2006-11-14(火) [長年日記]
■ ximapd + SquirrelMail
VPN経由で職場のネットワークにつなぐにしても、いろいろ制約を課せられる今日この頃。でもtelnetはOKでsshは未サポートってのは理解できんな。
それはそうと、環境によってはHTTP/HTTPSしか許可しないなんて制約がつけられそうな状況になってきたので、メールをWebブラウザで見られるようにしておこう。ximapd上でSqurrelMailを動かす。
とりあえず何も考えずに(Debian/sarge。いまだにapt-getを使っている点についてはとやかく言わないこと!):
% sudo apt-get install squirrelmail squirrelmail-locales
Apache2だと、強制的にapache2-mpm-preforkを入れられてしまった。PHP4がmpm-workerに対応してないのか。その後、squirrelmailのセットアップ:
% sudo /usr/sbin/squirrelmail-configure
CUIの対話式メニューでサーバの設定などを入力する。参考にしたのはじゃれすのろぐ。ポート番号を10000以下(?)にするのと、Delimiterを「/」にするのがキモか? というわけで、今まで30143で動かしていたximapdを、9143に変更。あと、Authentication typeを「cram-md5」にするのも忘れてはいけない。
あとは、/etc/squirrelmail/apache.confをApacheに読ませる。おれの場合は/etc/apache2/conf.dの下にこのサーバ用の設定を書いてあるので、その最終行に以下を追加:
include /etc/squirrelmail/apache.conf
あとはApacheをrestartして、ブラウザからyourhost/squirrelmailにアクセスすればOK!
……と思ったら、INBOX(6,000通格納)がタイムアウトするほど時間がかかって表示されない! 数百通くらいのフォルダならちゃんと表示されるんだが〜。それですら、かなり時間がかかるし。Becky!で使ってたときと同様、相性問題っぽいなぁ(←メモリ128MBのcoLinuxなんかで動かすのに無理があるのではないか、とセルフツッコミ)。SquirrelMailを1.5系にすると速いという話もあるが……どうしたもんだか。
あと、ところどころ文字化けするのも気になる。実用にはもう一声か? 緊急時になら使えそうだが。うーむ……。
■ Appleからまたspamが届き始めた
9月にwebmasterに苦情を言って止めさせたApple eNewsだが、11月に入ってからまた舞い込みはいじめた。
もっとも相手はAppleのこと、本当に解除されたのかどうか怪しいものだが。まだしばらくは気を抜かずにおこう。
と書いておいたが、まさか本当になるとは。送るなつってんのにまだ送り続けるその態度はどうなのよ。いったいどんな顧客管理をしてるんだ。2ヵ月たつと消したはずのメールアドレスが復活するナゾの顧客データベースを持ってるってこと?
「じゃれすのろぐ」のjarethです。FreshReaderで見てびっくりしたついでにコメントします。
生きてるメールをこの組み合わせで見るのはおすすめしません。うちでもThunderbirdのメールのバックアップをとるついでにximapdに放り込んでるだけだったりします。まあたまに見るには重宝してます。
もうちょっと付き合ってみるかと思う時間があったら、1.5.1にしてみて下さい、速くはなります。
やっぱ危険ですか。しかし、他にいいWebmailを知らないんですよねぇ。かといってximapdは手放せないし。
うちもたまりかねて止めろメールを送ったら、11/1 に解除しましたメールが来て、11/7 にまた Apple から来ました。
そ、それはひどい(笑)
こういう所で入力して、悪戯しているひとがいるんでしょうかねぇ。
http://www.apple.com/jp/quicktime/download/win.html
その可能性も考慮して、毎回ちゃんと登録解除作業をしてみるんですが、「配信停止済み」だと言われてしまうのですよ。
アップルのスルー力でしょうか。