2018-06-24(日) [長年日記]
■ アマン東京でアフタヌーンティー
毎年恒例、誕生日は来週だけどちょっと早めにスイーツを食べに都内のホテルへ。今年はアマン東京のラウンジへ。その名も「ブラックアフタヌーンティー」で厨二感あふれるネーミングだが、ラウンジの調度が黒いことが由来だそうだ。なおケーキスタンドも渋い黒の竹製。
アマンでは世界各地のホテルごとに異なる記念のトランクタグを提供していて、アマンジャンキー(本当にそう言った)はこれを収集しています……という説明のあとに、当のトランクからミニケーキが登場して、思わず「きゃー」って言っちゃったよ。これはいい演出ですなぁ。
スタンドのトップには同じくチョコで作られたトランク。中には数種類のベリー。もちろん(チョコの)タグ付き。
スコーンは焼きたてが別に運ばれてきて、プレーンと抹茶の2種類。クロテッドクリームが美味。
コーンのエスプーマやフォアグラによるサンドイッチたち。どれも美味しかった。食前にもシャンパンのエスプーマを入れた冷製スープが出たし、エスプーマ流行ってんの?
お茶は20種類以上から選べておかわり自由。ただポット単位で出てくるので、かみさんとシェアしても3種類くらしか試せなかった。春摘みのダージリンが絶品。あと燻製中国茶が面白い味だった。
ラウンジはゆったりしていて、吹き抜けの天井もめちゃめちゃ高くて、静かで贅沢。BGMの琴が正月っぽいね……なんて話していたら、なんと生演奏だった。大手町の真ん中にこんな立派なホテル建てちゃって、アマングループすげぇなぁ。
■ 「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! MILLION THE@TER GENERATION 07&08発売記念イベント」へ行ってきた
2ヶ月前のMTG06&MS08リリイベに続いて、MTG07&08も当てた*1ので行ってきましたよっと。途中で募集人数が800人x2から900人x2に変更になって、じゃあいつもの横浜ベイホールじゃないよなぁ、どこだろ……と訝っていたら、なんとよみうりランドの日テレらんらんホールだって。デレパの公録で使ったとこだ。客席の下がアシカプールの。
よみうりランド、うちからはむしろ近いけど、今日は↑のアフタヌーンティーからなので大手町から急いで移動だ。慌ただしい。紅茶飲みすぎてトイレも近いし。それでも入場開始直前には間に合った。芝生の広場で入場待ちをするの、人間味があっていいなぁ*2。他の会場は、わりと動物感があるもんなー。でも、都合1800人分の整理番号を読み上げる係の人はだいぶ大変そうであります。これ以上無料のままキャパを引き上げるのはムリだよなぁ。
そんなことはどうでもいいのだ。
5thライブ後初のリリイベ、今日の対象になっているCDの表題曲は2曲とも5thで披露済みという状況で、他のリリイベとは意味が違う。その違いに正面から回答を出したえいちPの英断と、それに応えたキャスト陣がすばらしい。なんとC/Wの「Tomorrow Program」と「I.D ~EScape from Utopia~」の初披露!!! MTGシリーズは、ゲームのイベント楽曲としてキャッチーな表題曲だけでなく、C/Wがまた名曲揃いなのよ。中でも今日の2曲は実にいい。まさかこれが聴けるとはなぁ。そもそも5thの直後に新曲を入れるとか、忙しい人たちなのに大丈夫かよと心配になる。
とくに「I.D ~EScape from Utopia~」はがっつり凝ったダンスになっていて、これがまたキュートで素晴らしいのでみんなすぐに見て! と叫びたいレベルなのに、これ6thまで待たなきゃダメなヤツ? いや、下手するともう二度とやらないかもしれないじゃん。ぎょえー、もったいない!! とにかく眼福、しかも例のクール系美少女ユニットにして高域指定Vo力団の3人のハーモニーがね、天ちゃん復調気味で5thより声が出てたし、実に良かった。今日来られて本当に良かった。
「Tomorrow Program」も良かったんだよねー。りえしょんは亜利沙の甲高い声ばかり聴いてると意外だけど実はけっこう低音がよくて、それがこの曲でかなり効いてる。とにかく歌詞を解釈しなければめっちゃいいバラード。
トークパートも、MCが天ちゃんとりえしょんで、普段のミリオンのライブではあまり喋らない天ちゃんが性癖まるだしでいろいろ喋ってくれて面白かった。なお性癖という意味ではあいかわらず南ちゃんがヤバいのだが、お題に沿ってキャラで一言のコーナーでは、案外アドリブ力がなくてりえしょんに頼りまくりなところとか、いままで隠れていた新人らしさが見えたりして、これはこれで新鮮だった。
なお、衣装は意外にもロイヤルスターレットだった。いつからヌーベル・トリコロールにするんだろう? ゲームで配信してからかな。
らんらんホールは、広くて天井も高いし、後ろ半分(プール上じゃないところ)は階段状になっていてステージも高いから、キャスト陣がちゃんと足まで見えてよかった。みっくの脚が細ぇのなんのって(そこか)。家からも近いし、今後はぜんぶここでやって欲しい……ライブハウスでオルスタはつらい(主に年齢的な意味で)。
THE IDOLM@STER MILLION THE@TER GENERATION 07 トゥインクルリズム
ランティス
¥1,355
THE IDOLM@STER MILLION THE@TER GENERATION 08 ESCAPE
ランティス
¥1,495
2018-06-22(金) [長年日記]
■ 映像研には手を出すな!(3) (ビッグコミックス)(大童澄瞳)
待ちに待った3巻が出たのですぐ買った……というのは嘘で、Kindle版を予約してあったので今朝になったら自動的にダウンロードされていたんだけど(電子版に関する諸々は後述)。
Twitterかどこかで「次は音声担当が増えるに違いない」的なことを書いた記憶があるんだけど、予想通り音声マニアの仲間が増えた。アニメ研から引き抜いてくるのかと思ってたけど、ぜんぜんべつの独立系の人だった。性別不詳な感じが良い。
で、音の話がメインになるかと思いきや、金森氏の幼少期の話なんかがけっこう挟まったりして、これが実にいい。映像研ではプロデューサーとして立ち回る彼女だが、その背景には「経営」に対する情熱があってこそというのがわかって良かった。生徒会や教員たちとのバトルでもこれまであまり描かれなかった熱意が伺えて、この巻の主役は実は金森だなぁ。
じゃあ音の話はどうなのかというと、個人的にはちょっとビミョーな感じで、実はそこが面白いと思ったのだ。これまでこの作品、動かないマンガというメディアを使ってアニメーションを表現してきたわけだけど、同じように音の出ないメディアで音声を表現できたかというと、2巻まではできていた。とくに独特の擬音は「まさにそれ!」って感じで「聞こえて」きたのだが、じゃあ新作アニメの音声も同じかというと、これがあまり「聞こえてこない」。
そりゃそうで、見たこともない世界の見たこともない機械がたてる音なんだもん、わかるわけがないんだわ。もちろん、似たようなSF映画で似たような音を聴いているはずだし、そこからかろうじて類推できるんだけど、でも共感度合いは少なめだ。映像研の音声表現、まだまだ先がありそうだし、大童澄瞳の伸びしろもさらに大きいとかえって期待が膨らむ。
映像研には手を出すな!(3) (ビッグコミックス)
小学館
¥605
3巻であきらかに変わった、というか徐々に変わってきて本性むき出しになったなーと感じたのが、マンガの文法を無視し始めたところ。エピーソード間でかなりの時間経過があるのに、前回の振り返りから入らないとか(月刊連載なのにこれはすごい度胸)、コマ間にある時間経過も説明なしですっ飛ばしたり。あと、コマの外にいる人物のフキダシがめっちゃ増えたよね。ここまでこの作品を読んでパース付きフキダシや被写界深度表現に慣れてきた読者なら、このへんは付いてくるだろう……みたいな妙な信頼を感じなくもない。
というわけで、この先どこまでマンガの文法を無視してくるのか楽しみだ。4巻まだかなー(気が早い)。さて、この巻のイチオシひとコマ:
マンガはもう電子版しか買わないようにしてるんだけど、今回もまた、紙より発売が遅れた。10日ほど。ポジティブになら「10日に縮まった!」とも言えるんだけど、我々が住んでいるのは残念ながら「After漫画村」の世界である。出版社は漫画村にさんざんな目にあわされて、かつスマホで読める電子版の需要も思い知ったはずなのに、いまだに電子版を遅れて出す。アホか。仮に紙のほうが先にできてても、あえて寝かせて電子版と同時発売にしろよなぁ。まったく、ほんとにどうしようもない。
2018-06-16(土) [長年日記]
■ REALFORCE R2 PFU Limited Editionを借りている
ひょんなことから先日発表になったREALFORCE R2 PFU Limited Editionを借りられることになったので、さっそく自宅で使っている。
この日記を「テンキー」とかで検索するとわかるけど(というかこの日記をつけ始める前からそうなんだけど)、おれはテンキーだけがないフルキーボードをずっと愛用していて、昔は富士通のFKB8744、その後REALFORCEからテンキーレスモデルが出て(2003年ごろ?)から今までREALFORCEを愛用している。HHKBもあこがれる存在なんだけど、あれはちょっと「やりすぎ」なんだよね。テンキーをカットするくらいがちょうどいい。
とはいっても頑丈で壊れるものでもないから、自宅用をPS/2版→USB版に買い替えた他は職場用に静音モデルを買い足して(あとなぜかかみさんもREALFORCE)、それ以降は買ってない。R2 PFU Limitedはひさびさに触れる新型だ。
というわけで比較対象は職場で使っている以前の静音モデルになると思うんだけど、ちょっと叩いただけでも格段に静かなのがわかる。極端だけど軽やかで「さらさらさら〜」って感じの打鍵音。これは静寂な環境ではかなりのメリットだなぁ。PFUモデルの特色は荷重設定が45gなところだけど、前の静音モデルはキーによって荷重の異なる変荷重でこれが実によく調教されているから、さほど感銘は受けない。ただ、個人的には重すぎず軽すぎずで、ちょいどいい感触はある。
ルックスはとても良い。今風の狭額縁で筐体やキートップのエッジが立っているから、すごく高級感が出ていて、所有欲が満たされますねぇ、これは。PFUモデルは銘板がカーボン風なのも男の子心をくすぐります。好き。
もうひとつのおもしろフィーチャーがAPCで、キーがONになる深さを3段階に調整できる。しかも専用ソフト*1を使うとキーごとに別の設定ができる。ってやりすぎだろ(笑)。……と思って全キーを一番浅い1.5mmに設定して満足していたんだけど、右側の特殊キーのいくつかが妙に敏感で誤入力が多いことに気づいたので、そこだけ重めの設定にした。まさか役に立つとは……。なお自分、メインキーは2.2mmにするだけで入力が認識されなくなるくらいには打鍵力がないようです*2。
そんな感じでかなり満足しているんだけど、ひとつだけ重大な問題がある。スペースバーの大きさが、R2から大型化したのだ。JISキーボードへの批判の多くが「スペースバーが小さすぎる」ということから、こういう「改善」をしたのだと思うが、いままで英語キーボードを愛用してた人たちはその程度の変更で日本語キーボードに乗り換えるわけがないので、ここは変えて欲しくなかったなぁ。こっちはもう十数年にわたって小さいスペースバーに順応しているんだから、ここが変わるとタイピングできなくなるんだよ*3。
とはいえ慣れないことには利用できないので、しばらくタイピングが遅くなるのを覚悟の上で使ってみるけど。ただ、職場と自宅でスペースバーの異なるキーボードを使い分けるのは厳しいので、職場の古い方のキーをリマップして似たような状態を作ることにした。具体的には変換キーをスペースにして、隣のかなキーを変換キーにする。これでおおむね近い配置になる。
東プレ REALFORCE R2 テンキーレス「PFU Limited Edition」日本語配列 (ブラック)
東プレ
(no price)
追記
スクエアなデザインになったので、ひょっとして……と思って真っ平らな上辺を下にしてみたら自立した。これ、邪魔になったときにスマートによけておけるからとてもいい。意図したものかどうかはわからないけど、ただのルックス向上じゃなくて実用性がある改善は良い。
◆ tSU_RooT [>"いや、下手するともう二度とやらないかもしれないじゃん" ウボァー、残念]
◆ ただただし [まぁ、楽観的に考えれば6thでやってくれるかもですよ。ツアーだからいろいろやれるだろうし。だいぶ先の話だけど(笑)。]