2000-02-16(水) [長年日記]
■ RuBBS 0.2.3
たいした変更でもないのに、やっと出せたよ、RuBBS。すぐに出せるはずだったのに、最後にIEで変な動きが出ちゃって苦労したし。いつまでたってもMicrosoftにはしてやられるのぅ。次はなんか新しいことをしたいね。IMAP4のメーラーとか(まだ言ってるか)。
■ ISP探し
あまりに遅いBEKKOAMEから引っ越そうと思っていろいろと探していたISPだけど、pos.toがよさげなので契約してみることにした。最初は「トンガ・ドメインかぁ。怪しげだなぁ」と思ってたんだけど、アダルトコンテンツを禁止にしてたり(BEKKOAMEが重いのはこのせいである)、負荷の高いCGIは遠慮してもらう等、けっこう良心的な運営方針なので、悪くないかもしれないと考えを新ため始めたところ、さらになんと、Rubyが使える!! ということがわかったので、即、決まり(笑)。komainu.pos.toというサブドメインで、60MBほどキープしてみた。実際に使えるようになるのは月末かららしいけど、どうせのんびり屋だからそれくらいでちょうどいい:-P
2000-02-14(月) [長年日記]
■ Webページ編集
昨日、こま犬ライブラリを更新するのに、できるだけLinuxだけでやることにトライ。HTMLの編集は、先日入れたJVimでいけるようになったのでOK。文字コードだけでなく、改行コード(WindowsはCR/LF)も保存されるみたい。最近、会社でもJVimを使っているので、けっこうvi
に慣れてきたみたい。
イメージはGIMP。JPEGの写真編集は、サイズを変更したりフィルタを選ぶだけなので、わりと慣れた。マウスしか使えないのには相変わらずへき易するけど。問題は、各県のGIFイメージで、神社のある場所を3x3の赤い四角で塗って、神社名との間に黒で直線をひかなければいけない。Windowsで使っていたPaint Shop Pro(PSP)では、3x3の四角いペン先を選べたんだけど、GIMPではやりかたが良くわからない。5x5なんてのはあるので、自分で作ればいいのだろうか。でも作り方もよくわからんし。結局、1x1で9つの点を打ってなんとかした。次に、直線の引き方がわからない。PSPでは直線を引くツールがあったんだけど、GIMPではShiftキーと組み合わせてやるのだということがわかるまで10分くらい悩んでしまった。わかれば簡単なんだけど。神社名のテキストも、フォント選びでけっこう悩む。Xのフォント選択ってのも勉強しないと(つーか、なんど文献を読んでも)わからんなー。
このGIFファイルに、クリッカブル・マップを設定する時点で困った。Linux用のその手のツールを知らない。ちょっと時間がなくて探してる時間がないので、今日はWindowsでやろう。残念。ついでにftpのミラーツールも探してなかったので、Windowsで。うーん、今日のところは2対2のタイ。次はLinuxに勝たせなければ。まずはftpかな。いやその前に、もう何年も改善を約束し続けていながら、いつまでたっても軽くならないBEKKOAMEに見切りをつけなければ……。夜中の更新なんて、やっとれんわ、ほんま。
■ Java2
さて一夜明けて今日は、コンダラの掲示版でえんどうさんがJDK1.2をKondaraに入れるページを公開してくださったので、それを参考にJDKを入れる。自作のプチ・チャットをJavaで書いてあるので、動作確認用に入れておかなければならないのだ。RPMになっているので、インストールは実に簡単。ありがたや。プチのサーバーはコンソールコマンドなので、簡単に動く。問題はクライアントで、AWT版はVineの時もそうだったんだけど、話にならない。swing版はそれなりに動くけど、フォーカスの動きが変。「¥」とか「〜」が出ないし。UNICODEの非互換がどこまで行ってもついてくるのぅ(いちおう使いものにはなるけど)。それ以上に、いつも使ってるteikadeがAWTなので動かない恐れありってことだよな。Javaな開発はやはりWindowsが必要なのか。JBuilder使うって手もあるけど……。つーか、GUIはRuby/Gtkで書くのがふつーか? Windows版はhoukouに任せればいいんだし。なんだ、そうか、それでいいのか(笑)。
2000-02-11(金) [長年日記]
■ KDEアプリケーション設定
なんか、KDEの設定にはまってしまった。kfm
でファイルをブラウズしてて、ファイルをクリックして起動されるアプリケーションを変更したいと思ったのがきっかけ。kfm
なんて滅多に使わないのに(笑)。今回は真面目にマニュアルを読んで作業をしてみる。kfm
のヘルプに「3.3 How to install a new application」というパート。ここを読むと、~/.kde/share/applnk
の下にkdelnk
ファイルを作ればいいらしい。
試しにjvim
をテキストファイルに関連づけしてみよう。まず、kfm
で~/.kde/share/applnk
を開く。よく見ると、この下にはないはずのファイルが見えている。これ、/usr/kde/share/applnk
の下のファイルだ。なるほど、よくできてるな。ここで右クリックして、新規作成でアプリケーションを選ぶ。ファイル名をjvim.kdelnk
にしてEnter。続いて開くプロパティウィンドウの実行ページでjvim
を指定、Xアプリケーションではないので、忘れずに「ターミナル内で実行」をチェック。続いてアプリケーションページの「コメント」「名前」を入力して完了。これでパネルのメニューにある「個人」カテゴリにjvim
が現れる(パネルの再起動が必要)。なるほどー、メニューはこういう仕組みになっていたのか。
続いてkfm
の編集メニューでMIMEタイプを選択。text
ディレクトリ内にあるplain.kdelnk
が、text/plain
の設定になっている。これ、パーミッションがroot:rootになってるんだけど、面白いことに編集するとsho:shoになる。つまり、さっきのメニューと同じように/usr/kde/share/mimelnk
の内容が表示されていて、編集すると各ユーザのディレクトリにコピーが作られるということらしい。なんにせよ、このファイルのプロパティで、text/plain
にjvim
を設定すれば、kfm
上で拡張子.txt
ファイルを選ぶとjvim
が開くようになるわけだ。めでたい。
この調子で、パネルのカスタマイズもしよう。メニューの中にある「パネル」の中でアプリケーションを選ぶと、パネルに並ぶアプリケーション起動のアイコンを増やせることがわかっていたんだけど、ここで選べるアプリの増やし方がわからなかったんだよね。今は上記の方法で個人メニューを増やせることがわかったので、jvim
を増やすことができた。以前(12/3の話)、kterm
を実行していたアイコンを、無理矢理rxvt
に書き換えていたけど、新たにrxvt
メニューを増やしてそれを追加すればいいのだ。わっはっは、おれの勝ちだ。こっそりkterm
を直しておこう(笑)。というわけで、こんな感じになった(ちなみにGIMPでキャプチャしてみたのだ。なんかいろいろできるようになってきて、楽しいな)。