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ただのにっき


2013-04-27(土) [長年日記]

FC東京 2-0 川崎@味の素スタジアム

[写真]かなりいっぱい入っていたけど3万人には届かなかった

今年はスタジアム観戦へのモチベーションがだいぶ低下している我が家だが、多摩川クラシコは行かないとね……というわけで敵地・味の素スタジアムへ。いやもう、寒いのなんのって、あと数日で5月だというのに何この寒さ。おかげで他のことが記憶に残ってないよ!(なわけがない)

点差以上に実力差があった試合だったな。FC東京の選手はスペースに走りこんで前を向いてパスを受ける。いっぽう川崎の選手は突っ立ってパスを待ち、後ろ向きに受ける。一部リーグにふさわしいプレイがどっちかは言うまでもない。ケンゴを始めとしてキープレイヤーが何人か欠けてることだけが理由じゃないよなぁ、これは。なーんか意識が低いんだよね。

ところで今回はアウェイ席でもコレオをやったんだけど、当然モニタに出してくれるようなことはないので、どんな柄だったのかわからなかったんだけど、ゴースタに掲載されていた。おー、すげー。

Tags: frontale

2013-04-26(金) [長年日記]

GitLabを5.0→5.1にあげた (ちょいハマり)

2ヶ月ほど前に導入したGitLabだが、あれからはやくも職場の重要インフラになってしまったので、ちゃんと面倒をみなくてはいけなくなってしまった。怖いですね。で、先日5.1が出たのでアップデート。

といっても手順はちゃんとドキュメントになっているのでそのとおりにするだけだ。こういうところで手を抜かないのは立派だなぁ。利用しているWebサーバがUnicornからPumaになったということで(ほらまた知らないプロダクトの登場だよ……)、Apacheのリバースプロキシが見に来るポートについてちょっと書き換えた程度:

# config/puma.rb
bind 'tcp://0.0.0.0:3000'

実行してみると、ちゃんと動いているように見えて実はリポジトリ内のファイルの中身が表示されない。エラーメッセージを頼りに探すとすでにIssueがあってClose済み。だけどよく読むとGitのバージョンが古いのが原因っぽい*1。こっちは例によってDebian 6.0 (Squeeze)、できればstableからいじりたくないんだけどなぁ……とも言っていられないので、(個人的な)禁忌としていたsqueeze-backportsを利用することに(apt preferences によるリポジトリの使い分けがわかりやすかった)。

% sudo aptitude -t squeeze-backports install git
% git --version
git version 1.7.10.4

これで一件落着かと思いきや、こんどはクライアントにTortoiseGitを使っているユーザからpushできなくなったという報告が。WebのログをみてみるとPOSTしたとたんにコケているんだけど、ログにはそれ以上出ていない。

しょうがない、原因不明で動いてなかったsshを使えるようにして、httpを使うのをやめてもらおう。そして探してみるとけっこうすぐに見つかったりするわけです(→Installing GitLab 5.0)。ようするに~git/.ssh/authorized_keysを削除してやりなおせ、と。で、じっさいその通りにやったら動いて、TortoiseGitからもpushできるようになった。めでたしめでたし。

追記

その後、GitLabで書いたWikiページが消えてるという報告を受けて調べたら、5.0β→5.0の間に保存方法がDBからgitに変更になっていたのを知らずに5.1へのマイグレーションをしたせいだった。βからそんな大きな変更入れるなよ(笑)。

Tags: git gitlab

*1 gitのバージョンにかなり強く依存している作りなので、このあたりは今後もネックになりそう。


2013-04-25(木) [長年日記]

10日でおぼえるC#入門教室 (10日でおぼえるシリーズ)(arton)

こんど仕事のプロジェクトでC#を使うことになってしまい(というか自分で決めたんだけど)、なんか教科書的な本を読まないとなーと思っていたらこの本が出たのだ。言語学習のために「×日でマスター」系の本は避けるのが基本だと考えていたんだけど、著者があのartonさんである。一筋縄なわけがない。

で、ちょうど大江戸Ruby会議03のときに会えたので聞いてみたら「3日目にしてラムダ式が出てくる」点を力説された。意訳すると、ありきたりのオブジェクト指向言語チュートリアルではないということだ。いまどきの言語がマルチパラダイムなのは当然なので、入門書だってそれに対応しているべきだから、この方針は正しい。ということで買ってみた。

「10日で」といってもそのためにフルに時間を使えるわけではなく、仕事の合間に写経しながら1回で「1日分」を進められるのは最初の3日くらい。あとは飛び飛びに写経した。

2日目まで、さんざんクラスを使って非常に冗長な記述を繰り返し、「あーもう、面倒くさい!」となったところで、救世主のようにラムダ式が登場、コード量をググっと圧縮してみせるあたりが実にニクい(笑)。あと、(9日目とはいえ)ちゃんとTDDも盛り込まれているのでテスト厨にも安心。

それにしても、C#はJavaに似たやや冗長な言語だけど、十分に発達したVisualStudioのインテリセンスのおかげでタイプ量は非常に少ない。というか最近のIDEってこんなに進歩してたんかー。普段はvimでも補完使って楽してるけど、これはちょっと異次元だなぁ。感動した。コーディング規約も強制されるし、業務で使うには最適だなこれ。

ユニットテスト機能もIDEだけでなく文法でもサポートされている(命名規約で縛るのではなく)。artonさんはコミュニティにも委員会にも邪魔されず好き勝手に拡張されている言語なので進化が速くて面白いと言っていたけど、たしかにそんな気がする。言語組込みの問い合わせ言語「LINQ」なんてまさにそうで、同じ言語内言語である正規表現よりも密に組み込まれていて、境目が見えないくらいだ。保守的な方針の言語でこれをやるのは難しいだろう。

というわけでだいぶ面白かった。あとはこれを業務で使うわけだけど……まぁ、入門書一冊読んでおしまいというわけにはいかないわな。もう一冊、リファレンス的な本も欲しいな(公式文書で十分かもしれないが)。

10日でおぼえるC#入門教室 (10日でおぼえるシリーズ)
arton
翔泳社
¥3,080

Tags: c# book

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