2022-10-06(木) [長年日記]
■ グスタフ、術後の回復はまぁまぁ?
夕方、仕事が落ち着いてから面会へ。点滴は続いているけど、モニター類は外されている。とはいえ起き上がる元気はなさそうで、声をかけるとこっちを認識にて鳴きはするものの、起き上がったり連れて帰れとせがんだりする様子はない。
食事も手つかずで、まだ流動食をシリンジで強制的に与えている状態だそうだ。数値的には改善しているとのことなので、まあまあの回復途上なのかなぁ。また明日。
2022-10-05(水) [長年日記]
■ グスタフ、開腹手術をうけてサイボーグになる
一昨日入院して点滴をうけていたグスタフだが、血液の数値は悪くなる一方なので、本日手術となった。多忙な中、なんとか手術時間をねじ込んでくれてありがたい。あと、こういうときに病院に行ったりきたりできる仕事でほんと良かった。こればっかりはコロナ禍に感謝するしかない。まぁ、家でPCに向かっていても、手術中は気になって仕事にならないんだけど。
夕方、ぼちぼち麻酔が切れてきたタイミングを見計らって面会へ。といっても多少痩せたとはいえまだまだ巨猫なグスタフのこと、麻酔の抜けは悪いので、声をかけても「ふにゃ~」と弱々しく鳴く程度でまだなんとも言えない。
手術自体は成功だし、評判のいい病院なのでそこは安心だ。けっきょく、右の腎臓は摘出、左の尿管も(細い猫の尿管を切ってつないでもまたすぐ詰まるので)バイパス用のサブシステムを埋め込んで人工的な尿路を設けた。サイボーグになってしまったか、グスタフよ……。
腎臓の腫瘍が悪性かどうかは組織検査を待たなければいけないし、サブシステムも少ないながらも拒否反応を起こす猫もいるそうなので、まだまだ予断は許さないが、それでも根本的な手は打てたのでだいぶ安堵した。
2022-10-03(月) [長年日記]
■ グスタフ、歯石を取りに行って重病が見つかる
夏に口内炎ができて病院に行った際、また歯石が溜まってきているから秋になったら歯石除去手術にしましょう、といって予約を入れてあったグスタフ。今日がその日なので普通にキャリーに押し込んで病院に連れて行き、預けて帰ってきたのだが。麻酔前の検査結果が良くないのですぐに来てくれとの連絡をうけて慌てて飛んで行ったら:
- 血液検査の結果が非常に悪いので、超音波で腎臓をみてみた
- 右の腎臓に大きな腫瘍がある。悪性かどうかはわからない
- 左の尿管が詰まっている。おそらく結石
という診断。ようは両方の腎臓がほとんど機能していない。このまま麻酔をかけていたら命がなかったとのこと。血液検査から超音波診断にまわした担当の先生、グッジョブすぎるんだけど……!命の恩人や!
論理的に考えて、腫瘍はだいぶ前から育っているだろう、一方で結石はここ1、2日のことではないか。でなければ先月末の血液検査でもっと悪い値が出ているはず。つまり、すごくいいタイミングで入院したことになる。数日遅れてたら急性腎不全で死んでたかも知れん。とにかく運がいいぞ、グスタフ。
そんなわけで急遽、開腹手術を見据えた入院に切り替え。しばらく点滴で結石が流れないか期待しつつ、日程があくのを待つ。数日か、はたまた数週間か。一命はとりとめたものの、まったく予断を許さない状況。
写真は翌日、見舞いにいった際のグスタフ。点滴が入っているので慣れないエリザベスカラーに不満げで、気弱にはなっているものの、まぁまぁ元気。