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ただのにっき


2014-11-26(水) [長年日記]

Kindle Voyageが今月のアフタヌーンを開けない

[スクリーンショット]大きなファイルを開けないときのKindleのエラー画面

月刊アフタヌーンを電子版に切り替えてから、基本的にNexus7で読んでいたんだけど、今月からはVoyageで読もうと思ってそっちに送ってみたら、ダウンロードの途中でリブートがかかってしまい、しかもそれを何度も繰り返す。アフタヌーンは全盛期には1000ページ近くあって、今月号も750ページくらいあるので、そういうことなんかなー(どういうことだ)と思っていたら、何度目かの起動でやっとダウンロードできた。

じゃあ、ってんで読もうとしたら、こんどはこんなエラーが出て開けないの。ようはメモリ不足とかそういう問題? メッセージもひどいねぇ。しかし、自社の端末で開けないようなサイズの電子書籍を売るなよなぁと思うんだけど、なぁ……。ファームウェアのアップデートで直ったりするんだろうか。

……と、ここまで書いて商品ページに飛んだら、同じこと書いてるレビューが並んでた(笑)。「自分だけじゃない」ってことがわかるインターネットすばらしいな。てことは今月号だけか(たしかに先月号を送ってみたらちゃんと読めた)。データがおかしいの? てことはしばらく待てばなんとかなりそうだな、これ。

というか、新聞まで積んでるってことがバレバレやね、このスクショ。

追記 (2014-11-27)

今月号だけKindle (Paperwhite / Voyageを含む専用端末)が利用可能な端末に含まれていないことが明らかに。どういうこったい、講談社!!

[スクリーンショット]利用可能な端末にKindleが含まれていない

追記2 (2014-11-28)

Amazonから「データ直しましたすみません」というメールが来た。ぶじに読めるようになった。利用可能な端末にも復活している

Tags: kindle

2014-11-24(月) [長年日記]

新百合ヶ丘の「田園ぽてと」でランチ

[写真]田園ぽてとの店構え

映画でも観ようということになって調べたら近くでは新百合ヶ丘でしかやってないので、ランチも新百合で食べることに。以前かみさんが行って美味しかったという「田園ぽてと」へ(公式Webサイトがない……?)。ポテトのスイーツが有名らしいけど、ビストロなので食事もできる。駅からちょっと歩く住宅街の中なので、客はご近所の有閑マダムばかりだ。以前しばらく新百合ヶ丘に勤務してたのに、こういう店のことはなんにも知らないというのはどうかと思うが(笑)。

ランチセットは美味しかった。ボリュームはそんなにないけど、休日の昼食としてはちょうどよい。デザートがちょっと甘すぎかもね、と意見の一致はみた。

[写真]キッシュのランチ

[写真]デザートのケーキ

映画「天才スピヴェット」を観てきた

そんな感じで食後は新百合ヶ丘のイオンシネマへ。

映画でも観に行こうという話になって、いま観るなら「インターステラー」しかないんじゃないのと思わなくもないが、なんかイマイチ食指が動かない*1。かみさんが出してきた代案「天才スピヴェット」が、「アメリ」の監督作品だそうでなんだか面白そうなのでそれに。

モンタナの牧場で暮らす10歳の少年が永久機関を発明してしまい(トンデモというより「これはフィクションですよ」というメッセージ)、スミソニアンでスピーチするために(いろいろあって)家出をするという話。

心象風景の描写とか「あー、アメリっぽい」という感じで面白かったが、内容はガチでストレートなロードムービー、それも貨物列車の旅なので旅先での人々とのふれあいも最小限度なので、かなりまったりペースの20世紀映画みたいだった。アメリカ中西部の森林地帯の自然が美しい。というか、いまどきこんなの、フランス人監督じゃなきゃ撮れないのでは(笑)……という意味では楽しくて良かったと思う。佳作。

Tags: movie

*1 「2001年みたい」という評と予告編から想像するに、ワームホールによるタイムトラベルが起きて娘と再会とかそんな感じなんでしょ?

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

こ~りん [一応、田園ぽてとの公式っぽいけれど、通販メインですねぇ http://www.rakuten.ne.jp/gold/..]

ただただし [あー、楽天が通販だけになるのはしょうがないねー]


2014-11-21(金) [長年日記]

映画「楽園追放 -Expelled from Paradise-」を観てきた

[写真]新宿バルト9にあったアンジェラの実物大(?)フィギュア

「虚淵玄作品で主役が釘宮理恵」という以外は予備知識ゼロだったんだけど、まぁ虚淵だしどうせ暗くて救いのない話なんだろうと思っていたら、むしろ明るくて未来を感じるいい話だった。いや、それでいいんだけど、勝手な先入観で肩透かしとか言ったらダメだよなぁ(笑)。

ストーリーはかなりシンプルというかオールドファッションで、1980年代あたりのSFに親しんでいればオチも含めて読めちゃうレベルだからおれの年代だと新鮮味はない*1。でも同じ回で観ていた若者たちはかなりインパクトを受けてたみたいだし、それはそれでいいんじゃないの。まぁ「知ってる話」だから映画がつまらないとは思わないし。

主人公のアンジェラが、年齢設定のわりに幼い容姿なのにはちゃんと合理的な説明がついていて笑ってしまったが、それにしてはおっぱい大きすぎるよな。あと尻。それはさておき、アンジェラ役のくぎゅの演技が素晴らしくてねぇ、これだけは書いておかねばならんと思った。くぎゅと言えば「ツンデレの女王」で、そういう方向の役ばかりやらされてる感じがあるのだけど、アンジェラはそういうステレオタイプじゃない等身大の女の子だったし、アクションシーンではかなり派手に叫んで「おお、くぎゅのこういう演技聴いたことなくて新鮮だわー」と感動してしまった。逆に静かなシーンでの息演技がこれまたじつに多彩で、あらためてくぎゅの実力を感じられてほんと良かった。

もちろん終盤の戦闘シーンはめまいがするほどド派手で緻密だから、これだけでも近年のSFアニメとして十分すぎるクオリティ。考証もがんばってるし。とはいえ最後の打ち上げシーン、ロケット本体から氷が剥がれ落ちるという最近お決まりの描写があるんだけど、これハイブリッドロケットだから酸化剤はたぶんN2Oだし、液酸液水ロケットみたいな極低温にはならない気がするのだよなぁ(←細かい)。

あと、最後に「気に入ったからパンフ買おう」と思って売店に入ったら2000円もの値段がついてて「強気だなぁ、売れるのかねぇ」と感心してたら「売り切れです」だって。ほんとオタクは金持ってるな……。

Tags: movie

*1 あれで最後は分裂して一緒に出発しちゃう人格とかが出てくると21世紀のアイデンティティSFになるんだけど(笑)。


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