2016-05-06(金) [長年日記]
■ ドーラ、抜歯手術を受ける
飼猫になって寿命がのび、いわゆる慢性疾患にかかる猫は少なくなくて、中でも歯周病はかなりの割合の猫が罹患しているそうだ。というかうちの猫たちもそうだった。
いつものかかりつけの獣医はこの点にかんしてわりといい加減かつ古臭い治療方針で、抗生物質とステロイドによる対処療法しかしてくれなかったのだけど、さすがに長引いているのでちゃんとした病院にかかろうということで、中央林間で評判の獣医に診せるようになった。
で、抜本的に治すにはスケーリング(歯石取り)と(必要に応じての)抜歯しかないので、今日がその決行日。じっとしていてくれるものではないから全身麻酔で、けっこうおおごとだ。前夜から絶食*1、朝イチに持ち込んで点滴、昼から手術で、夕方退院。ドーラは病院でもわりと大人しいのであまり苦労はなかったけど、あの臆病者がまる一日外出となれば、そうとう消耗しただろうなぁ。
帰宅後はまだ麻酔が抜けてないため下半身がヘロヘロだったけど、獣医からしばらく食べないだろうと説明されていたにもかかわらず、真っ先に向かったのが空っぽの茶碗で、慌ててパウチのキャットフードを与えたらぺろりと平らげて、まさかのおかわり要求。元野良の生命力すげぇ。
それでも疲れ果てているのか抱っこしても逃げないし、夜はベッドで一緒に寝るしで普段のドーラからは想像もつかないほど懐いていたのだった。その後半日から一日くらいは調子悪そうにしていたけど、徐々に回復しているようでよかったよかった。
ドーラが落ち着いたら次はグスタフだなぁ……はぁ、気が(体重も)重い。
*1 とうぜんグスタフも付き合うことになる(笑)。
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