2018-02-24(土) [長年日記]
■ Ruby 25歳。記念イベントへ行ってきた
20周年のときにLTをしてからもう5年もたったとは信じがたいんだけど、そういうことなので顔を出してきた。なんでも「おれはRubyの発展に寄与した」と主張すると貢献者として招待枠にしてくれるそうなので*1、ありがたく入れてもらった。
冒頭から祝辞やら電報披露やらでなんだか硬い感じで始まったものだから、司会の前田さんが四苦八苦しているのがおかしくて、こんなtweetをしたら本人に拾われてしまった(笑)。
前田さんのビジネス敬語が板についてない感にニヤニヤしてる #Ruby25th
— ただただし (@tdtds) 2018年2月24日
そのせいか(?)、その後はわりといつもの感じでになって安心したけどね。松田さんのRails賛歌あたりまではオーソドックスな構成だったけど*2、そのあとインフラ、IoT、データプロセッシングといった決してRubyが代名詞になっていない分野での活躍を紹介する流れはとても良かった。
事前に「名札があれば持ってくるように」という通知が来ていたから、自宅を漁ったらずいぶん古いのが出てきたので、今日はバッグもそれに合わせた。「RubyKaigi」という名前になった最初のカンファレンスで、おれがノベルティ担当として作ったトートバッグである。
「No Ruby, No Life.」というのは、おれが前年に自作したステッカーをデザイン担当の@norioが拾ってかっちょよくレイアウトしてくれたもので、当時は「Rubyで仕事をしてる人?」と聞いてもパラパラと手があがる程度だったから、この文言自体はもちろんシャレだ。それが10年後、今日の会場で同じ質問をしたら大多数が手を挙げるようになっていて、まさにRubyに人生を賭けてるような人が大勢いる状況になってんだから、人生なにがあるかわかったもんじゃないねぇ。
ノベルティにしたって、今日はちゃんとステンレスの真空タンブラー*3やきちんと中綴じで製本されたパンフレット(通称「薄い本」)やらで豪華だし、飲み放題のコーヒーや企業ブースで振る舞われる数々のスイーツをみても、ちゃんとRubyが経済回してるのが実感できてすばらしい。
休憩時間にロビーに出て、見知った老人会のみなさん(笑)にざっくり挨拶をしてまわったが、みんな相応に歳をとっているものの今でも多くはがっつりコードを書いているわけで、35歳で定年にならない世界なのも、Rubyワールドの嬉しいところだよな。おれもまだまだ書くぞ! と気持ちを新たにしたよ。楽しかった。