2005-04-14(木) [長年日記]
■ テーマ: White Flower
昨日のはあまりに個人的なネタすぎたので、今日は出勤途中に花の写真を撮ってみた(←怪しい)。「marguerite」って名前にしようと思ったらすでにあったのでWhite Flowerに。って、もう二度と白い花は使えないのかっ。
いい具合に朝日が当たって、影になった背景が黒っぽくなったので、昨日のをそのまま使って黒バックに。おぉ、けっこう渋いな。花びらにハエがとまってたので、GIMPで消してしまいました(笑)。南無。
そうそう、ここ数日のシリーズは、みなbody要素に画像を貼り付けてあるので、背景色に合う写真を別途持っていれば、append-css.rbプラグインで以下のように指定するだけで、好みの写真に差し替えられる。もちろん、写真の高さはそろえる必要があるが。
body {
background-image: url(新しい画像のURL);
}
※white_flowerテーマとしてCVSにcommit。
■ Ajax版Trackback Tracer
あー。これで、ツリーを勝手に全部開いてくれると、おれが抱いているAjaxの利用シーンにかなり近いイメージになるなぁ。これだけでもけっこう面白いけど。
ようするに、ユーザのあずかり知らぬところで(アクション抜きで)、バックでがんがん非同期通信してくれる、そんなAjax利用シーンがけっこう好き。何か入力したり、リンクをクリックしたりをトリガーにして動作しても、もはや誰も驚かないよ(笑)。
自分の日記でやってみた。お返しTrackBackはやめようが一番面白かったかな。『夕凪の街 桜の国』読書ノートもやや賑やか。
なお、tDiaryにTrackback Tracerへのリンクを埋め込むのは……tb-show.rbを改造しないと難しいかな。どこに入れてもいいなら、ちょっとしたプラグインを書けばいいだけだけど、どうせならTrackBackの周辺に入れたいしねぇ。
2005-04-13(水) [長年日記]
■ テーマ: Digital Gadgets
「今日でおしまい」なんて言っておきながらまだ作ってたりして(でも明日からは本当にネタがない)。毎日持ち歩いているガジェットをネタに、久々の黒バック。
写真がイマイチ気に入らないな。GIMP様にもうひとがんばりしてもらうか。
※digital_gadgetsテーマとしてCVSにcommit済み。
■ Gmail日本語対応
やぁ、わかりやすくなったぞ。どことなくマヌケに見える気がするのは、いやらしい英語コンプレックスのせいに違いない(笑)。
送信メールもちゃんとiso-2022-jpになってる。これは以前からかもしれないけど。
日本語の検索もできるようになったよう……だけど、明らかに取りこぼすときがあるので、あまり信用できないような。
■ ウェブログの心理学(2)
昨日書いたカネの匂いに関して著者の一人、三浦さんからコメント。
「カネの匂い」は、もちろんアフィリエイトでひと稼ぎ……いわゆるアサマシ系blogのこともあるんだけど、おれが念頭に置いていたのはもっと大きなカネの匂い。このブームに群がる企業の方である。
彼らはユーザに自分たちのサービスを選んでもらい、かつ有料サービスを使うほどはまってもらい、かつ長期に渡って使い続けて欲しいはずだ。つまり、「ウェブログを続ける理由」に対して非常に興味があるわけで、本書の主題とベクトルが一致している。
サービス提供企業が次々に打ち出す新サービスは、そういう方向を強化することを目的としているはずだが、実際それはユーザの嗜好と一致しているのか……というのは、本書の立ち位置とは違うのかな、というのが昨日の感想だったわけ。たぶん、今後またアンケートを使った調査をする時には、「あなたの使っているサービスに満足してますか」的な設問が増えたりするのかなぁ、とか。
2005-04-12(火) [長年日記]
■
ウェブログの心理学(清美, 山下)
誰か、Web日記研究者の苗字について、社会学的な研究をしてみたらいいと思った(←いきなりヨタかよ)。サポートサイトにTrackBackするといいらしいのでしておく。
著者の一人、山下さんから献本していただいたんだが、2年ほど前にインタビューを受けたときは、まさかtDiaryについてこんなに紙数を割いてもらえるとは思いもしなかった。恐縮である。で、取り上げてもらったから言うわけではないが、良書である。
いまだ出版ラッシュの続くウェブログ関連書籍だが、数年後に読み返してみても価値を保っているだろうと思われるものはほとんどない(『ウェブログハンドブック』くらい?)。ハウツー本はもちろんだが、その他の書籍も、せいぜい著者の身辺のごく狭いコミュニティでの経験を基にしているだけなので、視野が狭くてとても一般化できるシロモノではないのだ。しかし、WWWの黎明期から研究を続け、しっかりとしたフィールドワークまでこなした本書の著者たちは、経験の厚さ、視野の広さ、どれをとっても文句のつけようがない。
特に「歴史」を扱った第2章は重要だ。10年に渡るウェブログの歴史の中で、昨今のブームはたかだか1、2年のことである。そこにだけ着目した議論がなんと底の浅いことであるか。現在問題になっていることのほとんどが過去に登場済みであることがわかるだろう。「本質」に目を向けるいいきっかけになる章である。
そして、1997年の調査を元にした第3章。「Web日記」を「blog」に置き換えてもなんの違和感もないこと、また第4章と読み比べて、今と当時との違いはせいぜい「カネの匂い」の有無くらいである(カネの匂いはけっこう重要な軸ではある。が、あまり踏み込まなかったのは本書の立ち位置のせい?)。いまだに「Web日記とblogは違う」とか、自分の感覚だけで言ってる二元論者は、こういう事実を知るべきである。ウェブログは二値で分けられるものではなく、二次元スペクトルのどこかに位置づけられる、境界のあいまいなものなのだ、ということがよくわかる。
あと個人的には、第4章の「おわりに」が、ちょっと感動的な締め方だったのがよかった。そうそう、続けることが重要なんですよ。
■ テーマ: curtain
本日のテーマ、または今日のいやがらせ(謎)。うちの寝室のカーテンだがな。どんどんMTっぽくなっているような気がするな。これで字の大きさを……(まだ言うか)。
気がつくと、横長で右か左に空間ができるようなアングルばかり探している自分に気づいて、ちょっと鬱になりました。とは言え、ネタは出し尽くしたので日替わりテーマは今日でおしまい(たぶん)。
※curtainテーマとしてCVSにcommit済み。
◆ 咳 [おー、なるほど。そういうのをサンプルにすべきなのか。 裏でやることに時間がかからないとサンプルにならない なあ。いい..]
◆ ishinao [自動で枝を開いているのは(コードは)簡単なんだけど、XMLHttpRequestって複数リクエストを同時に投げるとコ..]
◆ ishinao [うが、「枝を開いている」→「枝を開いていく」です。]
◆ ただただし [なるほど。いろいろ苦労があるんですなー。]