2000-05-29(月)
■ ダラズ
なにやら、ぱぱんださんとダラズがこじれてますな。今日はなぜか一日kondara.orgが落ちているのでその後の状況がわからないんだけど。はたから見てるとぱぱんださんの言ってることが正論つー気はするけど、ダラズの人は人格じゃなくてハックの腕前や意気込みで採用(?)されてるんだから、性急に変われつっても無理だと思うぜ〜?(笑)
■ メーリングリスト
実はこっちもカブMLの方でいざこざが起きているのでそれどころじゃないんだが。世間知らずのお子様を大人のメンバーが注意したら逆ギレしちゃったという、似ているような違うような状況。おまけにそのお子様を擁護する過保護オヤジまで登場たもんだからこじれるこじれる。まぁ、日常茶飯事だよね、ネット上でコミュニティが形作られたら避けて通れない道だから。もう慣れちゃった。
■ Web日記システム
それはさておき、こないだも日記システムについて少し書いたけど、やっぱ最近のトレンドにはついていけんわ、おれ。個々の日付や話題にリンクし合うだけならいいとしても、双方の日記で分散議論(distributed discussion、略してDDなんちて意味ねー[笑])をするのはやめて欲しいよ。おまけに、議論を引っ張りながら一度書いた日記を編集したり削除したりするなんて、読み手がいることを意識してるとはとても思えぬ。読み手がいると思ってるから日記を公開してるんだろ? 前日書いたことを訂正したければ、翌日にそう書けばいいじゃん。いつでも改竄が可能なのは電子化された文書の利点のひとつだけど、人間の頭は線形にしか働かないんだからさ。日記みたいに時系列に並んでいることに意味のある形式の文書を、改竄したり話題を分散させたりするのは不親切だよ。
というわけで、オリジナルな日記システムを作るのはやーめた。シコシコ手書きで十分である。←上の話題と関係ないような気がするけど、それはたぶん正しい(笑)。
2001-05-29(火)
■ 256本ムック
場外乱闘編と紅玉制覇編、正式には今日発売? 週末から売ってたようだけど。謹呈本が届いてないので、まだ読んでないのであった。
https://www.amazon.co.jp/dp/4756138098 https://www.amazon.co.jp/dp/4756138101ちなみに、なんでこのそうそうたる著者たちの中におれが名前を連ねているのかは、本人にもよくわからないので聞いてはいけない(笑)。人生は謎に満ちているということだ。
それから、すでに出た256本やこれから出る256本を買って、原稿の使い回しを批判するのもなしね(と、予防線を張っておく)。今回のムックはRubyワールドのカタログみたいなもんだからさ。……という説明をしない出版側にもちょっと問題あるけど。でもムックオリジナルのネタもあるし、そう言いきるわけにもいかないか。
■ mph-get
そりゃ素敵です。KondaraはRubyがオフィシャルスクリプト言語(笑)になってるわりには、ダラズとRubyコミュニティの接点って少ない感じだし。もっとRubyコミュニティ側からRPMパッケージを作ったりする人が出てきてもいいと思う。……と言いたいんだけど、自分では今は何もできないので言い出せずにいるのであった。
mph-getのソースは……作者のバックグラウンドがよく見えますな。しかもハンガリアン記法だし。たぶんCがメインだったのであろう。
■ ゴミ箱
お笑いパソコン日誌5/29早朝分より。Windows 2000での話ですが(たぶんMeでも)、オプションで「すべてのファイルとフォルダを表示」した上に「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを外すと、C:\RECYCLERが見えてしまいますな。削除しようとすると警告は出るものの、削除できちゃうみたい。「みたい」というのは、「はい」を押す勇気がなかったからだけど(笑)。
ちなみにおれは、日常的に↑の設定ですべてのファイルを表示するようにしてある。危険か? でも、見えないファイルがあるのって気持ち悪いじゃん。とーぜん、拡張子も全面表示だ。これは基本か。それより、デジカメ用のスマートメディアにまでゴミ箱作るのはやめれ >Windows
■ YARAA
まったくです、今朝気づいた(笑)。本文中のどっかに、最新日時を入れてもらえればヨイのですが。
あ、待てよ。本家RAAをアンテナで補足しつつ、実際に見るのはYARAAにすればいいのか。おお、そうしよう。タイミングが悪いと、RAAにはあるのにYARAAにはないなんてことがおきそうだけど、目をつぶろう。ダイヤルアップ族の味方なので、重宝してます。
■ Global Operations
おお。出血がすごいのか……欲しい。いますぐ欲しい……。
まぁ、来月にはHalfLifeの新作が出るから、まずはそれだが。しかし、Celeron 333でどこまでやれるやら。買い換えか? まぁ、ゲームのためにマシン買うなら本望だよな。
2002-05-29(水) 8227歩
■ RSA Conference
イマイチ面白くなかった。セッションと言えば「スポンサーの宣伝」と「技術の上っ面」だけだし。いまどきWebサービスの定義で30分も使うな、ボケ。その先が聞きたいんじゃ。
なんかさー、部長が「行け」って言ったイベントって外れが多いんですけど!? 明日の山口英さんのセッションは楽しみだけどさ。
2003-05-29(木)
■ 昨日と一昨日のbsfilter
spam 104通、フィルタ率100%、誤認識3通。
誤認識された3通は普段からよくspamが来るMLなので、-vを付けてみたら確かにメールヘッダばかりがターゲットになっていた。時間を見て対策してみるつもり。
■ 反応リンク集
けっきょく、TrackBackが普及するより前に、Wikiによる人力リンク集がけっこう役立つことが見えてしまって、またTrackBackの有用性にマイナスポイントだなぁ(苦笑)。
きょうはまずblogってどうよ?を見て回ってから、「つぎは42件の話〜」と思って探してみたら、なんと反応リンク集が2つもあるし。う〜む、こんな非効率を見逃していて良いのか。
ってことで、反応リンク集を作るための専用Wikiサイト、反応リンク集のリンク集を作った。とりあえずポータルとして整備しよう。
■ blogってどうよ?(リンク集)
もう祭も終わっちゃった感があるので、感想だけ残しておこっと。
そもそもあれは、HotWiredのblog関連記事のせいで「これからは個人ジャーナリズムの時代だ!」と勘違いしてしまった人たちに、HotWired自身が冷や水をぶっかけて熱気を冷ますための記事なんだろう。本場アメリカのbloggerたちの冷静な視点を知ってもまだ浮れていられるか、ふつー?
おれは主にインタビューを読んで、日米の違いは以下に集約され、それはもはや埋まることはないと思った。そしてそれで問題ないと思う。
- アメリカには9.11があったが、日本にはなかった
- 日本にはmeshとJBAがあったが、アメリカにはなかった
■ 42件騒動(リンク集)
こっちも感想だけ残しておこう。ちなみに、いちばん腹が立ったのは、この程度の文書をわざわざPDFにするオモイカネの悪習(?)だ。読みづらいったらないっつの。
オモイカネの反論(PDF)によれば元の文書(PDF)は顧客説明用の補助資料ということなので、いわばマーケティング資材である。たいていのマーケティング資材には、なんらかの嘘が含まれるのが普通である。だとすれば中身についてあれこれいうのは意味がない。責めるべきは以下の2点ではないか。
1. マーケティング資材を公開しておいたオモイカネの非
恣意的な基準で選ばれたリスト(しょせんマーケティング資材なので恣意的なこと自体に問題はない)を、誰でも読めるところに置いておく必要はない。内容がフリーソフトウェア/オープンソース作者のモチベーションを低下させる可能性を持っているのは明らかなのだから、オモイカネはあくまで内部資料としてこれを使うべきであった。オープンソースで飯を食ってるオモイカネとしては、致命的な判断ミス。
2. マーケティング資材を不用意に使った経済産業省の非
この手の資料は、説明者がちゃんと付いていないと意味がない。オモイカネ的には「日本発のOSSもけっこうあるんですよ」と顧客に説明するのが目的だったのに(だから30件でなく42件にしたと読める)、講演では逆に「42件しかないんですよ!」という文脈で引用されてしまった。/.Jにあった聴講レポートによれば多分に煽り要素があったようだが、あまりに後先を考えなさすぎる。数字が一人歩きする危険性を考慮しなかった講演者にも非がある。
2004-05-29(土)
■ helium.ruby-lang.orgがクラックされました
……というわけで、トラブルってのはこっち。やっぱanonymous cvsって怖ぇYO!
tDiaryは1.5.7のパッケージで上書きすることで対処したけど、コンテンツを書き換えられてないかどうか検証するのはえれぇ大変だよなぁ。やっぱruby-lang.orgに限らず、tDiaryのデータも別サーバで運用されてるCVS(いやSubversionがいいか?[笑])で世代管理とかすべきなのかも。
■ SONYは相変わらず左利き差別か -- VAIO Pocket(3)
いつものSONY批判のつもりで書いた記事が、ほかの人に別の影響を及ぼして別の情報を生み出してしまうというのは、なかなか面白い体験だ。鷹の島:右手と左手のお洒落な関係を発端に、はてなでアンケートを取るというアクションが取られた。その結果。
おれの携帯、auのW11Hは、スクロールボタンが左サイドに付いているんだが、同僚のDoCoMo P900iは右サイドに付いている。これは、auが(日立が?)ユーザは電話を左手で操作するという古い固定観念の元にデザインしていて、DoCoMoが(Panasonicが?)新しい携帯ユーザを念頭においてデザインしている……ということかも知れないが、どちらも間違っていることがこのアンケートからわかる。
ここから、7割もの人が従来の電話の常識(受話器は左手で)から離れ、利き手で操作するようになっていると読み取るのは正しくない。逆に、デザイン時にどちらの手で操作することを想定しても、3〜7割もの人がそこから漏れてしまう、ということを読み取るべきだ。なにもすべからく万人向けにデザインしろとは言わないが、この観点で漏れるのは決して特殊な嗜好の人々ではない。使用頻度の高いボタンを、サイドになんか配置すんなってことだよ! キーッ、使いづらい!!
2005-05-29(日)
■ これがゾンビネットワークか!?(3)
NGワードにhref=を入れておくのが有効ではないでしょうか。
そのとおりだ!! おれはアホか……orz。
あと、bafilterをライブラリとして使う事例。そんなことができたのか。でもツッコミの場合の問題は、どうやってspamを学習させるかなんだよね。「非表示にしたツッコミはぜんぶspam」にしちゃえば簡単なんだけど、そうもいかない場面もあるだろうし。メールと共通のデータベースでもいいんだろうか。つーか、そうでもしないと学習用の事例が集まらないか。
◆ TrackBack [http://www20.big.or.jp/~rin_ne/tdiary/20050530.html#p03 根性..]
2006-05-29(月)
2010-05-29(土)
■ 新しいカメラを買った(OLYMPUS PEN Lite E-PL1パンケーキレンズキット)
まわりにデジイチで写真を撮る人が増えていて、彼らが撮る写真は実際きれいでいいなぁと思うのだけど、基本的に一眼レフは嫌いなのだ。なぜかっちゅーとデカくて重くて黒いところが耐え難い。気軽に持ち歩けないモバイル機器は、しだいに持ち歩かなくなってしまってもったいない。
そしたら最近、知人がOLYMPUSのPENを買って、けっこういい感じの写真を撮るではないか。PENシリーズならいいかも……といろいろ物色していたら、パンケーキレンズを欧米でしか売ってないカラーのボディに組み合わせて限定生産するというので、思わずポチってしまった。ほら、これなら小さくて軽くて赤い!*1
発売は昨日(5/28)の予定だったので「いやー、発売日に買っちゃいましたよ」というネタをする予定だったんだが*2、Amazonさんが届けてくれたのは1日遅れの今日だった。いやいいけど。
https://www.amazon.co.jp/dp/B003MP8K98
なにしろデジイチは初めてなのでなにがどうなっているのかもよくわからないけど、E-PL1はかみさん所有のGR Digital IIよりもスイッチ類が少ないというヌル~いデジイチなので、こっちもヌル~く使っていくつもり。とりあえず最初に撮ったのはグスタフでした。というか、言うまでもなく被写体はもっぱら猫になるだろうけど。
2011-05-29(日)
■ tDiary: ようやくテスト環境を構築
まだやってませんでした、すみません ><
いやね、第一tDiary.Netの引越しが先だよなぁ、それが終わったらちゃんとやろうと思っていたら、ずるずると長引いてしまったのだよな。テスト環境の構築方法はhsbtが書いてくれた「How to testing tDiary」のとおりにやればいいので難しいことはない。
% cd ~/src/tdiary/core % gem install bundler ... % bundle install --path ~/.bundle ... Your bundle is complete! It was installed into /home/sho/.bundle
あとは「bundle exec rake spec」を実行するだけなんだけど、なにやらボロボロとエラーが出る。dataディレクトリがないというメッセージの他に、文字コード変換まわりのメッセージが出ているので、おそらくUTF-8をEUC-JPに変換できないでいるんだろう。なにしろ以前UTF-8にうまく移行しそこねて以来、いまだにEUC-JPなオレが悪い。ま、ごまかしようはいくらでもある(とか言ってるからいつまでたってもUTF-8に移行できないのである):
% mkdir -p tmp/data % LANG=ja_JP.UTF-8 bundle exec rake spec | nkf -e ... 109/109: 100% |=======================| Time: 00:12:10 ... Finished in 730.76 seconds 109 examples, 0 failures, 14 pending
とりあえず、すごく遅いことはよーくわかった(マシンも、テストも)。
2014-05-29(木)
■ tDiary 4.0.4
全世界的に肉の日で、Gitまで2.0をリリースしていたようですが(※現地時間は28日ではないか)、tDiaryもいつもの定期リリースであります:
久しぶりに自分でリリース作業をしたけど、つけたはずのtagがついてなかったりとか、リリースノート書いてたらグスタフがキーボードの上にどっかと寝てくれるという妨害があったりして手間取ってしまった。まぁ日付が変わらなかったので良し。
今回はバグ修正メインかな。あとはデフォルトOGPが設定されたり。
なお、ここの日記がまだ3.x系だというツッコミが各方面からときどき寄せられますが、Herokuでちゃんと全機能が動くようにしたら一気にあげようと思っていたらこのザマなので、そろそろ重い腰を上げてプラグイン用のストレージを設計しなくてはなるまい(←ようするにこれがshow stopperになってる)。
2015-05-29(金)
■ Picasa APIの認証をパスワードからOAuthに変更した
massrの写真投稿機能では主にPicasaプラグインを使っているのだけど、昨日あたりから急にうまく動かなくなり、エラーメッセージをみてみると「パスワード認証使えなくなったぜ」みたいなページに飛ばされた。なるほど、もうずいぶん前からOAuthに移行しろって言ってたもんね、見てみぬふりしてたけど、ついにそのときが来たか。
奇しくも開催中のGoogle I/OではGoogle+から写真ライブラリ機能を分離したGoogle Photosが容量無制限を謳って華々しくデビュー。Picasaも吸収されちゃうんだろうと思うけど、Google PhotosはまだAPIを公開していないっぽいので、PicasaのAPIはまだしばらく現役だろう。
というわけで、Googleが提供するOAuth2.0への移行を始めたのだが、これがなかなか、うまくいかない。ちなみにこれまでパスワード認証で使っていたpicasa gemがOAuthに対応していることはドキュメントで確認済み。問題はこれに指定するアクセストークンの取得方法だ。Using OAuth 2.0 to Access Google APIsを読むと、今回のようにユーザとのインタラクションなしにAPIを使いたい場合はservice accountを使うようなのだけど、これで生成したアクセストークンを使ってもパーミッションがないと言われるのである。同じことをしている記事も見つからないしなー。
うんうん悩んでいたところ救世主が降臨。ようするにservice accountを使うのが間違いで、普通にWeb server applicationsのアカウントを作って、いったんブラウザで対話式に認証を済ましてから、そこで得られたrefresh tokenを使ってアクセストークンを得る、という流れ。ちょっと複雑になったが、ようするにOAuth1.0と同じようなステップを踏むのが正解ということか。やれやれ。
refresh token取得の流れはgoogleapi - Google API OAuth2.0のアクセストークン&リフレッシュトークン取得手順メモ - Qiitaが参考になる。Picasaの場合はこんな感じ:
- 以下にブラウザからアクセス:(redirect urlは実在しなくても良い)
https://accounts.google.com/o/oauth2/auth?client_id=【client id】&redirect_uri=【redirect url】&scope=https://picasaweb.google.com/data/&response_type=code&approval_prompt=force&access_type=offline
- ブラウザに表示された最終的なURLのうち、「code=」以下の部分をコピペしておく
- 以下のURLに対して:
https://accounts.google.com/o/oauth2/token
下記のデータをPOSTする。先のリンク先ではcurlを使う例がある:client_id=【client id】&client_secret=【client secret】&redirect_uri=【redirect url】&grant_type=authorization_code&code=【上で取得したcode】
- 返ってきたjsonに「refresh_token」がある
という感じで、なんとかPicasaへのアクセスを取り戻した。問題は、これがPhotosへのつなぎとして短命に終わるのか、終わるとすればいつか、来るべきPhotosのAPIで同等のことができるかだよなぁ。なにせいまですらGoogleのAPI一覧に名前がないんだから……。
2016-05-29(日)
■ 「シンデレラガールズ コンプリート アニメファンブック」がとんでもないシロモノだった
こないだのプラチナスターズのニコ生で、ガミPが「次の10年」というたびに隣のミンゴスが渋い顔をするという芸(?)がみられたわけだが*1、制作サイドから言われるまでもなく、個人的にいま一番興味があるのはアイマスのサステナビリティ<sustainability>だ。10年も続いたんだから、次の10年と言わず20年30年、続くかぎり付き合ったろうじゃん、と思っている。こっちの寿命が先に尽きそうだけど。
だからこそ、プロジェクトが持続・成長できるだけの利益はちゃんとあげ続けてもらわないと困る。先日サントラのときにも書いたけど、ものには適正価格ってぇもんがあってだな、よほど特別な狙いでもないかぎり、それより安く売ったらあかんと思うのよ。ゆえにこの「アニメファンブック」の価格設定には正直怒ってる。総重量2kg、どう考えても画像ばかりになりそうな本なのにテキストだけでも13万字という大ボリュームのムック本だ。本というか鈍器だ。倍とはいわないまでも、6000円の値札がついててもまだ安いと感じるよ。これで利益がほとんどないなんて、ほんと勘弁して欲しい。おれらの財布、そんなに軽いと思われてんのかしら。まぁたしかに去年からこっちずっと軽いままではあるが。
とまぁ「安すぎる」と言って怒りたくなるほどにすごい本だった。目に厳しいほど縮小印刷されてもまだ厚いコンテ集や、スタッフによるイラスト同人誌はもちろんのこと、個人的にはなんといっても本編に含まれる多量のスタッフインタビューや座談会がただただ嬉しい。
こういう制作陣による作品語りを好まない人もいると思うけど、このアニメは何度見返しても新しい発見があるほどの濃密な作品なので、ある種の答え合わせ的な楽しみは嬉しいものだ。実際はそこまで語り尽くされているわけではないのだけど、各担当それぞれの視点からの回想が、同じシーンを別々のライトで照らしてくれて、多面的な解釈ができる構成がとても良い。
あと、どのインタビューでもこぞって語られているのが「高雄監督がすごい」という話。というか一言でまとめるとそれしか言ってないんじゃないのというくらいに繰り返し語られる。そもそもシンデレラガールズは、どのアイドルも「こんなやついねーよ」と言いたくなるくらい極端な性格設定なんだけど、彼女たちに動機を持たせ、感情を繰り返し表出させることで、まるで実在する女の子に思わせてしまうマジックが、監督の執念を根源としていることが確認できて、まぁなんというか「シンデレラを担当してくれて本当にありがとうございます」という気持ちになる。
インタビュアのレベルも高い*2。音楽担当のインタビューで、スタジオミュージシャンが若手ばかりだったという話題に対して古い765プロ曲ではベテラン勢が多かったという指摘を即座に返す。10年もの歴史をしっかり押さえてすぐに取り出せるのには舌を巻いた。やはり、良いインタビューに良いインタビュアは欠かせない。そういうところからも、本書に関わった人たちの誰一人として手を抜いていないところが伺える。
まだテキスト中心にざっくり読んだだけだけど、丹念に読もうと思ったら一週間以上はかかりそう*3。永久保存版だね、こりゃ。
2018-05-29(火)
■ OSS Gate for Fujitsu #2へサポートメンターとして参加してきた
OSS Gateは定例のオープンなワークショップだけでなく、企業内で社員を対象にしたワークショップも各所で行われるようになっている。今日は富士通の社内ワークショップ(2回目。1回目は手伝えなかった)で、サポーターとして手伝ってくれと言われたので朝から浜松町へ*1。
ビギナーばっかりでサポーターの人数が足りないのかなーと思ってたが、蓋を開けてみればビギナー:サポーターが1.5:1くらいにはなったので、急遽(いつもの)サポートメンター役におさまることに。全部で5、6組くらいのやりやすい規模。
社内ワークショップはガバナンス問題とかネットワーク問題が出やすいんだけど、そこは主催の@YasunoriGoto1さんが用意周到にしてあって、知財担当部門からの解説や、会社の金でAWSを使える環境が用意してあってよかった。とはいっても、AWSでインスタンスを立ち上げるのに一苦労だったので、ここは改善の余地ありか。いまどきは標準的なLinuxイメージを準備しておいてDockerで展開するのが楽だと思うけど、そうすると中でDockerを使うOSSが動かせないからなー。いろいろむずかしいな。
始まってしまえばあとは普通で順調ないつものワークショップだったかな。ネットでは馬鹿にされがちなSIerだけど、基本的に地頭は優秀な人たちなので、ビギナーもサポーターも、理解さえ追いつけば柔軟に対応できる。
*1 余裕を持って行ったはずなのに、会場がどこだかわからなくて20分くらい近辺を右往左往してしまった。入場方法が周知されていなかったっぽい。
2019-05-29(水)
■ ヨーグルンが復活している(やっと飲めた)
「ドトールのヨーグルンが好き」ということは何度か書いたけど、いつのまにか消滅してから6年にもなる。で、先月末にひさびさに復活したのは聞いていたんだけど、最寄りののドトールでは設備がなくて出てないらしく、なかなか飲めなかったのだった*1。
今日になって移動先でようやくお目にかかれた。あー、久しぶり。でも腹が冷えるな。もうちょっと暑くなってからでもいい気がする(笑)。今年は盛夏向けのバリエーションも出るみたいだし、そこそこの頻度でありつくことにしよう。バリューカードも作ったし。
*1 その後、最寄りのドトールでも提供するようになっていた。もしかすると「ヨーグルンマシン」の展開が順次なのかもしれない。なにせ6年ぶりなので。
2020-05-29(金)
■ tDiary 5.1.2リリース
最近平日が多忙なもんで、29日中にはどうしてもリリースできなかった(んだけどあえて20日の日記に書く。実際にリリースしたのは翌日の土曜日)。
ところで、Google Photosから貼った写真がことごとく見えなくなっていて困っている。少し前まではせいぜい1、2週間程度前までしか影響がなかったんだけど、今はとうとうほとんどの写真が403エラーになっている。Googleアカウントでログインしている自分のブラウザでだけは見えるからタチが悪い。
いつまでたっても直る気配がないので、いいかげんGoogle Photosをやめる決断をしなくてはいけなさそう。というか、これまでpublicになっていた写真を勝手に403にするとか、Googleのエンジニアたちは頭がおかしくなっちまったのか?
(上のロゴはとりあえずGyazoに貼ってみたもの。あとでAPIを使ってプラグインを書いてみよう)
2021-05-29(土)
■ tDiary 5.1.6リリース
前回同様、なぜか同日にライブがあるという*1。肉の日にライブをぶつけるの、ほんとやめて欲しい。おかげでまたてっぺんを回ってしまったよ。まぁ寝るまでが29日だ。
今回から(ようやく)ruby 3.0をサポート。この日記もしばらく前からruby3で動いているし、特に不具合も出ていないから大丈夫だろう。たぶん。
*1 シャニマス3rdツアー福岡公演Day1。日記はまだ書いていない。
■ THE IDOLM@STER SHINY COLORS 3rdLIVE TOUR PIECE ON PLANET福岡公演Day1の配信を観た
例によってこれを書いているのは1ヶ月もあとなので、メモを雑に箇条書きで。ちゃんとしたレポートはいつものキリさんのを参照だ: 虹がはじまる場所、七色が照らす翼。“THE IDOLM@STER SHINY COLORS 3rdLIVE TOUR PIECE ON PLANET / FUKUOKA”DAY1レポート。
- 開演前から、変わり果てた(?)アソビライトに笑う。283プロロゴライトとAUTO機能が増えていた。配信ライブが続くからどんどん進化するね
- 冒頭のカラー別ユニットの曲を見ながら「SHHisはどこに混ぜるのかな」とか言ってたら、にちかを見逃す。髪が長くなってるやんけ!*1
- 当然、美琴も髪が長くなっていた。こちらはエクステ
- それにしても増えたなぁ、シャニも
- これまでの公演同様、1組ずつ減っていく冒頭MCだが、最後に残るのがSHHisという
- アソビライトのAUTO機能、放置したままの人が多すぎて、ユニット曲のコーナーになってもほとんどが最初の水色のまま。失敗確定だ
- ストレイの新曲の話、毎回最前列でお面を拾う係のことを思い浮かべてしまうマン
- 本日のソロコーナー。さや姉の「Going my way」がマジですごくて言葉にならない
- 透の安定感もなにげにすごい
- そしてSHHisがまたすごくて「すごい」しかない。いやマジですごかった。シャニに限らず、新入りが最高を塗り替えていくの、最近の声優業界の実情を物語っていて、ちょっと末恐ろしい
- 配信UIに「アンコールボタン」登場。283,000回到達せず
- 資さんうどん品切れ……? それはミリPのムーブじゃないのか
*1 実際はもともと長い髪なのを、ニコ生ではショート風に見せていただけだったらしい。すごいテクだ。
2022-05-29(日)
■ tDiary 5.2.2リリース
最近自分の日記を書く時間もとれてないのだが(過去にさかのぼってもらうとわかるが「あとで書く」がずらっと並んでいる。一ヶ月以上前のライブレポートとかもう書ける気がしない)、今日は運よく日曜なので、わりと余裕をもって作業ができた感じ。といってもbundle updateとruby 2.6をサポートから外した程度だけど。
で、いざリリース記事を書こうとして tDiary.org の既存記事を編集しようと思ったらなんと! 編集ボタンが機能しない。URLをみると、パラメタ区切りに使っている「;」がエンコードされて、余禄で「=」までエンコードされている。マジかー。
いちおう最近の規約ではパラメタ区切りは「&」だけになっているので、古の時代から「;」を使っているtDiaryは異端なんだけど、だからといってa要素中のエンコードはHTML制作者の責任なんだから、ブラウザが勝手にエンコードかけちゃダメだろ、過去に作られたWebページが死ぬやんけ。さすがにこれはアホすぎるのであとで報告を入れておくけど、最近のEdgeはenbugが多くてほんと困る。またChromeに舞い戻っちゃうぞ。
Before...
◆ ちき [ぬぬん。いま98のDドライブで試してみましたが、確かに消せます(汗)。警告ダイアログは一回でした。さらに新しいごみ箱..]
◆ ちき [リブートしても自動的には出てきませんでしたが、ファイルを削除すると現れました。あーよかった(笑)。]
◆ ちき [Meでも同じ動作でした。リブートしなくても、ファイルを削除するだけで現れると。でもCドライブで試す度胸はないなあ。あ..]
◆ ちき [Cドライブでも同じ動作でした(おい)。On Windows 98]
◆ ちき [上の補則:ごみ箱を消した後リブートしても、起動しなくなるということはありませんでした。]
◆ ZnZ [substのドライブにもごみ箱が出来るのはどうにかしてほしい…。]