2000-02-11(金) [長年日記]
■ KDEアプリケーション設定
なんか、KDEの設定にはまってしまった。kfm
でファイルをブラウズしてて、ファイルをクリックして起動されるアプリケーションを変更したいと思ったのがきっかけ。kfm
なんて滅多に使わないのに(笑)。今回は真面目にマニュアルを読んで作業をしてみる。kfm
のヘルプに「3.3 How to install a new application」というパート。ここを読むと、~/.kde/share/applnk
の下にkdelnk
ファイルを作ればいいらしい。
試しにjvim
をテキストファイルに関連づけしてみよう。まず、kfm
で~/.kde/share/applnk
を開く。よく見ると、この下にはないはずのファイルが見えている。これ、/usr/kde/share/applnk
の下のファイルだ。なるほど、よくできてるな。ここで右クリックして、新規作成でアプリケーションを選ぶ。ファイル名をjvim.kdelnk
にしてEnter。続いて開くプロパティウィンドウの実行ページでjvim
を指定、Xアプリケーションではないので、忘れずに「ターミナル内で実行」をチェック。続いてアプリケーションページの「コメント」「名前」を入力して完了。これでパネルのメニューにある「個人」カテゴリにjvim
が現れる(パネルの再起動が必要)。なるほどー、メニューはこういう仕組みになっていたのか。
続いてkfm
の編集メニューでMIMEタイプを選択。text
ディレクトリ内にあるplain.kdelnk
が、text/plain
の設定になっている。これ、パーミッションがroot:rootになってるんだけど、面白いことに編集するとsho:shoになる。つまり、さっきのメニューと同じように/usr/kde/share/mimelnk
の内容が表示されていて、編集すると各ユーザのディレクトリにコピーが作られるということらしい。なんにせよ、このファイルのプロパティで、text/plain
にjvim
を設定すれば、kfm
上で拡張子.txt
ファイルを選ぶとjvim
が開くようになるわけだ。めでたい。
この調子で、パネルのカスタマイズもしよう。メニューの中にある「パネル」の中でアプリケーションを選ぶと、パネルに並ぶアプリケーション起動のアイコンを増やせることがわかっていたんだけど、ここで選べるアプリの増やし方がわからなかったんだよね。今は上記の方法で個人メニューを増やせることがわかったので、jvim
を増やすことができた。以前(12/3の話)、kterm
を実行していたアイコンを、無理矢理rxvt
に書き換えていたけど、新たにrxvt
メニューを増やしてそれを追加すればいいのだ。わっはっは、おれの勝ちだ。こっそりkterm
を直しておこう(笑)。というわけで、こんな感じになった(ちなみにGIMPでキャプチャしてみたのだ。なんかいろいろできるようになってきて、楽しいな)。