(磯本 つよし)

DUCATI(たぶんF1改)に乗るメガネをかけた女の子……という表紙だもん、買わないわけにはいかないよなぁ。ということで、久々に入った本屋でまったく予備知識なしでジャケ買い。Amazonばかりじゃ、こういう買い方はできないな。そもそも書影が出てないし。

中身はまぁ……バイク好きの漫画家が、趣味にあかせて描いたわりとオーソドックスな軽ギャグ系。まぁ、よろしいんじゃないでしょうか、バイク好きなら。ほとんど10年以上昔のバイクしか登場しないので、オジサン向き。つーか、主人公の乗るDUCATIの外装が、おれが乗ってた900SSそっくりなのが嬉しいよ。

あー、でも、主人公は警官なのに、JISにも通ってなさそうなファッションヘルメットを、あご紐も締めずに頭に乗せただけ、というのはいただけない。これはひどい。作者は猛省しる。

Tags: book

2007-07-04(水) [長年日記]

擬態―カムフラージュ (海外SFノヴェルズ)(ジョー ホールドマン)

ホールドマン作品はあまり合わないんだけど、ネビュラ賞をとったそうなので読んでみたんだけど、どこがいいの、これ?

百万年前にやってきた、なんにでも姿を変えられるエイリアン。やはり姿を変えられる凶悪な「敵」。沈没した宇宙船を引き上げて研究する科学者集団。登場する要素だけみたら面白そうなSFなんだけど、ぜんぜんSFじゃないし。ライトなホラーだよなぁ、これ。

エイリアンは身体組成をそのままに姿形を変えられるだけじゃなく、エネルギーを使わずに元素変換までやってのける。縛りは質量保存則だけ。って、魔法だよ、それじゃ。いくら高度な科学は魔法と区別がつかないといっても、これはないだろ。むしろ質量を消費してくれた方がよっぽど説得力があるというか。

結末もあっさりしすぎていて拍子抜け。「敵」の描写があまりに軽くて、最後にちょびっとビックリがあるだけで、ぜんぜん怖くないし。宇宙船にいたってはいっさいビックリなし。

結局、ページ配分からみて「死の行進」のシーンが描きたかっただけか……とわかって、なるほどホールドマン作品だ、と納得した。ネビュラ賞審査員もそこを評価したんだろう、たぶん。残酷な戦争描写が読みたいならいいんじゃないでしょうかー。

Tags: book

2007-07-03(火) [長年日記]

iPod shuffleの新ファーム(1.0.3)がおかしい

常時グリーン たしか6月27日あたりにshuffleのファームが更新されて1.0.3になったんだけど、充電インジケータの仕様が変わったようで、なんだか使いづらくなってしまった。

今までは充電中はオレンジで、充電が完了するとグリーンに変わっていたんだが、最近はクレードルに乗せてほとんど時間がかからずにグリーンになってしまう。いくら待っても消えたりオレンジになったりしないようなので、充電が終わったかどうか判断できない。なんじゃこら。バグじゃん?

いったいどういう仕様変更(というかバグ)なのか調べようと思ったが、Appleのサイトに情報がない。英語の方にもない。もっともおれは、Appleのサイトで探したいものをちゃんと見つけられたためしがないんだけど。ときどきAppleのサイトのユーザビリティを褒めてる記事を見るけど、大嘘もいいところだ。Microsoftより多少マシという程度でしょ。

閑話休題。ともあれ、Appleには最低限の情報開示を求めたいところだ。

あと、このファームでホワイトノイズが減った代わりに(音の)解像度が落ちたという情報を一部で見かけるが、どうもこのサイトの受け売りが一人歩きしているだけのようだ。裏づけになる一次情報は見つからなかった。


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