2015-10-01(木) [長年日記]
■ MongoLabの大規模アップデートでいろいろ大変だった
朝からHeroku上のサービス監視に使っているLogentriesから頻繁にメールが届くようになって、どうもデータベースに接続できてない系っぽい。そういえばMongoLabがfreeプランのMongoDBを3.0に上げるって予告してたの今日だったっけ。でも、普段から開発は3.0でやってるから、動作は問題ないはずなのになぁ……と訝りつつ該当記事をもういちど読んでみたら:
Moped (used by Mongoid 4 and below), is not compatible with MongoDB version 3.0 because it does not support SCRAM-SHA-1 authentication. If you’re using Mongoid, you must upgrade to Mongoid 5 before upgrading your MongoLab-hosted deployment to 3.0.
ぐえー。認証が入る場合だけ非互換があるのか、そりゃ開発中は問題ないわけだよ。というかちゃんと読んどけ。
実は一昨日のtDiaryリリース後、herokuブランチの追従をしようと思って、Mongoidのバージョンも一時的に5.0にあげたんだけど、なぞのDEBUGメッセージが出続けるので(追いかけるのが面倒だから)4.0系に戻しちゃってたんだよね。でもこうなると5.0に乗り換えざるをえない。
で、件のDEBUGメッセージはMongoidじゃなくてMongo (Mopedの後継?)が吐いていることがわかって、デフォルトでDEBUGだったMongo::Logger.levelをWARNあたりの当たり障りないやつに変更してリリース。やれやれ。
……と安心してたら、こんどは当のMongoLab自体がえらく不安定になってしまい、まぁメジャーアップデートだからトラブルはあるだろうし、そもそも人柱用のfreeプランみたいなもんだから待ってたけど、せっかくリリースしたのに動作確認もできないありさま。夜もだいぶ遅くになってようやく動くようになった。
2015-09-29(火) [長年日記]
■ tDiary 4.2.0リリース
3ヶ月ごとの肉の日なので、tDiaryをリリースした。
今回、新規機能の追加というより盲腸みたいな機能を削ったんだけど、いちおう非互換なのでマイナーバージョンアップにして4.2。
以前から「もーそろそろいいだろ」と考えていた携帯電話(フィーチャーフォン)向けの軽量ページを廃止。世界的にも国内でも、フィーチャーフォン向けの専用サービスが消滅しつつあるので、まぁ時期的には十分かな、と。
さらに思い切って、スマートフォン向けの最適化をサーバサイドで行うのもやめた。必要なことがあればブラウザサイドでJavaScriptを使って行うこととなる。
これで今後はどんな場合も同じHTMLページを返せばいいようになったので*1、プラグインの書き方なんかもだいぶすっきりしたはず。
*1 ただ埋め込み系プラグインの場合、feed向けの場合は引き続き細工が必要なことがあるけど。
2015-09-26(土) [長年日記]
■ 自宅のPCもWindows10になった
職場のマシンがWindows10になってから早いものでひと月半。自宅のPCにもようやく降ってきた。いくら世界中で負荷分散させてるからって遅すぎるんじゃないのと思うんだけど、かといって自分から取りに行くほど熱心にアップデートしたいわけじゃないので、のんびり待っていたのだよ。
あらかじめGoogle日本語入力をアンインストールしておいたり(Windows10で正常動作させるためには再インストールが必要)、まず最初にCaps LockキーをCtrlキーにマップしなおしたり(こっちのマシンにはなぜかremapkeyじゃなくてkeyswapが入っていた)、いちど体験済みのトラブルは事前に身構えておけるので、事実上なんの問題もなく移行完了。
途中「想定より時間かかってるけどちゃんと終わるからだいじょぶ」みたいなメッセージが表示されて「遅いマシンで悪かったな!!」と思ったが、SSDすら積んでない4年も前のマシンなんだからしょうがない。実用上はなんの問題もないんだけど。