2020-04-06(月) [長年日記]
■ リモートワーク7日目
さすがに7日目ともなるとそんなに書くことはない。「日常」になりつつあるな。みんなようやく落ち着いて研究活動を進められるようになってきたみたい。
- 午後になるとネットが遅くなるので、前倒しで働き始める。今日は8:00スタート。明日はもっと早くしようと思う
- 同じことを考える人々は多いらしく、8:30からのビデオ会議がぶつ切れでぜんぜん会話できなかった。世の中そんなもんだ。というかこのクソSkype for Businessをなんとかしてくれ!
- 来週からは普通に出社できる前提でいろいろスケジュールを組んでくる上司に呆れる。というか呆れすぎてなにも言えなかった
- 自宅からの接続を前提としたセキュリティ対策(構想おれ)がようやく形になってきた。今日はteleportが開通。KeycloakによるMFAなSSOと組み合わせているから、これでだいぶ安心できる*1
- 夕方になって「明日にも緊急事態宣言が出そう」みたいなニュースが出始める。予告したら疎開するバカがいっぱい出るんだけど、うちの政府はアホしかおらんのか。あと上司の目論見はもろく崩れた
- 早朝から働くと散歩に行けないので、終業後に外へ出た。1時間歩いてもせいぜい6,000歩かぁ……。もちろんそのあとは猫たちの散歩に付き合う
*1 何が嬉しいって、自宅PC上のvscodeからremote-sshで職場のLinuxに乗り込んで、Gitlabを操作しつつ開発ができる。ソースコードが自宅に残らない。
2020-04-04(土) [長年日記]
■ パスワードマネージャをKeePassXCからBitwardenに乗り換え
フルリモートになったタイミングで職場のパスワードポリシーをパスワードマネージャを使わざるを得ないように変更したのもあって、なんとなく以前から気になっていたBitwardenに乗り換えてみた。パスワードマネージャはOSSでなければならないという自分のポリシーに合わせて、これももちろんOSSである。
乗り換えの背景には実は切実な問題があって、KeePassのデータベース共有に使っていたDropboxが同期先を3つしか選べなくなったので、新しいマシンを追加できなかったから。なんてショボい理由だ! いやまぁ、OneDriveとかにすればいいだけなんだけど。
データの移行にちょっと手間取ったけど*1、そこまで済めば使い始めるのにはそんなに時間はかからなかった。Android版、Chrome版も問題なし。UIはモダンで扱いやすいし、けっこう気に入った。
キーボード入力を乗っ取るKeePassの自動入力に比べて、HTMLの要素を解析して値を挿入するBitwardenの方式はバチっと決まるとスムーズだけど、癖のあるサイトだと自分でHTMLを眺めないといけないからけっこうハードルが高い。たとえば銀行のサイトだと支店番号や口座番号のinputフィールドのname属性を探して、カスタムフィールドを作成してやらないといけない。おれにとっては簡単だけど、普通の人には勧められないよなぁ、これ。
いまは公式が運用しているクラウド上の保管庫を使っているけど、いずれ自分でサーバを立ててもいいかもね。
*1 インポートフォーマットがKeePass2 XML形式のみだったのだがKeePassXCは対応していなかったのでKeePass2を入れ直したり。
2020-04-03(金) [長年日記]
■ リモートワーク6日目
昨夜、知人とWherebyで会った(会った?)んだけど、遅延もなく画質も音質も良くて、仕事で強制されているSkype for Businessの劣悪っぷりを嘆くほかない。声が途切れるとか映像が止まるとかでいちいちストレス溜めてたら、仕事に悪い影響しかないんだけど、なんであえてダメなサービスを使うことに決めるんだろうね。まぁ、今回の件で一気にユーザ数を2億人にまで伸ばしているビデオ会議の雄Zoomはいま、セキュリティ&プライバシー問題で大荒れだけど。
さて昨日でまる1週間リモートワークだったわけだが*1、ついサボってしまうのではないかという事前の心配とは逆に、いつもよりはるかにマメに働いてしまっている気がする。ちょっと働きすぎじゃないの……と自覚したのを察知したのか、隣の箱で寝ていたグスタフが終業時刻ちょっと前に起きてきて、おれとキーボードの間に座ってガン見である。散歩の催促だ。じゃあ今日はちょっと早めにあがるかね。
*1 会社の方針的には少なくともあと1週間は続くことが確定しているが、1週間で終わるわけがないので見通しが甘いとしか言いようがない。