2019-01-01(火) [長年日記]
■ 新年
正午をおおきくまわってから起き出すというダメな感じの元旦だった(ので1日がえらく短い)。
今年の正月飾りはシンプルなのにしようってことで単純で(結果的に安いの)になったんだけど、シンプルすぎて取り付け用の仕掛けもないわ作りも全体的にチャチで、もうワンランク上げないと実用性に乏しいとわかった。
そういえば正月飾りを物色しているときに「魚沼産稲わら」とか書いてあるのがあってずっこけた。ブランド商売もここまでやられると、狂ってるとしか思えんよなぁ。稲わらに神様が宿ってるんだとしたら、そんな遠方から連れてきたらあかんのでは。むしろ地元産を謳った方がありがたいと思うんだけど。
2018-12-31(月) [長年日記]
■ 2018年の面白かったTVアニメ5作
この日記の古くからの読者は、最近ちっとも読書の記事がないことに気づいているかも知れないが、実は仕事で必要なもの以外はほとんど読んでいない。じゃあその時間に何をしてるかというと、アニメを観ている。継続的にアニメを観るようになって、もう2、3年になるかな。
といってもあまり網羅的なわけではなく、ニコ動で観られるものに限っているし、最初の2、3話で興味をそそられなかった作品は途中で切ってしまう*1。最近はNetflixなどで作られた作品も増えてきて、優れた評価を得ているけれど、それらはニコ動では配信されないので観ていない。というくらいのライトな視聴者。
というわけで、そんな限定的な視聴環境に絞った今年のベスト5。
1. ゾンビランドサガ
文句なしのトップ。冒頭の衝撃的な主人公の死から一転、高度な音楽ネタとハイテンションなギャグで展開する1、2話を観て、これはレベルの高いギャグアニメが始まったわい……と楽しみにしていたら、話は次第にシリアスに。そりゃそうだ、ゾンビが主人公なら死は避けて通れない。にもかかわらず、さらに話は転がって、まさかの大感動物語になるのだ。1、2話あたりで笑い転げている自分に「11話で泣くぞおまえ」と言ってもぜったい信じないと思う。
どう考えても続きが作られるだろうし、それを十分に匂わせる引きで終わったけど、このまま終わっても伝説級の作品には違いない。必見。
ゾンビランドサガ SAGA.1 [Blu-ray]
エイベックス・ピクチャーズ
¥11,453
2. ルパン三世 PART5
現代の文脈でオールドファッション泥棒のルパンを焼き直すのはもう無理だと思っていたのだが、IT一般だけでなくセキュリティ、ドローン、機械学習までをかなり無理なく取り込んで、しかもあいかわらずルパンは絶対的に強いまま、という奇跡のようなシナリオで魅せてくれた。ブラボー。
新キャラばかりか新旧の名脇役たちを勢揃いさせ、ルパンの過去や、不二子や次元たちとの関係性にも深く踏み込んで、2クールといっても欲張りすぎだろう!とツッコミたくなるほど贅沢な一作だった。ひさびさにルパンで満足したよ。
ルパン三世 PART5 Vol.1 [Blu-ray]
バップ
¥8,192
3. ちおちゃんの通学路
個人的イチオシ声優、大空直美(そらそら)の当たり作。とにかく"文字数"の多いハイテンションのギャグ作品で、これにダイナミックレンジの大きなそらそらの演技がドはまりしている。「通学路から外れない」という制約を満たしつつ話の展開はバラエティに富んでいるし、PCゲームで徹夜しがちなちおちゃんの性格が「ネット民あるある」なところも感情移入しやすくてポイント高い。
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4. はるかなレシーブ
いわゆる「きらら枠」ってことで、題材のビーチバレーも水着の女の子を出すための大義名分でしょ……とナメてかかっていたら、相当まともなスポーツものでびっくりした。展開の予想がつきやすい王道ストーリーながら、時間経過をうまく使って主人公の成長を描いていて、そうとうに「上手い」アニメだと思う。
もちろん水着の女の子は大事なので(笑)とても丁寧に描かれているんだけど、それ以上にこだわったアングル、劇伴・効果音による演出の妙が効いていて、たんにエロいだけに終わらない躍動感を描き出していてすごい。
はるかなレシーブ Vol.1 [Blu-ray]
KADOKAWA メディアファクトリー
¥4,500
5. ダーリン・イン・ザ・フランキス
本当なら5位になんて入れる気はなかったのだが。全体的には「トップをねらえ!」の縮小再生産みたいな作品で、絵柄は好きだけどSF的にも雑な感じだし、どこで切ろうかなーと迷っていたら5話でガツンと殴られて、スタッフを確認したら「絵コンテ/演出 高雄統子」ですよ。高雄さんが噛むなら観ますよ、ええ……。
その後も(アップダウンはあるものの)モヤモヤした状態で観続けていたら、13話がまたツボで(→絵コンテ 高雄統子)、ほんと、この人なんでおれの心を鷲掴みにし続けるんだろう。ほんと好き。……というだけの作品なのであった。
5作までにしようと決めて書き始めたものの、次点に5作入ってしまったので、全部で10作紹介すればよかった(が、もはやそんな体力はない)。いちおう並べると、
- 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない (桜島先輩のルックスがモロ好み)
- ゴブリンスレイヤー (けっこうグロくていい意味で期待を裏切られた)
- はたらく細胞 (説明不要)
- ヒナまつり (主人公ヒナが消え失せてしまうところが好き)
- 三ツ星カラーズ (まったり平和)
わりと秋作品に良作が多かった気がするね。ではまた来年(やるかどうかはわからんが)。
*1 いうまでもなく、どのようなジャンルにもスタージョンの法則は適用されるので。
2018-12-30(日) [長年日記]
■ THE IDOLM@STER THE@TER BOOST 02リリースイベントへ行ってきた
また当選してしまった。積まなくても当たるの、ほんとありがたい。年の瀬すぎるけど!(笑) 夕べは例によって「ゆくm@s くるm@s」があったので、本当ならこれで「アイマス納め」のはずなんだけど、今年は正真正銘、ミニライブでアイマス納め……というか仕事納めである(本業的な意味で)。
900名招待ってことで場所はまたらんらんホールなんだけど、今回は小田急よみうりランド駅じゃなくて新百合ヶ丘駅からバスにした。妙にバスが混んでいて、前回はあんなに空いていたのになんでだろ? そしたら終点の2つ手前の停留所で運転手が渋滞がひどいから歩けるものは降りろという。で、えっちらおっちら最後の坂を登ってみたらこのありさまである。イルミネーションかぁぁぁ。知らんかったよ。リア充の巣窟じゃん。とうぜん園内は大混雑である。こんなところにオタクを900人も集めるとは……。
らんらんホール前の広場もLEDが敷き詰められていて入れないから、周辺の通路をつかっての点呼だから、狭苦しくてなかなかつらい感じだった。まぁしょうがねぇなぁ、こればっかりは。
TB02からは空猫珈琲店の5名全員(こーりー、ころあず、ナンス、りか姉、ちょっちょ)が登壇。この顔ぶれは引っ掻き回し役がいないのでまったり進行ですな。MCはころあず。TBシリーズのリリイベでは2曲しかやらないと聞いていたので、他になにをやるのかと思ったら、TB02世界を舞台にした(カオスな)即興劇と、同じく後日談を扱った(まっとうな)朗読劇だった。即興劇はランダムに選んだキーワードを入れなくてはいけなくて、発表順でラストが困ったことになるんだけど、どうやら昼の部でもナンスがラストを引いてしまったらしく、夜の部はそれだけは避けたいという雰囲気だったにもかかわらずじゃんけんで負けてラストに。温情を見せかけて4番手を選んだころあずのフェイントがナイス。もちろん即興劇もカオスで面白かった。
ライブパートは「オーディナリィ・クローバー」から。ミリシタMVの振りそのまま(スペシャルアピールまで再現!)で感激。派手にぶち上がる曲ではないんだけど、当然のごとく立ち上がった我々……なんだが、どういう流れかすぐに前の方から着席し始めたのにはびっくりした。なにそれ。前回は総立ちだっただけに、これ、座席の下がアシカプールであることを前説でこれでもかって脅しにかかったえいちPのせいだよなー。これを受けてか、「DIAMOND DAYS」ではキャスト側から立つように言われてしまうという。今年最後のイベントでだいぶダメな感じのケチをつけてしまった。とほほ。
とはいえ全体的にはいいイベントで、大晦日の前日にもなってアイマスイベントできっちり締められたのはとてもいい気分だった。さすがに家族の目が冷たいので今後は避けたいところではあるが(笑)。