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ただのにっき


2016-04-17(日) [長年日記]

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」幕張Day2(千秋楽)のライブビューイングへ行ってきた

[写真]3分冊になったツアーパンフレットとペンラ(もちろん白)

昨日に引き続きLVへ。千秋楽の今日は新宿バルト9。とうとうLVだけで全通してしまった……。かみさんには白い目で見られるし、家庭持ちがツアー7公演全通なんてするもんじゃないと思わなくもない。でも、通してみるとこのイベント、ツアーとは名ばかりの「24時間におよぶ1回のライブ(を7回に分割して実施したもの)」だったので、まぁしょうがない。うん、しょうがない!!

昨夜からの嵐が残ってて(みんなして「乙女ストームだ!」と言ってるw)、関東の交通機関もあちこちで遅れたり止まったり。よりによって京葉線が止まっているので、現地組は迂回したりしてたいへんだ。おれも少し早めに出ようと思ったけど、雨がひどくて外出する気になれない……とか言ってたらいきなり晴れて、気温がぐんぐん上昇し始めた。あっついわ。こりゃライブも熱くなるね!

昨日は「アイル」を中心にそうとうヤバいライブになってしまって、これ以上の盛り上がりを期待される千秋楽の今日はどうするつもりだろうと心配になってしまうけど、リーダーの2人がからんだLTDシリーズのキー曲でもある「ハルカナミライ」と「アライブファクター」をまだ演ってないのだ。これが肝になるのは間違いない。

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!! LIVE Blu-ray 06&07@MAKUHARI
オムニバス
ランティス
¥17,800

基本的にこれまでの公演と同じ、各出演者のソロと、LTDシリーズのデュオ曲を中心に、ときおりトリオを混ぜてくる構成はそのまま。ただ、なんか妙にバラードが多い。アイマスライブはバラードを終盤に固めてくる傾向があったのだけど、今回は前半でバラード曲使い果たしちゃってないか? てことは後半殺しにかかってくるってことか。

なんて想像をしながらも、さすが各公演のリーダーを全部集めた顔ぶれにハズレはなくて、なにより1年待った駒形さんの「vivid color」が本当に素晴らしくてですね。やっぱこの人はもっともっとライブに出るべきだよなーと思ったよ。ぜっきーとデュオの「Melody in scape」も最高。

ただ、デュオ・トリオの組み合わせがちょっと変というか、ひねりがある「感じ」がある。えっ、この組み合わせはちょっと新鮮だなぁとか、面白いけどちょっと合わないかもなんてのまであって、なんというか……「挑戦」? 次につなげる何かを模索してる雰囲気をビンビン感じるのだ。まぁ「Smiling Crescent」でもちょと手をつないで登場したゆきよのへなへなした笑顔に会場から盛大に失笑が漏れたのも含めて(笑)。

そんなこんなで最終ブロック直前までバラード主体のセトリで来たところに、ついに「アライブファクター」のイントロが。シルエットになった演者が誰か、目を凝らしてみつめていると……Machicoだ!! そうか、そうだよ。福岡を除く全公演に参加して次々と難しい課題に取り組み続けたツアー最大の立役者が、昨日の「アイル」を全力で歌ってついに千早の代わりに静香の隣に立つ権利を手に入れたのだ。アイマスにおいて千早の代わりを務めるということがどれだけ重いことか言うまでもないが、いまのMachicoに文句をつける人なんているはずがない。

なにより面白かったのが、千早とは明らかに異なる(むしろ美希に近い)パーソナリティの翼と、ミリオンの青代表・静香のぶつかり合い。互いに向き合っての歌唱がまるで殴り合いに見えるほどの激しいバトルだが、不思議と不協和音には感じられない。千早とのそれとはまったく違う歌になっていたのはすごい体験だった。「信号機トリオ」と言われてぴょんころと並ぶことの多かったMachicoは、それでも2人からはちょっと下がった位置取りだったけど、このツアーでしっかり2人に伍する位置に昇りつめた気がする。

で、ここにきて「ハルカナミライ」で春香の代わりに未来の隣に立つ「権利」を持っているのは一人しかいないと気づく。ああ、そうか。このツアーのパターン、最後のリーダーデュオによる曲は「ハルカナミライ」なんだなぁ、と確信したのだった。

じゃあ「ハルカナミライ」へ至る道筋はどうつけるのよ……と思っていたら、まぁとんでもないことになっていた。この時点で残っていたのは各公演でリーダーを務めた10人のソロ曲のみ。アイマスの風習をぶち壊す、終盤になってから次から次へと実力派のソロ曲が打ち込まれるカオスで贅沢なメドレーなのだった。ひえー!!

個人的に特筆したいのはやっぱり天ちゃんの「絵本」なのだけど、今日はセンターステージでぽつんと一人、魂込めて歌う姿が、前からはもちろんのこと、客席を背景に後ろからのショットが実に神々しくて、またもやリウムを振る手が止まったのだった。はー、最高すぎるよ……。

そんな嵐のようなセトリを受けての「ハルカナミライ」は、むしろ平和というか、ミリオンの大黒柱であるぴょんころのチームワークはやっぱり最高で、楽しそうに歌う2人をみながら、こっちまで幸せになってしまう。そんな雰囲気を保ったまま全員の「Welcome」が終わって、最後の「Thank you」……の曲名コールで、あえて「ありがとう」と言うべきところでころあずが「Thank you」と叫んでしまってグダグダに(笑)。もちろん客席は大爆笑で、にもかかわらず容赦なくイントロが始まってしまい、なんとも締まらないエンディングになったのだった。いや、でもむしろこれがミリオンの面白さだし、客席もステージも、全員が間違いなく笑顔だったよ。これも良い良い。つーか、10thの「真実の白」といい、ころあずは「持ってる」よなぁ。


今日の発表はこの3rdライブツアーが、全公演映像化決定の報。おー、ランティスめ、ようやくやるべきことを理解したか。9thの不完全な商品化で、そうとう苦情を食らったんだろうなー(笑)。ま、当然ですよ。アイマスPがどんだけ金遣いが荒いか、思い知れっての。

さらに発表は続いて、なんとはやくも4thライブの告知。それも(またもや)37人全員で(ついに)日本武道館!! 「Thank you」の歌詞がとうとう現実になる。客席で発生した怒号のような雄叫びは言うまでもないが、なんと演者にもサプライズ告知だったそうで、みんな喜びでぐちゃぐちゃになっていた。中でももう泣かない宣言をしていた木戸ちゃんが大泣きで、それを(泣き虫に定評のある)ゆきよが慰めるというなかなか味のある風景が見られたりして。もちろんこっちももらい泣きだ。

言うまでもないが、いまのアイマスに武道館は明らかにキャパ不足だ。その2、3倍は軽く埋められるはず。でもなー。765にとっての「ドーム」と同じ意味、同じ価値が、ミリオンにとっての武道館にはあるからなぁ。やれるならできるだけ早いうちにやるしかない。来年やるのは正解だ。チケットは戦争だけど。それにしても、来年のライブの告知をしちゃうとは、本当にミリオンはリアル重視でいくんだなぁ。シンデレラと立ち位置の違いを明確にしないと差別化できないからというのもあるし、運営サイドもいろいろ考えているんだろう。

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!! LIVE Blu-ray 06&07@MAKUHARI
オムニバス
ランティス
¥17,800

終了は21時でだいぶ遅かったけど、やっぱり感想戦はしたいので、日本橋で観ていた3人と新宿2人で合流して焼肉食べてきた。でもみんな空腹をつのらせていたので写真撮る前に食べちゃった。のでビビンパの写真だけ(笑)。

[写真]焼肉 島津のビビンパ

Tags: idolm@ster

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