2020-07-17(金) [長年日記]
■ GitHubがおれのコミットを1000年保存するらしい
Twitterで知人のプログラマたちがちょっとざわついていたので何かと思ったら、半年ほど前に話題になったGitHub Archive Programのプログラムが始まったらしい。GitHubにあるソースコードを石英ガラスに焼き付けて北極圏の地下で1000年保管するプロジェクトである。
保管してもらえるのはとりあえず「著名な順」みたいな感じで、どうやら今回対象になったプロダクトの中におれがcontributionしたものも含まれていたらしい。自分のページにアクセスしたらバッジが増えていた。ご覧のように、metasploitやbundler、heroku-cliなどのメジャー級ばかりである。そういえばプルリクしたなぁくらいの記憶しかないけど(笑)。
正直なところ「CSも満足に学んでいないおれのような者が書いたコードを1000年も保存してどうするんだよぉぉぉ」って気持ちはある。そういう辱めを受けることも含めてOSSなんだけど。でもまぁ、OSS Gateとかでメジャーすぎるプロダクトを対象に選ぶビギナーに対して「1000年保管してもらえるプルリクになるかもね」ってハッパをかけられるのはいいかも知れんね。
追記
ちょっと勘違いしていたみたいで、今回の保管媒体は1000年持つマイクロフィルム("silver halides on polyester")。石英ガラスは現在研究開発中のもので(Project Silica)こっちが完成すると万年単位で長持ちする、と。
おれも、tdiary-coreにコントリビュートした(他にもmrubyなんだけど記憶にない)とかでバッジもらえたけど、そもそもたださんtdiary-coreのファウンダーだからもらえて当然のような。
ほかのリポジトリは「その他おおぜい」みたいな感じで「and more!」とあるだけなので、tdiary-coreが入っていることも知りませんでしたよw まぁ確かに条件は満たしてるような……?
というか、tdiary-coreが石英に焼き付けられて1000年保管って胸熱ですねぇ。おめでとうございます! (なんだろうけど、連絡とか無いの?)
ぼんやりした理解だけど「あなたのコミットを保存します」という文脈で書かれているので、主体は「人(contributers)」であってプロジェクトではないんじゃないかなぁ。
あーなるほど。1000年後に意味を持つのはソースコードそのものではなく、OSSという概念と現実にコントリビュータがたくさん存在したという事実だろうから、筋が通ってますね。