2020-11-04(水) [長年日記]
■ Google ChromeからMicrosoft Edgeに乗り換え
昨日、Android版のGoogle Chromeで「共有」をしようとしたら、見慣れないUIが出てきて目が白黒。なんだこれ。
いつも使ってるアプリの一覧はどこへ行ってしまったの……と一所懸命探したところ、下の段を右にずーーーーっとスクロールするとやっと「...」というアイコンが出てきて、その先にあった。そもそもスクロールするように見えないんだからもう、一生見つからなくても不思議じゃなかった。
というかこのUI、気が狂ってるとしか思えないんだが、どうなってるの? Twitterでも書いたけど、
- 上段と下段に同じものが並んでいる。同じものを2つ置いておくほどスマホの画面は広くない!
- めったに使わないものがデフォルトになっている。10年もAndroidを使い続けてるけど、Bluetoohへの送信も、Androidビームも、印刷も、一度たりとも使ったことないよ! どんな統計データ使ってんだよ!
- 前述のように従来の(Android本来の)やり方にものすごくアクセスしづらい。そんな奥に押し込める必要ないだろ!
まともな判断力のあるデザイナがついてるとはとても思えない改悪。なんらかのマーケティング的な圧力がかかったりしたんだろうか。
とはいえ最近のGoogleときたら、Play Musicから機能的にぜんぜん不足してるYouTube Musicへ強制移行をさせたり、Google Photosのpublicな写真を403にしたり、おかしな判断が目立つ。GCPもあんまり儲かってないらしいし、凋落の兆しだろうか。
それにしても、ブラウザの共有機能は日に何回、何十回と使うので、これでは話にならない。即座に乗り換えを決断した。選択肢はいろいろあるけど、最近急激に評価が高まっているMicrosoft Edgeを使ってみることに。
スマホ側の移行はそこそこすんなり済んだ。もちろん共有機能はスタンダードで使いやすい。「ホーム画面に追加」で作ったショートカットが、ブラウザに依存していたのでぜんぶ作り直しになったのは想定外だったけど。あれ、URLやタイトルみたいなメタ情報だけ保存されてるんだとばっかり思ってたよ。
問題はWindows側でなぁ。通常のブラウジングは、Chromeの拡張がそのまま使えたりするのですんなりいくんだけど、Chromeで相当便利に使っていた「ショートカット作成」がEdgeにないのが困る。しょうがないのでハイブリッドで使ってるけど、なんとかならんかなぁ。Microsoftには実装してほしい旨をフィードバックしたけど。
それにしても、OS (Windows)に加えてエディタ(vscode)、端末(Windows Terminal)ときて、ついにブラウザまでMicrosoft製品を使うことになってしまい、一時はMS依存から逃れるためにLinux Desktopを使っていた(というかこの日記の開始理由がそれである)のに、どういう風の吹き回しだ(笑)。まぁ、Google依存が少しでも下がるならそれもまた良しか。
2020-11-10追記
Chromeの「ショートカット」相当の機能がすでにあるのを発見した。「アプリ」がそれだ。特定のWebサイトが独立したウィンドウになる、Chromeとほぼ同じ動作! これで完全にChromeを捨てられるぅぅ。