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ただのにっき


2015-02-03(火) [長年日記]

tDiaryをHerokuボタンでデプロイ可能にした

この日記の移行・運用でだいぶノウハウが溜まったので、懸案だったtDiaryのHerokuボタン対応をした。

15年近く前に生まれたCGIプログラムがHerokuのような揮発性のPaaSで動くのは限りなく魔法に近いのだけどそのへんは専門家にだけわかればいいので、Gitとかを勉強することなくブラウザでポチポチするだけで使えるようになるのは単純に良いことです。

というわけで簡単に手順を。環境をいろいろ割り切った結果、認証はTwitter OAuthのみなので、まずはTwitterアプリケーション登録をします。Twitter Application Managementに飛んで「Create New App」をクリック:

[スクリーンショット]Twitterのアプリケーション登録画面

必須項目だけでなく、Callbackにも適当なURLを入れる必要がある点に注意(自分のWebサイトでもなんでもいい)。これで「Create your Twitter application」すると:

[スクリーンショット]Twitterのアプリケーション設定画面

この中の「manage keys and access tokens」をクリック:

[スクリーンショット]Twitterの詳細なアプリケーション設定画面

ここの「Consumer Key (API Key)」と「Consumer Secret (API Secret)」をあとで使うので控えておく。

続いてHeroku上にtDiaryをデプロイします。言うまでもなくHerokuのアカウントは取得済みとします。もしかするとクレジットカードを登録しないと使えないかも知れないけど、今回デプロイするtDiaryは無料の範囲で使えます。

で、GitHub上のtDiaryのリポジトリにアクセス。スクロールするとREADME.mdが表示されてます:

[スクリーンショット]GitHub上にあるtDiaryのREADME

この中の紫色のボタン「Deploy to Heroku」をクリック:

[スクリーンショット]Heroku上のアプリケーション作成画面

Herokuへ飛んで、アプリケーションを作成する画面になります。「App Name」にはお好きなものを(これがホスト名になる)。スクロールするとその他の設定項目が:

[スクリーンショット]Herokuの設定画面

ここに先ほどのTwitterアプリのキーを入力。上に「Consumer Key (API Key)」、その下に「Consumer Secret (API Secret)」。また、ログイン時に使うTwitterのアカウント名を指定。そしておもむろに「Deploy for Free」をクリックすると、デプロイ作業が始まるので進行状況を見ながらしばらく(1分くらい)待つとページ最下部に「View it」というリンクが現れるのでそれをクリック!!

[スクリーンショット]tDiaryが動いてる!!

めでたくtDiaryが稼働しました。わーい。

ここでちょっと未解決の問題があって、このページは「https」なんだけど、tDiaryが想定しているのが「http」なものだから、このままだと更新ができない。いったんURLを「https:~」から「http:~」に書き換えてもらってから使うと問題なく動作します。また、いったんhttpで設定画面に入ってから「日記のURL」に入っているURLをhttpsに書き換えると、httpsでいけるようになります(がテーマの表示などで問題が出ると思う)。このへんは解決していくつもり。(追記: 現在はhttpsでも利用できるようになっている)

なお、フルスペックのtDiaryからは以下の点で制約があります:

  • サーバ上にファイルを残すことを前提にしているプラグイン(代表的なのはimage)は使えない。imageの代わりにはGoogle+上の画像を引用できるpicasaプラグインを推奨
  • (上と同じ理由で)「本日のリンク元」機能は使えない
  • 使える記述スタイルはWikiスタイルのみ (改善予定) Wiki・RD・GFMが利用可能になった(select-styleプラグインで切り替え可能)
  • (以下加筆予定)

それではお楽しみ下さい。既存データの移行方法や運用ノウハウなんかはいずれ別項で書いた:

Tags: tDiary heroku
関連する日記: 2015-02-06(金)
本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

shugo [callbackは何でもいいとありますが、 http://sho.tdiary.net/20180614.html ..]

ただただし [おっしゃるとおり、この記事はTwitterの仕様変更に追従できていませんね。どこか公式の場所に移してアップデートしな..]


2015-02-01(日) [長年日記]

Kindle Comic Creatorで自炊本を作ってみた

Kindleでコミックを読んでいると、ノンブルとかガイドが出ていないフルスクリーンなので画面をめいっぱい使っていていいなぁと。PDFだと一番下にパーセンテージを表示するエリアがあって、もったいないんだよね。どのへんまで読んだかすぐわかるのはいいんだけど。

というわけで、どうせ画像でできてるんだからコミックと同じ扱いにしたっていいだろと考え、Kindle Comic Creatorを使って自炊本を作ってみた(たぶんやってる人はすでに多数だと思うが)。

[写真]Comic Creatorで作った自炊本はベゼルぎりぎりで読みづらい

結果として、良かった点:

  • インジケータ部分だけでなく周囲の空隙もなくなったので字が大きくなって読みやすい

悪かった点:

  • 文字がベゼルぎりぎりまで詰まっているのでわりと邪魔 (上の写真)
  • ファイルサイズが大きくなって(500ページの文庫本で100MBくらい)Personal Documentに置けなくなった
  • どこまで読んだのか把握できなくなった

ベゼルが白っぽかったらけっこういける気もするが。なんでKindleは黒とかグレーばっかりなんだろう。初期型には白があった記憶があるけど。まぁ、なんにせよデメリットの方が多いような気がするね。残念ながらこの方向はボツ。

Tags: kindle ebook

2015-01-31(土) [長年日記]

ドーラ、車に乗って病院へ

[写真]待合室でわりとおとなしめのドーラ(でも目つきがおかしい)

引き続き歯茎が腫れているドーラ、薬を飲ませても劇的に改善する感じもないし、主治医の説明もよくわからないので、セカンドオピニオンを求めて別の病院で診てもらうことにした。この界隈、やたらと動物病院があるとはいえ歩いて行くにはちょっとあるので、初めて車に乗せて出かけることに。

いつものように洗濯ネットに入れて大きめのトートバッグに詰め込まれたドーラは、最初こそ不安げな声で鳴いていたものの次第に落ち着いて、しばらくすると外を眺めるくらいの好奇心が復活。たいしたもんだなー。ちなみに以前、グスタフを車に乗せてみたときはパニックになって大騒ぎだったことは記しておこう(のでグスタフはもう乗せたくない)。

病院でもわりと落ち着いていて、不安そうではあるもののなでていてやれば暴れることもなく、手がかからない感じだった。獣医師の診察をうけるときもちょっと「ふーっ、ぐるるる」って唸ったけど、だんだんそれも収まった。まぁ今回は痛いことされなかったしなぁ。

診断結果はさほど変わらず、継続的に薬を飲ませることになったのだけど、症状が進行してきた場合のオプションなんかも説明してもらえてよかった。というか、患畜1匹相手にこんなに時間かけて大丈夫かよ、と心配になるほど長いこと相談に乗ってくれて、いい医者だよ、東林間どうぶつ病院

Tags: dora

マウスピースを作り直した(2回目)

[写真]新しいマウスピース

自分用メモ。

約3年前に作り直したマウスピースが合わなくなってきたので、作り直した。前回のは厚手にしたおかげで長いこと使っていても穴が空くようなことはなかったけど、だんだん着けていて違和感を感じるようになり、歯並びってだんだん変化するんだなぁとわかった。まぁ歯ぎしりは治ってないのだから、顎に負担がかかった結果として歯並びだって変わるわな。


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