トップ 最新 追記
RSS feed

ただのにっき


2017-08-12(土) [長年日記]

シンデレラガールズ5thライブツアーSSA公演Day1現地

3年半ぶりのSSA!!

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!!」もついに最期のステージ、さいたまスーパーアリーナ。両日とも(仲間のおこぼれにあずかって)現地チケットを確保できたので、今日はもう、思う存分楽しむつもり! ……の前に歯の詰物が取れてしまって慌てて朝から歯医者に駆け込む始末。とほほ。

現地物販は、以前765ASを題材に作成されたリミックスCD「To Dance To」のシンデレラ版なのでぜったい確保しなくてはいけないヤツなんだけど、なんだかんだで前日と今日早くから行ってたわさますメンバによって*1、早いうちに希望者全員分が揃ったようだ。まいどありがたい。

本日最大のトピックは初代シンデレラガール・十時愛梨役の原田ひとみ(ダチャーン)、満を持しての初登場。これに尽きる。おれ的には、みくにゃんともりくぼ、担当が2人とも出ることも大事なんだけど、昨年の4th出演を急遽断念したこともあって、ダチャーン登板はあまりに大きすぎるイベント。歴史の証人として目に焼き付けねば。

で、とうぜんかかるであろう愛梨のソロ「アップルパイ・プリンセス」、曲中4ヶ所で「Yeah!」のコールが入るんだけど、これが不規則で変則的。行きの電車で延々と聴いてるけどちっとも覚えられない。いや、覚えねばいかんでしょ、これは。がんばる。

……ずーっとがんばっていたので、現地についても展示とかぜんぜん見なかった(笑)。まぁいいや、明日もあるし。

そんなこんなで、みんなと合流して情報交換などしつつ、とっとと入場して中で15時から始まったデレステとミリシタのイベントをこなそうということで入場。入場ウィンドウが2.5Hもとってあるので、本人確認なんかもスムーズ。で、SSAの内部はケータイの電波が壊滅的で、ゲームなんてぜんぜんできねーの(笑)。まぁいいよ、フラスタの見物行列も異常な長さで断念したし、開演までのんびり雰囲気を楽しもう。

なお今日は上手400レベル前方中央でステージはだいぶ遠め、人が動くとゆさゆさ揺れて超コワイ*2。驚いたことにステージは他会場と同じメインのみ。花道やセンターステージくらい増設されると思ってたのに。馬車(トロッコ)の通路もなさそうだなぁ……と思っていたけど、アナウンスで出入口が使えない時間帯があると言ってるからあの狭い通路を通すのか。タイトだなぁ。アリーナモードのギリギリまで観客を入れたってことか。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade! ! ! @SAITAMA SUPER ARENA [Blu-ray]
CINDERELLA GIRLS
-
¥22,480

時間がタイトなのか、開演時間を待たずにちひろのアナウンスが始まる……が、いつもと雰囲気違うね、ひょっとして生では? なんて話してたら、向こうから今日の最高気温とかで生アピールをはじめて笑った。サトリナも現地かぁ、特別感あるぅ。お約束のサイリウム色変え要請なんかもあって、すでにめっちゃ楽しくなってきたぞ。

そんな感じでテンション高くなっていたせいか、しょっぱなのYPTにダチャーンがいないことに気づいてないのである。それどころかそのあとのMCでもまだ気づいてない(笑)。いや、事前にアナウンスがあったように1曲減らすというなら、それはYPTだろうって予想は出てたけどさ。そんなわけだから、トップバッターが中央スクリーンを割って出てくるまで、誰だかわからなかったという。ひどい話である。

とはいえすぐに立ち直って、イントロでの「Yeah!」を始め、すべてのコールをちゃんと入れられた。練習の成果! 「アップルパイ」のダチャーンはちょっと硬いかなという感じだったけど、そのあとの「Sweet Witches' Night」ではその抜群の歌唱力でメンバーをぐいぐい引っ張ってさっすがぁ。「初代」の貫禄をまざまざとみせつけてくれた。はー、これで今日の仕事は終わった感じだよ(←始まったばかりである)。

なにしろ途中のメドレー含め全53曲。2014年のMoIWが5時間で54曲だったけど、今回はそれを休憩なしの4時間に収めるんだからもう、目のまわるようなハイスピードのライブでまったく気が抜けない。MCも短時間でかっ飛んでいくから湿っぽくなる暇もなく、出てくる曲はほとんど新曲で聴いてる方はずーっとテンション高いまま押し流される感覚。ただひたすらに楽しかったけど、終わってみると細かいことはなんも覚えてないほど。

なのでいきなりラストシーンの話に飛ぶ。今日のセンターはれいちゃまだったので、最後に引っ込むのは当然彼女だと思っていたのだけど、ステージ上にダチャーンを残したまま先に退場してしまったのである。なのでステージに最後に残ったのはダチャーンひとり。ステージ最上段にあがった初代シンデレラガールは、持っていたフラッグを何度か大きく振り回すと、大きな声で「ありがとうございました!」と叫んで去っていった。最高の幕切れ*3

このシーンだけでなく、全編を通して「初代」へのリスペクトを感じる公演だったと思う。このツアー、けっして「主役」を作らないように細心の注意を払って構成されていたと思うのだけど、今日だけはみんなの気持ちがそれをさせなかったように感じた。シンデレラガールへのリスペクトは、すなわちそれを選んだPたちへの敬意の現れだ。当時とときんに投票した通称「十時軍」がいまもどれくらい残っているかわからないけれど、彼らもようやく報われたんじゃないかな。


残りの感想を全部書いたらきりがないので、ほどほどに。

「追い風Running」。この日のために髪の長さを乙倉ちゃんに合わせてきたしまゆき、完全に「本人」だった。あいかわらずキレのいいダンス、最後はマイクを外しての「おはよー!!」。

「たくさん!」。一方、これまで髪をまとめてショートヘアのアーニャに近づこうとしていたすみぺ、今日はロングヘアのまま。その後のMCで(たくさん!を歌うにあたって)「アーニャが自然体でいいと言ってくれたから」と説明していて、この曲の良さがまた一段あがった。

「Kawaii make MY day!」、メロウ・イエロー勢揃い。はー、尊い。尊すぎる。デレステのコミュというコンテクストができたからよけいにね。「桜の頃」、こちらも「春霞」がそろった。初参加のますみんは綺麗だし、ジョンもとてもよい。「Sweet Witches' Night」、ダチャーンが出てくれなければ決して揃うことのなかったSweetchesが揃った! はー、これだけで嬉しいよ。かりりんはこれまで以上にもりくぼだし。

(書きかけ)


終わってみると(ちひろの報告によれば)4時間15分の高密度ライブ。超絶たのしかったけど、揺れ揺れの400レベルは落ち着かなくて細かいところも見えなかったから、はやくBDでじっくり見たいものだ。

LVから先にあがっていた仲間たちが店を確保してくれたのでそこに加わったものの、一番遠方のおれは30分くらいで終電になってしまうのでそそくさと退散、各駅停車で今日のライブを反芻しながらのんびりと帰ってきたのだった。早く寝て、明日に備えなければ。

*1 みんな現地チケットがなくても、SSA近隣のLV会場をおさえて現地にやってきている。

*2 いつか金属疲労で鉄骨が折れて、客席全体が200レベルに落下して大惨事をおこしそう。

*3 のちに公開されたダチャーンのブログによればこの交代劇は事前打合せなしにれいちゃまが突然振ってきたものらしい。さすがれいちゃま、としか言いようがない。


2017-08-10(木) [長年日記]

新潟・山形旅行2日目

車窓から眺める日本海

昨日に続いて今日は山形へ。新潟駅からいなほ1号に乗って、鶴岡へ。新潟を出てしばらく行くと海沿いになるので、日本海を眺めながらの電車旅になる。これはいいルートだ*1

鶴岡の目的地は、くらげ水槽で有名になった加茂水族館。ただ、たどり着くには駅から1時間程度バスに揺られなければいけないので、アクセスはかなり悪い。

というか、本数が少ないから普通に混雑するし、座れなかった人たちは水族館まで1時間立ちっぱなしである。土日祝日だけ運行されている巡回バスもあるけどそれも少ないし、そもそも今は夏休みなんだから休日設定で運用すればいいのに、今日は平日なのでそれもない。しかも支払いは現金のみ、大勢が降りる水族館ではバスの中で延々と待たされる。普通こういうところでは乗り降りし放題の周遊パスとか売るもんじゃないの!? ……と、目的地に着く前から文句たらたらである。サービス不毛の地だなぁ、ここも。そんなわけで、正解はおそらく「レンタカーを借りて自由に移動する」だと思われます。それはそれで駐車場探しに苦労する可能性があるけど、路線バス旅は苦痛しかない。

photo

着いたら着いたで、さほど大きくない水族館はかなりの混雑。この人たちが帰りに同じバスに乗ろうとしたらあふれるよねぇ……乗りそこねて飛行機逃したらヤバくないか? と心配になった我々は、くらげ部門だけを駆け足でめぐって、とっとと出てきてしまったのだった。昨日のロープウェイといい、今回このパターンにやられてる。

ミズクラゲがみっちり詰まった巨大水槽

まぁたしかにくらげ水槽はきれいだったけど、同じくらげなら広々としたところでのんびり見られる江ノ島水族館でいいのでは、近いし。というのが我々の一致した意見である。特定の施設の内容だけ「すごいすごい」と喧伝されてても、周辺のインフラまで含めて見極めないと意味ないんだよなー。

photo

予定していたバスより1本はやく鶴岡駅まで戻ってきたおかげで空き時間が(なぜか3時間も)発生してしまい、駅周辺で過ごすことに。ところが鶴岡の町は遠く離れた市役所周辺が一番栄えていて、駅周辺は寂れているのであまり選択肢がない。いったん潰れた施設に最近オープンした観光案内所を兼ねたイートインがあったのでそこで寿司をいただき(これは美味しかった)、なぜか意味なく並べられたソファーでぐだぐだしたり、近くの土産物屋を冷やかしたりして過ごす*2

握り寿司、あら汁

で、時間がきたので「空港行きリムジンバス」と書かれたところで待っていたらやってきた普通の路線バス(現金オンリー後払い)に乗って「おいしい庄内空港」(頭に「おいしい」が付く)から羽田へ。お疲れさまでしたー。いろいろ文句は書いたけど、たまの一泊家族旅行はもちろん楽しいですよ。

Tags: travel

*1 ただ、CMOSセンサーのいたずらで、車窓の写真を撮るともれなく電柱が傾いたものが撮れるのがやっかい。

*2 とはいえ鶴岡駅前のバスターミナルは大きくはないものの地方都市としては十分な頻度でバスが来るし、市内観光をバスでできないほど寂れてはいない。ただ「おいしい」を売りにしている観光地としてはサービスレベルが低すぎるのが問題だし、それは改善可能だと思う。


2017-08-09(水) [長年日記]

新潟・山形旅行1日目: 新潟 0-2 川崎@デンカビッグスワンスタジアム

試合開始直前のビッグスワン

夏休みにどこか行こうかという相談をしていて、ちょうどアウェイ新潟戦があるからそこに合わせよう……ということになり、サッカー観戦兼北陸旅行をすることに。猫がいるので例によって一泊である。

先に試合のことを書いてしまうが、序盤はかなり押されていて「これはまずいかも」「やっぱこないだのファン感謝デーで張り切りすぎたんだ」とか言っていたが、すぐに新潟の運動量が落ちて、そんなに悪くもない感じに。良くもないんだけど。やっぱりファン感が……。

勝利!

やっぱりアウェイで勝つのは気分がいいね。昔からオレンジ色のチームには負けがこんでいたこともあって新潟にはいい印象ないんだけど、屋根の造形が美しい、良いスタジアム。これでサッカー専用なら言うことないんだけどねぇ、ちょっと陸上トラックが大きすぎてピッチが遠い……。


燕三条駅にいたスワローズの畜生ペンギンことつば九郎 行きは新幹線で移動。大宮からMaxときの2F席、燕三条で途中下車。駅構内でなぜか畜ペンに会う。なんでこんなとこにおんねん。というかおまえはペンギンだろう(違います)。

そこから単線の弥彦線に乗りかえて、終点の弥彦まで。彌彦神社に寄ろうという計画。めったに乗れない路線に乗れて、やや鉄分含有率の高いかみさんが楽しそうである。単線で二両編成だし、ボロい車両が来るんだろうと思っていたら、なんだかモダンな内装のかなり新しめの車両が来てびっくりした。

弥彦駅舎

弥彦は(平日ということもあり)かなり閑散としていてこぎれいながらも普通の田舎駅だが、駅舎のデザインは独特だ。というか普通に神社だ。

本殿脇のこま犬

そこから徒歩で10分くらい? 彌彦神社へ。想像以上に大きくて立派な神社。御朱印集めブームで社務所の窓口だけは混雑していたが、他のところは人も少なく、木陰は涼しくていい感じ。こま犬もなかなか悪くない。

ロープウェイ

時間に余裕があったので、そこからロープウェイで弥彦山へ登ろうということになり、連絡バスで山麓駅へ。いつも思うけど、こういうところのロープウェイはすごく高い(標高ではなく値段が)。運用をみてると想像以上に人手がかかってるのでしょうがねーなーとは思うが、動き出してから山頂が完全に雲に隠れていることに気づいたときはさすがに落胆したね(笑)。

雲に覆われた弥彦山頂

どっちを見ても雲しかないので、5分くらい山頂駅周辺をうろうろしてから、同じロープウェイに乗って下山。いったいなにをしにいったのか。土産物屋を冷やかしたり、裏道をのんびり散策したりしながら駅に戻って、そのまま在来線だけを使って新潟駅へ。

へぎそばとタレかつ丼のセット

伊勢丹でへぎそばとタレかつ丼を食べ(タレかつ丼、よくあるソースかつ丼と違って甘辛い和風のタレでおいしかった。たぶん肉が薄いのがポイント)、いったんホテルにチェックインしてから新潟駅に戻り、バスでビッグスワンへ。窓から見える新潟は、市街の面積も広くて、駅中心の人も多く、けっこうな大都市だなぁという印象。

ただ、試合後に入った居酒屋は、内装こそ小洒落ているものの、店員はメニューの関する質問に満足に答えられないなど、地方都市らしい低サービスぶりだったけど。最近、サービス業のレベルが異常に高いのは東京周辺だけの特異な現象だと認識しつつある。たぶん10年くらいしたら東京もこんな感じになるはず。

ホテルは天然温泉があるという理由だけでとったドーミーイン、部屋に入ったら入り口の脇にいきなり洗面台があるようなオモシロ間取り(←イヤミ)だったけど、まぁ寝るだけなのでいいでしょう。明日も朝から移動だ。

関連する日記: 2017-08-10(木)

トップ 最新 追記
RSS feed