2001-02-06(火) 散財日記、POBox 1.4.5
■ 電車の中で、隣に立って「動物のお医者さん」の単行本を読んでいたお兄さん、読み終わって次に出したのは「ナニワ金融道」だった。なんでやねんっ。
■ 散財日記
さて、仕事が徐々に楽になりつつあるので(まだ終わってないけど)、肩慣らし(なんの?)にeRubyでいろいろ書いている。とりあえずうちの連中の「散財の記録」を残そうという話が以前から懸案だったので散財日記を作る。買ったモノを入力すると、個人別に合計金額とランキングが出るという(バカ)。さっそくみんなで先月分を入力したら、すでに6桁越えてるヤツが続出して呆れる。で、こうやって数字を見せられたら少しは抑えるかと思ったら、ランキングを争って次に何を買うかばっかり考えるようになってしまった。……というのは狙い通りだがな(笑)。ふふふ、みんな、買って買って買いまくるのだぁ。
■ supercub.net
あとはsupercub.netをやっと正式公開したので、そっちのサービスも増やしていかねば。今はメンバーリストだけeRuby化してあるけど、次はリンク集とアンテナを誰でも追加できるようにしないと。狙いは手をかけずにコンテンツが集まるサイト、だ。
■ POBox 1.4.5
今ごろPOBox 1.4.5をインストール。前の1.4.4から学習辞書を分離できるようになっていたんだけど、忙しくて入れていられなかったので、今回初挑戦。辞書をバックアップして、付属のpdb2dic
でテキスト化したあと、固定辞書と学習辞書に分ける。タブで区切られたフィールドが2つなら固定、3つなら学習辞書行きである。ちょちょっとRubyでスクリプトを書いて完了。固定辞書はdic2pdb
で、学習辞書はdic2pdb -l
でバイナリ化。プログラムファイルと一緒にPalmにHotSyncして、完了。
ついでにタイムスタンプモジュールも入れて、POBoxから日時を入力できるようにした。Palmのショートカットって、年が2桁で使えなかったので、これは助かります。しかし、学習辞書がちゃんと動いていることは確認できたけど、固定辞書が500KB、学習辞書が250KBって、ちょっとデカすぎ >おれ 学習辞書がHotSyncのたびにバックアップされてたらたまらんかも知れん……。
2002-02-06(水) 7024歩
■ 本日のハンティング
今朝もはよから狩猟三昧。つーか、営業でもないのになんで定時に出社せなあかんねんっ。
今日の日記(仮)。まだテスト中みたいですが、タレ込まれたらハントしないわけにはいきません。
de-orbit。覚悟の上のリンクだと思われ(笑)。
Linuxビボ〜ろく。これはzt日記経由。
今日から総数は省略。tDiary.Netのアンテナが正味の総数を表している(はず)。
■ たまてばこ
昨日の続き。なお、使っているのは1.0.0。開発版だと話が違うかも知れない。開発版は設定ファイルのフォーマットからしてがらりと変わってるみたいだし。
HTMLヘッダにしかLast-Modifiedが書かれていないサイトはまぁ、しょうがないとして、もうひとつ困ったのがファイル名が変わる日記である。今月は0202.htmlとか。なつみかんでは「%YY%で年2桁」なんて置換がルールがあったのだが、たまてばこにはない? なければ作るしか。
と、ここでソースに手を入れないのが怠惰な証拠であろう(笑)。eRubyなプリプロセッサをかますことを考える。もとのsites.cfgをsites.rcfgと名前を変えて、文頭に以下の4行を追加。
%now = Time::now %yy = '%02d' % (now.year % 100) %mm = '%02d' % now.month %half = now.day > 15 ? 'b' : 'a'
こうすると、「2002年2月上旬は0202a.html」なんてルールのサイトでは「<%%=yy%><%%=mm%><%%=half%>.html
」なんて書けば良いことになる。eRubyタグ分だけ冗長になるが、まぁ許容範囲か。
あとはcronで動かすスクリプトを書くだけ。
#!/bin/sh /usr/bin/eruby $HOME/.tama/conf/sites.rconf > $HOME/.tama/conf/sites.conf $HOME/.tama/tama.rb --debug 1> $HOME/var/log/tama.log 2>&1 $HOME/bin/reg-antenna < $HOME/public_html/antenna/tdiary.txt
#最後のはdRubyなアンテナサーバに更新情報を送り込むスクリプト。
■ tDiary.Net
s2の復活後、1.3系の利用者が増えているような(笑)。さらにXREA不信から、tDiary.Netに移動しようかなんて声も聞こえる。
しかしちょっと待ってくれたまい。まぁ、定期バックアップくらいは取るが、けっして信頼性の高い運用ができるとは思えない。UPSもまだ付けてないしさ(笑)。だいたい、サーバ設置場所が自宅から100kmくらい離れてるから、何かあっても対応が遅れるのは間違いないし。
さらに言うと、レンタル日記は当然のことながら@secure = true
で運用する。シェルアカウントもない。となると、ファイルを読み書きするタイプのプラグインは全滅だ。利用者の多いところではrecent-titleやcalendar2、amazonなどがダメ。自前で設置できる人は、そのまま使っていた方がいいに決まってます。ということで、あまり期待をしないようにご注意を。
あ、XREAより良い点があるとすれば、ツッコミメールが使えるところかな(2/7追記:XREAでもできるらしい)。Namazuも使えるようにしたいと思ってる。
2003-02-06(木)
■ I like Ruby.
咳さんトコがリニューアルして、tDiaryのテーマコンパチに。もはや、一見しただけで何使ってるのかを判断できる時代は終わったよ(笑)。
■ 暇だ
出張先で会議のダブルヘッダーがあるんだけど、 後半の会議までの間が2時間もあいてしまった。
ノートを持ってきてないので、 会議室にあったPCを立ち上げてみた。遅いな……5133とか書いてありますけど。うへ。
proxyの設定もないので、nslookupでドメイン内の端末リストを漁ってなんとか発見。 無事、巡回できました(巡回かよ!)。
でもこの更新は、 メールでWikiスタイルを使うテスト。
2004-02-06(金)
■ 親知らず(3)
先日もらった薬も切れてしまい、ぜんぜん痛みが引かないので、しかたなくまた歯医者へ。「絶対に抜いてしまった方がいい」という医者の主張に折れ、抜くことに。もちろん、主犯である上の親知らずである。下のヤツは見なかったことにする。
簡単に抜けるという言葉に偽りはなく、麻酔を打ち始めてから15分で完了した。もっとも、抜きながら
こ、これは……!
とか
予想だにしなかったすごい歯だ
とか言うのはやめてクダサイ!! 怖くて泣くかと思ったよ。
で、どんな風に予想外だったと言うと、写真の通り片足をあげたキュート(?)なヤツだったわけだが。面白いのでお持ち帰りさせてもらった。
これでやっと、まともなものが食えるぜ……ということは当然なく、抜いた跡が腫れて、麻酔が切れたらもう何もする気が起きないのである。あぁ、今日も流動食か……。
2005-02-06(日)
■ 片付けは続く
ダンボールがぜんぜん開かなくなってしまった。生活に支障のあるレベルは脱しちゃったからなぁ。まぁ、体調をみながらぼちぼちいこう。
今日はスカパー!のアンテナ設置。一ヶ月以上、視聴できなかったわけで、無駄な金を払ってしまったわい。アンテナ方向確認のページを見て、だいたいの方角にあわせてからチューナーの電源を入れたら、なんと一発で絵が出た。すげぇよ >おれ
■ 松下電器産業製品不買運動
バナーを貼ってるサイトがみるみる増えてるなぁ。
おれはと言えばLet's noteをキャンセルすべきだろうかとか書いていながら、まだ何もアクションしてないわけだが。というのも、今回の「事件」は、ジャストシステムも松下も、どっちも現行特許法の被害者じゃないかと感じるからだ。悪いのは法であって、うまく立ち回れなかった企業ではないし、ましてやその企業で製品を作っている人たちのせいではない……そんな気がしてならないのである。
今回、もし松下が訴えたのがオープンソースなりフリーソフトウェアだったりしたら、そりゃぁもう、(法が良かろうが悪かろうが)立ち向かわなきゃならないわけだが(笑)、相手は立派な企業である。現行法の元では「どっちも、もうちょっと上手く立ち回れなかったんかい?」とは思うが、あまり目くじら立ててもしょうがない。むしろ、こんな騒ぎが起きてしまうような特許関連の法律をなんとかしろ、という議論をすべきだ。
参考: Matzにっきのフォローアップ
◆ jun.o [*次の*引越しまで開くことのなかった段ボール箱が我が家にはありました。:-)]
◆ ただただし [「次」はない予定なんですが……]
◆ a.k [2回前の引越しダンボールの中身全てを今日棄てました(^^ゞ]
◆ ma2 [段ボールから出る埃が,ぜんそくとかアレルギーの原因になるという話をきいて(真偽不明),我が家では気合で処分しました。]
◆ 通りすがり [そもそもジャストシステムに販売禁止を命じて松下は得をするのでしょうか? 今回の件で松下も評判落ちましたし、法が悪いと..]
◆ ただただし [そこを指して「上手く立ち回れ」と言ってるわけです。企業どうし、「衝撃の判決」に至る前に打てる手はいくらでもあったはず..]
2006-02-06(月)
■ Get2Cashに逃げられたかも知れん
mtakeshiさんのツッコミで教えてもらったが(というかその前から小耳に挟んでいたが)、小切手換金サービスのGet2Cashが夜逃げ状態らしい。
かくいうウチも、換金し損ねていた小切手をまとめて預けてあったので、もしそうなら被害者の列に並ばなくてはいけない状況。腰が抜けるほどの大金ではないものの、そこそこの額ではあるので、ちょっとアクションしなきゃなるまいなぁ。まぁ、想定されたリスクではあるわけだが。
あー、めんどくさい。誰だよ、小切手なんて考え出したヤツは!(八つ当たり)
2007-02-06(火)
■ はてなグラフでダイエットに挑戦(3)
先月、はてなグラフのAPIにデータ取得機能を要望したものの、まったく採択される兆しがない。もっとポイントをつぎ込まないとダメ?
しょうがない。ダイエットは待ったなしなので(というほどでもないが)、体重管理だけでもやろう。
ということで、「体重計に乗ったその場でメールを送るとグラフに反映させるツール」……を書くんじゃなくて、コマンドラインからグラフを更新させる汎用的なコマンドを作成した。せっかくなのでRubyForgeで公開(→hatena-graph-update)。
これをインストールして、procmailあたりでこんな感じの設定を書けばいい(.netrcを使ってID/PASSを書かずに済ませている):
:0 * ^TO_.*weight@example.com | sed '1,/^$/d' | hatena-graph-update weight
あとはメール本文に体重を記入して、weight@example.comにメールするだけ。でも体重グラフは非公開だよ!(笑)
その代わり、この日記に来るツッコミspam/リンク元spamの数を、ログから算出してグラフ化して公開中。サイドバーの下のほうに張ってある。これはdailyにcronでこんな感じに実行:
#!/bin/sh yesterday=`date -d yesterday +%Y-%m-%d` cd ~/var/log mv spam.log spam.log.$yesterday wc -l < spam.log.$yesterday |\ hatena-graph-update -u hoge -p hoge -d $yesterday spam
2009-02-06(金)
■ ruby 1.9.1で$SAFE問題が直ってないのはおれのせいだよなぁ。
あぅぅ、ごめんなさい。
先週書いた$SAFEの件(実際にはruby-devでも話題にしていた)が直らないままruby 1.9.1が出てしまって腐っていたんだけど、うささんの日記を読んで「うわー、やっぱおれがちゃんと行動していればなんとかなったのかもー!」と頭を抱えているところ。
いやまぁ、あのあとすぐに(自称)インフルエンザにかかって、回復を待ってる間にリリースされちゃったので、タイミング的にはどうしようもなかったんだが、せめて問題が発覚したあとすぐにredmineに入れておけばなぁ。あー、ムカつく!(自分に)
ちなみに今日、ZnZさんがチケットを発行してくれているので、何か議論が進むとすればそっちベースになると思う。あ、でもすでにTrunkには何か手が入っているという話もあるので、こっちも見てみないと。
……というわけで、開発環境の整備を急がなくては。screenのUTF-8問題に振り回されてる場合じゃないよなー。
2011-02-06(日)
■ Debian 6.0 Squeezeにアップグレード
第一tDiary.Netのサーバがそろそろ寿命で、こないだもディスクエラーで半日止まっちゃったりしていたものだから、とっとと引っ越さなくてはいけないのだ。引越し先として実はすでにあるVPSが用意してあって、そこにはDebian Lennyが入っているのだが、そろそろSqueezeも出ようかというこの時期にLenny上にシステム作るのもねぇ。
……なんて言ってたら出てしまいました、Debian 6.0 Squeeze。しょうがない、何年かぶりに、コンピュータを使ってする作業の中でもっとも嫌いな「OSのアップグレード」をやるとしよう(ちなみに大嫌いな作業の次点は「OSのインストール」)。まずは自宅デスクトップのVMwareで練習。
つっても書くことはほとんどないんだけど。嫌いな作業は楽できるにこしたことはない。Linuxディストリビューションの中で(おそらく)もっともアップグレードが楽なDebianを選んでいるのもそのためだし、特殊なパッケージはできるだけ入れずに済ませている。専用サーバではなくVMwareを使っているのも、失敗したらバックアップしておいた仮想ディスクを丸っと書き戻せばいいからである。
というわけで、例によってしっかり書かれた(おまけに日本語訳もばっちりな)リリースノートを読みながら、書かれている手順通りにアップグレードを実行、トラブルらしいトラブルもなく、無事に終了した:
~% cat /etc/issue.net Debian GNU/Linux 6.0
ホント、Debianはすばらしい。唯一手間取ったのはVMware-toolsのインストールくらい。手間取るというほどでもないが、カーネルにパッチをあてるためにkernel headersが必要で、これはlinux-headers-2.6-686をインストールした上で/usr/src/linux-headers-2.6.32-5-686を指定すれば無事に入る。
あと、systemシェルがbashからdashに変わっててびっくりした! /bin/shのsymlink先が変わってた。ログインシェルまで変わったのかどうかは知らないけど(普通zshだし)。
さて、ローカルでの練習が終わったので、サーバのアップグレードにとりかからないと(←気力が残ってない)。
2013-02-06(水)
■ Bitcasaのβが取れたので本格的に利用してみることに
以前α版のときにちょこっと使ったきり放置していたBitcasaだけど、このたびめでたくβがとれて正式サービスインしたと案内があったので、ちゃんと使ってみることに。しかもβユーザには2月中に有料サービスに契約すれば年会費が半額というクーポンまでついてきたので、ほいほいと乗せられて無制限ライセンスを購入。
最新のクライアントを入れたら、Bitcasa用の仮想ドライブが生成されて、そこに入れるとクラウドにコピーされるようになっていた。試しに(なぜか2500個もファイルがあった)自炊本のフォルダをコピー、そのときのドライブの情報がこんな感じ。
空き容量7.99EB(エクサバイト)ってwww
この専用ドライブにコピーする方法と、従来どおり任意のフォルダをクラウドに置き換えちゃう方法が両方使えるようだったので、このあとビデオファイルが入った数百GBのフォルダも指定してみた。ネットワークの状況を観察していると、アップロードは50Mbpsくらい出ているようだ。まだ全部アップロードされきっていないのでダウンロードの速度はわからない。ローカルファイルと透過的に扱われるので、キャッシュが効いているかどうかでだいぶ違うとは思うけど。
気持ち悪いのが、この仮想ドライブに使っている実際のディスク領域がどこにあるのかわからない点だ。レジストリを漁ったりしてみたんだけど、どこにキャッシュ用のフォルダが作られているのかわからなかった。仕掛けは隠さないで欲しいなー。
ともあれ、しばらく使っていい感じだったら、5月にくるBackbleazeの更新は止めてこっちに乗り換えてみよう。
◆ ただただし [教えていただいたリンク先にある話はBitcasaの動作原理そのものなので、なにをいまさらという感じですね(笑)。キャ..]
◆ ただただし [【追加報告】その後、一晩おいておいたらクライアントが死んでいて、しかも二度と立ち上がらない状況に。公式ブログにも何も..]
◆ nobu [んがぐぐ。ばたばたしてて登録するのを忘れていたら。。やはりただ伝説が(ry]
◆ ただただし [まだ潰れてないよ!]
◆ Marlowe [サービスインのメールは来てたけど、年会費半額のクーポンありましたっけ?]
◆ Marlowe [自己解決。クーポンというか支払いの所にオファーがありましたね。 でも、ただ伝説なのか...]
2015-02-06(金)
■ Heroku上のtDiaryへデータを移行する
ブラウザでポチポチするだけでHeroku上にtDiaryをデプロイできるようになったわけだが、従来からレンタルサーバ的な場所でtDiaryを運用していた人にとってはデータを移行できなければ意味がないだろう。これもいちおうできるようになっている。が、さすがにこれをブラウザだけでやるのは難しいので、unix系システム上でコマンドラインを使うことになる。まぁ、現時点でtDiaryを運用してる人はそういう環境にはそんなに困らない……はず。
必要なコマンドは ruby、git、bundler。それぞれ最新のものをご用意下さい。また、同一ホスト上に既存のtDiaryのデータ(@data_path配下)が揃っている必要があります。
まずは GitHubからtdiary-coreを入手してherokuブランチへ:
% git clone http://github.com/tdiary/tdiary-core.git % cd tdiary-core % git checkout heroku
bundlerで必要なパッケージを入手すると、tdiary-mongodb-convertコマンドが使えるようになる(←今回使いたいのはコレ):
% bundle install --path vendor/bundle (←けっこう時間かかる) % bundle exec tdiary-mongodb-convert Usage: tdiary-mongodb-convert [options] <data_path> -c, --conf=CONF store only tdiary.conf -s, --style=STYLE style path -m, --mongo=URL URL of mongoDB
tdiary-mongodb-convertはtDiaryのデフォルト形式(テキスト)のデータを、MongoDBにアップロードするコマンド。アップロードをするにあたって、現在Herokuで使っているMongoDBの接続先情報を得ておく*1。ブラウザでHerokuを開いて、前回作成したアプリの「Settings」をクリック:
「Config Variables」にある「Reveal Config Vars」をクリックするといろんなプラグインの設定が出てくるので、「MONGOLAB_URI」の値(mongodb:で始まってる長い文字列)を控えておく。
さて、まずはtDiaryの設定をアップロードする。@data_pathの下にある方のtdiary.conf。これを-cオプションに指定する:
% bundle exec tdiary-mongodb-convert -c 【@data_pathのパス】/tdiary.conf -m 【先ほど控えたmongoDBのパス】 : :
ちゃんとアップロードできたかどうかは、HerokuのResourcesタブからMongoLabに飛ぶとconfというCollectionがあることで確認できる。なお、現在使っているものをそのままアップロードすると日記の編集などでエラーになる場合がある。その場合はtdiary.confをエディタで開いて、@base_urlやCSRF関連の設定を削除してからやり直すと良い(このへんはバッドノウハウなのでなんとかしたいところ)。
続いてデータ本体をアップロードする:
% bundle exec tdiary-mongodb-convert -s ./lib/tdiary/style -m 【先ほど控えたmongoDBのパス】 【@data_pathのパス】 : :
長年日記をつけてる場合はここでけっこうな時間がかかるので、のんびり待とう。これでデータのアップロードは完了したはず。サイトにアクセスして、プラグインまわりのチェックをしましょう。
この「けっこうな時間」の部分、ネットワーク越しにアメリカにあるDBサーバとやりとりしてるせいなので、実はローカルにMongoDBを立ててそこに向けてアップロードすればかなり短縮できる(対Herokuで5分かかったデータがローカル相手だと数秒で済んだ)。あとはmongoexport / mongoimportコマンドでHerokuの方に移せば良い。後述するカテゴリの問題もこれで解決できる。
それから、DBに入るのは日記の本文だけなので、imageプラグインによる画像は元環境に残ったままだ。これをどうするかはけっこうな問題なんだけど、ある程度の期間運用してきた日記の場合はHerokuに送る量じゃないので、別の方法で解決しないといけない。今後つける日記ではオンライン写真サービスを使うことで代替できるのだけど(個人的なオススメはpicasaプラグイン。あとはたぶんflickrプラグインも使えるんじゃないかな)、過去の分はどっかに置いて、リンクを貼り直さないといけない。tDiary.Netではこんなプラグインを書いて、(imageプラグインの指定はそのままで)旧サーバにある画像を指すように書き換えている*2。
で、さきほど触れたカテゴリの問題だけど、移転先にはカテゴリインデックスがない。ので、カテゴリプラグインの設定画面から再作成をすればいいのだけど、これもまた時間がかかる上に、Herokuは30秒でタイムアウトしてしまうので、ブラウザからはエラーに見えるのだ。ただ、処理自体は動き続けているはずなので、Herokuに処理を殺されないようにたまにアクセスしながら待つと良い。MongoLabのpluginコレクションが従来のカテゴリの数くらいになれば完了だ。もちろん、いったんローカルで動かせる場合は、こっちで再作成してからDBをコピーするのが快適だ。
2016-02-06(土)
■ 「Nendoroid 10th Anniversary Live」で3人揃ったTriad Primusを観てきた
ワンフェスの前日、幕張メッセイベントホールでねんどろいど10周年ライブがあったので行ってきた。いや、この手のライブはアイマス公式のだけにしておくつもりだったのだけどね……シンデレラガールズからTriad Primusが出場するというからには行かないわけには……。同じように考えたPはものすごい人数いたに違いなくて、そうとうのチケット争奪戦だったのだと思うけど、わさますでは一般販売分も含めてなんとか希望者全員分のチケットを確保できた。
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 2nd Season 05
日本コロムビア
¥1,205
そう、ぶっちゃけTriad Primus「だけ」が目当てだ。そりゃぁTridentは以前から聴いてみたいと思ってたし*1、アニメを2話で切ってしまったWake Up, Girls!には申しわけない気持ちもある*2。七森中☆ごらく部は面白そうだし*3、多くの人を惹きつけているミルキィホームズにも興味はある*4。でもそういうエクスキューズを正直に剥がしていくと、やっぱりトラプリしか残らない。3rdライブのラストピースが、4thライブまでおあずけだと思われていたそれが、3rdライブの熱がまだ残っている状況で早くも埋まるのだ。行くしかないじゃないか。
顔ぶれからしてトリはMay'nだろうねーと予想していたのにいきなりしょっぱなに登場して驚いた*5。え、じゃあトラプリはどこ? ……で、そのステージが完全な二階建てで、しかもその後のアクトで上下をつなぐ階段が左右に稼働するということを知って「あれを再現する気だ」と気づく。そう、22話のこれだ:
つまりこのライブ、複数のアーティストが登場するフェス形式の顔をしていながら、とらえようによっては完全にトラプリのための設けられたと考えてもいい。いやはや、とんでもねぇことをするなぁ。少なくともトリはトラプリで確定だ。
(途中すっとばして)WUGたちからの紹介でトラプリ登場。暗転した中、上段のステージにマイクスタンドが並べられ、しずしずとシルエット姿の三人が並ぶ。もうこの時点で全身がゾワゾワする。そしてあのきらびやかなアカペラから、ついに始まる「Trancing Pulse」!!
衣装こそ3rdライブのものだが(渕上様は新調したのかな)、それ以外は背景の映像からなにからアニメそのまま。この日最高の、会場を揺るがす大歓声は、とても客席の全員がPというわけではないなんて信じられないレベル。この瞬間をどれだけ待ち望んでいたことか。言うほど待ってないけどさ!! とにかく興奮しすぎてよく覚えてない。ただただ嬉しかった。最後は最終話のあの掛け合いまでやってくれて、サービス満点だった。
喜びはこれだけにとどまらなくて、そのあとはなんとソロで3曲。そうでもなければTridentと掛け持ちの渕上様の負担が大きすぎるからだと思うけど、おかげでここだけ独立したトラプリのミニライブっぽい体裁になって、かえって良い。まつえりはTP歌ってるときから喜びが顔に出ていたけど「2nd SIDE」でも相変わらず楽しそうで、虹色橋をかけるこっちも気合いが入る。それからふーりんがね、いつもはクールにキメ顔で歌うネバネバで、思わず笑っちゃってるのよ。最終話のあれを演ったあとでのこの笑顔、まさに凛が居場所をみつけたその顔じゃないか。最近使われすぎて手垢がついた表現だけど「尊い」ってこういう時にこそ使うべきだと思った。そしてラストの「薄荷」、最後の歌詞をちょっとアレンジして台詞っぽく言ったもんだから、トドメを刺された。Pは死ぬ。
そして3人で「Star!!」。映像も3rdライブのものをそのまま使っていて、ああ、まさにいま、3rdライブがやり残したことを2ヶ月ごしにここで演ってるんだと実感した。ちなみにアンコールでは「おねシン」のショートVer.を演ったので、他の演者には申しわけないがほんとうにシンデレラのライブみたいだった。はー、短かったけど*6、大満足だ。満足をとおりこして語彙がないくらい満足だ。ありがとうねんどろいど。うちにはねんぷちが一個しかないけど。
そうそう、深夜になって自宅最寄り駅を降りたら雨。渕上様の出演するイベントに傘を持たずに出かける愚かさよ……。
他の演者のことは気が向いたらこの下に足す。かも。
2017-02-06(月)
■ グラコロ同盟2016、終了しました
2月に入ってから報告があがってこなくなったので、さすがに終了したと判断してグラコロ同盟2016年シーズンの終了宣言を出した。今日は最新ランキングをアーカイブして、トップページを休眠モードへ*1。
グラコロに「超」がついての大幅リニューアル、超先行試食会に招待されたり、プレス発表会に呼ばれて感謝状をもらったりと、なかなか賑やかなシーズンだったが、思いのほか長期間販売されたこともあって、ついに同盟全体で4桁を達成、3桁食べた人も(いつもの@naritamahiroさん含め)2人も出た。
まぁ、自分はもよりの店舗での販売が早々に終了してしまったので終盤はぜんぜん食べられなくなってしまったのだけど。それでも40個か。なかなかのもんだ。痩せなきゃ……。
というわけでまた来シーズンにお会いしましょう!
*1 Herokuへの課金もいったん終了w
2020-02-06(木)
■ WSLでWindows10標準のssh-agentを使うようにした
Windowsネイティブ側とWSL側でssh鍵を共有するのに、2年前からPuTTY付属のpageantをweasel-pageantを経由してWSLから利用するようにしていたんだけど、「そういえば最近のWindowsにはOpenSSHが標準でインストールされてるんじゃなかったっけ?」と思っていろいろ調べた。
まず、Windows/System32/OpeSSHの下に、ssh関連のバイナリが全部入ってる。もちろんssh-agentも。しかもこのssh-agent、ちゃんとWindows Serviceとして動作するので(サービスから「OpenSSH Authentication Agent」を有効にしてやる必要がある)、自動起動するようにしてやれば良い。あとはssh-addしてやればパスフレーズも覚えてくれる。
あとはWSLとの連携だが、もちろん誰かが作っているわけです、rupor-github/wsl-ssh-agent。実はこの前にssh-agent-wslという実装を使っていたんだけど、新しいWSLの仕組みを使ってもっと簡便にした同じ作者のwsl-ssh-agentが出たので移ったのだ。ググると古いssh-agent-wslの解説記事がいっぱいひっかかるので、騙されてはいけない。
あとはREADMEのとおりに
- Windows側で-socketオプションをつけて起動(ショートカットにしてStartupに入れておく)
- WSL側でSSH_AUTH_SOCK環境変数に上の-socketオプションに指定したファイルを(WSL向けにパスを変換して)指定(.profileなりに書いておく)
で普通に使えるようになる。めでたしめでたし。これで長年世話になったPuTTYとついに決別できた。pageantのためだけに残してあったもんなー。
……と喜んでいたけど、WSL2になったらまた仕組みが変わっていろいろ変更するはめになるんですかね? まぁいいか。
◆ むとぽん [はじめまして。今年入ってからtDiaryを密かに(?)使わせていただいてました。ってこちらにご報告するタイミングを逸..]
◆ むとぽん [あ、tDiary.Netのアンテナの方、「Linuビボ〜ろく」になってますんで、「Linuxビボ〜ろく」に直していた..]
◆ ただただし [ありゃ、すみません]
◆ アビー [僕のところもtDiary.netとsho's antenna 2ndで「もっこす記」になってるんで「もっこす日記」に..]
◆ ysano [はじめまして。 はい。覚悟の上です(笑)。 なかなか便利でございます。素敵。]