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ただのにっき


2013-01-15(火) [長年日記]

雪なのでお休み

[写真]グスタフを散歩に連れ出してみた 今日はというか昨日は雪がだいぶ積もったので、通勤路が相当ひどいことになっているため、会社には行かず、自宅で仕事をすることにした。家でできることもいっぱいある仕事でよかった。職場の方がマシン性能は上だけど、回線速度は家の方が高いし。

で、その旨伝えるために始業時刻に電話をしたら誰も出ないの(笑)。無理して出社しないという判断をする人が多くてすばらしい……と思ったらたんに遅れていただだけらしく、昼ごろにもう一回電話したら連絡がついた。まぁそうだね、日本人だしね……。

午後になって(いつものように)グスタフが散歩に連れて行けとせがむので(ベランダから見える景色と玄関から出た先にある景色は別のものだと思っているのか?)、リードをつけて連れ出してみたら、雪の中に前足をつっこんでプルプルしたあと、途方に暮れたような顔をしてからすごすごと引き返してきた。やっとわかったか。

しかしこのアイスバーン、しばらく残りそうだなぁ。雨でも降れば溶けるんだけど。


2013-01-14(月) [長年日記]

東京Ruby会議10 (2日目) #tkrk10

思えば、昨日のランチのときにKindleを見せながら「バッテリももつし、この中に80冊入ってるから、無人島に放り出されてもしばらくは平気」みたいな話をしていたのがフラグだったのかも知れん。天気予報では雨とのことだったので、また片道2時間かけてえっちらおっちら千葉に出かけたら、午前中のうちにこのありさまですよ:

[写真]会場からみえる雪景色

こんなに積もったのは7年ぶりらしい。午後のセッションが始まる直前、関係者が協議して14時に中止することが決まった。残念だけど、東京の交通機関は脆弱だからしょうがないね。受付では余剰ノベルティを配っていたので、けっきょく最後まで揃わなかったSレア(黒)や勝利報酬の缶バッジをもらった。いわゆる「運営からの補鎮」である(違)。

遠方まで帰ることもあって14時を待たずに撤退したんだけど、最後まで残っていた人たちは京葉線で足止めを食らったりしていたようで、おれは間一髪で千葉を脱出できたようだ。日頃から雨ばかり降らせていると、こういうリターンがあるらしい。

さて2日目、朝っぱらからMatzが電波で語りかけてくるという貴重な体験をしたあとの、SEILへmrubyを組み込む話(@rev4t)とFluentdの話(@tagomoris)が良かった。賢いルータは楽しそう。あとやっぱFluentdはちょっと触ってみないとなぁ。

全体として振り返ると、妙に勉強会やコミュニティ運営の話が目立っていて、ちょっと多すぎるんじゃないのと思った。もちろん話者にとってはそれが唯一の手持ちのネタなのでなんの罪もないが、採択するときにもうちょっと絞ってくれても良かったんじゃないか。というか(これはThe RubyKaigiが定着させてしまった悪しき風習だと思うのだけど)コードの出てこないプレゼンも多かった。まがりなりにもプログラマばかりが集まるカンファレンスで、ここまでコードが出てこないプレゼンなのはいささか寂しいと言わざるを得ない。工夫したポイントはコードで語って欲しいよ。

そういう意味では、技術系の話にしても「定番のフレームワークとPaaSを使ってWebサービス立ち上げました」なんて話ばかりじゃなくて、聴衆おいてけぼりのゴリゴリに高度な話とかも混じってていいと思うんだよ(その観点でPHPの話は良かったね)。今日(中止になって)聴けなかった話のいくつかはそういう向きのもあったような感じなので、いずれ聞けるといいなぁ。


2013-01-13(日) [長年日記]

東京Ruby会議10 (1日目) #tkrk10

[写真]今回のネームプレート Aaron Swartz自殺のニュースが飛び込んできたりして騒々しい朝だったが(これについてはいずれ何か書くかも知れない。天才はどうしてこう夭折してしまうのだろう)、今日は東京Ruby会議10なのだ。開催場所をみればわかるように、うちから見ると「東京Ruby会議」というよりは「東京横断Ruby会議」と呼びたくなるような遠距離で、7時には家を出ないといけない。「東京」の名前にだまされた! ……いやまぁ、どうせ猫に起こされるからいいんだけどさ。

今回は応募のあった発表者のうちRejectされたのが錚々たる面々だったこともあって(錚々としてはいないけどおれも含む)、実行委員会の意図に「世代交代」があるのではないかと噂されていた。実際、知らない人が次々と登壇して新鮮だったな。テーマが「話そう、集まろう、いつものRuby、日常のRuby」ということで、これに沿ったものがちゃんとチョイスされていたと思う。個人的には(仕事の話よりも)自分や自分の周りの人たちを幸せにする工夫をとりあげたセッションが楽しかった。

いつも言っていることだが、我々プログラマはそういうことができる特殊技能を持っているのだから、9to5の間だけそれを発揮するのはもったいない。そんな意味で、初日の中ではThe Everything Machineや(@r7kamura)、Herokuでつくる50人のためのRailsアプリ(@yotii23)がとても良かった。もっとみんな、こういう発表すればいいのになー。

……とか言いつつ、午後はずっと電源休憩室に座って(発表を右耳で聴きつつ)コード書いていたんだけど。いいのだ、良いカンファレンスはコードを書きたくなるものなのだから。

ところで、写真に写っている4つの缶バッジ、他の人と交換して4種類全部集めるというゲーム企画があったのだけど、なかなか揃わないのでこんなTweetをしたら、微妙に流行ってしまったのだった:

これ、オンラインゲーム(現在は主にソシャゲ)でアイテムのトレードをもちかける符丁だから。ちなみに見ればわかるようにまだ揃っていない。「黒」って書かれたバッジがSレア並の希少価値で、持ってる人が少ないのなんのって。2日目には揃うだろうか?

関連する日記: 2013-01-14(月)

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