2020-09-15(火) [長年日記]
■ ドーラ、2度目の入院
ドーラももう10歳で体のあちこちに故障が現れ始める頃。獣医にかかっても、枕詞が「シニアなので……」になる。持病の歯周病が進行して、4年前に続いてふたたびスケーリング&抜歯手術になった。歯に触らせてくれない猫は、予防するにしても打てる手が少ないのよなぁ……。結局、奥歯はほぼなくなった(飼い猫は歯がなくても食事に困ることはない)。
前回はまだ若かったが、今回は寄る年波には勝てないのか、麻酔の抜けが悪くて一泊入院となった。ので、夕方に見舞いへ。グスタフのときはおれに気づくとケージがら出せと大騒ぎになったものだが、ドーラはまだ意識がはっきりしなくて目の焦点が合わず、おれを認識しない。声をかけても反応しないし。人一倍臆病だし、一泊なんて心配だなぁ……。
明けた今朝になって引き取ってきたが、まだ下半身がフラフラしてるから、移動するにしても手助けしてやる必要があるくらいだけど、それでもやっぱり、真っ先に食事を要求するのだった。ドーラさん、ハンパないっす。
夜には抱っこされたままうたた寝までするありさまで「別の猫と取り違えて帰ってきたんじゃ……」と心配したが、4年前のときも同じような感じだったのを思い出した。もちろん元気になればあいかわらず抱っこなんてさせてくれないのだった。長生きしてほしいですね。