2013-06-05(水) [長年日記]
■ 業務改善提案「さとうささらで弁当の注文忘れ防止」
いまの勤務先は周辺に商店がなくて昼の食事にも困るので、オフィスでまとめてたまご屋に弁当を頼んでいるって話は書いたっけ?*1
で、自作のWebアプリをHerokuで動かして、メンバの注文をとりまとめるところまではIT化できたんだけど、残念ながらたまご屋はまったくIT化されていないので毎朝の発注は電話でしなくちゃならない。最近これを忘れるという事案が発生したのでなんとかしよう →こういうものはプッシュ型じゃないといけない →全員がIRCに常駐してるような会社なら簡単なんだが……と知恵を絞った結果、狭いオフィスなんだから音声アナウンスでいいじゃんということになった。
というわけで最近話題のこれだ:
"感情表現のできる"音声合成ソフト「CeVIO Creative Studio Free」。ダウンロード、インストールして、セリフのところに何も考えずに漢字仮名交じりで「ねえ、お弁当注文した?」って入力し、再生ボタンを押したら、それだけで普通に自然な女の子の声で喋っちゃった。びっくり。
最後の「?」であまり語尾を上げてくれないようなのでそこだけイントネーションを調整して、元気すぎる声を少し抑えたら、もう十分というか、誰に録音してもらったんですかって感じ。.wavファイルにエクスポートして、アラームアプリで毎朝鳴らせばミッション完了である。ここは完全な男所帯なのでちょっと華やかになっていいんじゃないでしょうか。未来きたわ。
すでにニコ動にはたくさんの応用動画が上がっているらしいので、あとで時間をみつけてさがしてみよう。
*1 たぶん書いてない。たしか書いたのはFacebookだったような
関連する日記: 2014-07-09(水)
次はこれで電話注文ですね。
それが、電話の向こうの人がけっこう聞き返してきたりするので、機械的にやるのは相当難しい感じなんだよねぇ……
さすがに弁当注文のためだけにチューリングテストをパスするようなものを作るのもやりすぎですね。しかしIVRと組み合わせたりしたらある程度運用できそうな気がする... (そこまでするようなもんじゃないだろうけど)
まぁ「あそこの会社は融通のきかないロボットが注文してくる」ってたまご屋のオペレータに覚えさせちゃえばこっちの勝ちって気もするね(笑)。
モデム繋いでFAXで注文したほうが電話代の節約になるんじゃないか説
実は注文まで完全に自動化してしまうと申し込みを忘れる人が出てくるので、(ささらのアナウンスを聞いてから)あわてて申し込む余裕を与える意味もあるのです。もちろんそこから時間を少し置いて自動でFAXするというのはありかも知れません……が、今からアナログモデムを入手するくらいならインターネットFAXサービスを使うほうがいいですね、メールで済むし。
PCが起動してなくてアナウンスが流れなかった、とかにならないか心配。
サーバとして運用してるマシンなので、これが止まってたら仕事してないってことになりますね。
今更だけど、CeVIOは、「商用利用」としている範囲が広くて、
商用利用の料金表を見ると、社内アナウンスに使った場合の利用料金が書かれているんですよねぇ
しかも、音声を再生する期間で料金が決まるという。
おや、いつのまに。去年公開されたんですね<http://satosasara.com/news/3091>。
これは社内では使わないようにしないといけませんね。