2017-06-04(日) [長年日記]
■ 横浜F 2-0 川崎@日産スタジアム
試合終了と同時に川崎側のスタンドから盛大なブーイングが巻き起こった。川崎サポーターは基本的に選手に対してブーイングをしないので、これが審判に対するものなのは明らかだ。温厚な川崎サポが怒るくらいには今日のジャッジはひどかったということだろう。判定は覆らないし、それも含めてサッカーなのだからつべこべいってもしょうがないが、懸命に戦った選手たちが気の毒だ。なんでいつまでたってもJリーグの審判は質が上がらないんですかね。待遇が悪いのかしらん?*1
……とはいえ、審判がまっとうだったら勝てたかというと、それは話が別である。復帰した家長はあまり活躍できていないし、一方で主力選手がまだ何人も欠けている状況。失点してそうそうにハイネルと登里を投入するまではぜんぜんパッとしなかったし、そのあとはようやく枠内にシュートが飛ぶようになったものの、余裕がなくてほとんどGKの真正面。内容的にもちょっと厳しかったね。後半は横浜もだいぶ良かったし。
帰りながらトボトボ歩いていたら、後ろの父子が「今日のJリーグタイム見たくないなぁ」とボヤいていて吹いた。わからんぞー、Jリーグタイムでは勝ってるかも知れんじゃないか。
でもまー、鬼木監督はすげーよ。ACLはきっちり勝ち続けてるし、新人でここまで実績積んでくるとは想像してなかったわ。選手交代もタイミングが的確で成果が出るし(前監督はこれが不得意だった)、風間サッカーを継承してるとはいえ、ここまでちゃんと選手を使いこなしてるのは素晴らしいのでは。
*1 ちなみに今日の審判団はJFAの審判交流プログラムでやってきたポーランドの人たちなので、Jリーグの審判ではないからよけいに話がややこしい。ポーランドの審判がみなあんな感じとは思えんし。