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ただのにっき


2012-11-24(土) [長年日記]

川崎 2-1 清水@等々力陸上競技場

[写真]セレモニー中のふろん太

ホーム最終戦。記録によれば、等々力で自分の目で勝ち試合を見たのは7月以来らしいのだけど、チームとしては3連勝だそうで、シーズン終わりになってやっと調子が出てきたのかなー。とはいえ、この試合のMVPはゴールポストだとか(3点くらいは防いだ)、チームで一番走っているのがケンゴとレナトだとか、監督のご子息はパスの出し先を決めるのに他の選手の3倍時間がかかるとか、イマイチ感は否めない。シーズンオフにしっかり建てなおして欲しいねぇ。……って、まだリーグ戦1試合と天皇杯が残ってるけど!


さて、この試合をもって等々力スタジアムは、メインスタンドを2階建てにして屋根をつける改装工事にはいる。そもそもの理由が老朽化とキャパ不足への対策なんだけど、前者はいいとしても、順位が低迷している前年あたりから集客があきらかに落ちているので、このままキャパだけ拡大しても意味ないのだよな。試合のたびに併設イベントを工夫していることで知られるフロンターレだが、強くなければそれも焼け石に水。我が家も来季のシーズンチケットどうしようかまだ決めかねてるくらいだし、再来年に生まれ変わる新スタジアムがまたキャパ不足になるくらい強くなって欲しいものだわ。

↓ Xperiaのカメラにパノラマ機能(SONYのデジカメにはよくついてる、カメラをぐるっと動かすとパノラマ写真になるアレ)を使って、等々力最後の姿を撮ってみたけど、ケータイのカメラには条件が悪すぎてイマイチな感じになってしまった。

[写真]等々力陸上競技場、改装前のパノラマ写真

Tags: frontale

2012-11-23(金) [長年日記]

Kindleの自家製mobiが中華フォントになってしまった(解決)

なんだか微妙に忙しい日々で、中華フォントになってしまったKindleの原因究明もなかなかできずにいたのだけど、やっと解決した。なんのことはない、opfファイルの言語指定を「en-US」にしていたのが原因で、これを「ja-JP」にするだけで元のゴシックフォントに戻すことができた。

日本語の文書を作成するのにわざわざこんな指定をするわけがないので、初期のkindlegenコマンドはen-USしか受け付けなかったのだと思う(記憶がないけどたぶん)。つまりPaperWhiteのフォント切り替え対応のためという予想はたぶん正しくて、明朝を持たないKindle4でもフォントを「condensed」にすると今でも中華フォントで読むことができる。ちなみにAndroidのKindleアプリで開いたら明朝で表示された。どっちやねん。


さてこれで万事解決かと思いきや、はやい人たちにはPaperWhiteが届き始めた先週から、こんどはメールでPersonal Documentに送ったmobiファイルが行方不明になるという事象が発生していて、せっかく毎朝・毎夕に生成している新聞が読めなくなってしまった。Kindle4に送っても、Nexus7に送っても同様。同じファイルをSend to Kindle for PCで送るとちゃんと届くので、明らかにPersonal Documentサービスの問題である。まったく、PaperWhiteのステータスが変わるたんびに不具合出してんじゃねーよ!

こっちはさすがに自分の側ではどうにもならないので、Amazon.co.jpのサポートに連絡したら、輸入したKindleの問い合わせはAmazon.comにしろという紋切型の回答が返ってきたので、「どうみても日本法人がサポートすべきパーソナルドキュメントサービスの不具合だ」と主張して調査を約束させた……けどすでに3営業日ほど放置中。さて「顧客第一主義」が徹底しているはずのAmazon、そろそろなんとかしてくれないもんですかね*1

Tags: ebook kindle

*1 Kindleストアからまだ1冊も買ってないのは顧客じゃないかも知れないけど(笑)。


2012-11-22(木) [長年日記]

BOOKSCANが始めた「音声化チューニング」がすごい

BOOKSCANをネタにするときはたいてい褒める話なんだけど*1、今日プレミアム会員向けにα公開された「音声化チューニング」がすばらしいのでまた褒める。

チューニングサービスは、BOOKSCANで電子化された本を各社の電子書籍リーダー向けに余白を削ったりコントラストをあげたりしてくれるサービスだったのだけど、今日からここに「音声」に変換するサービスが増えた。これは、アクセシビリティに関わってるものとしては見逃せないので、本棚に入っていた適当な文庫本を選んで変換させてみた。

10分も待たずにできたとのお知らせ。サーバにはMP3ファイルができている。Nexus7にダウンロードして再生してみる。聞き取りやすい女性の声。音声は2倍速なので、(普段はそういう音声ソースを聞き慣れていない)自分はけっこう集中しないと意味を聞き取れなくなることがあったけど、これはたぶん慣れだ。

いやこれすごいよ。ほとんどおかしなところがない。まれに「パソコン」が「ぱそこそ」みたいに読まれたりする箇所はあるし、「ACT」が(アクトではなく)「えーしーてぃー」だったりなんて部分はあるけど、まぁ、小説を読む(聞く)分にはぜんぜん問題ない。BOOKSCANの技術力、あいかわらずハンパない。

日本のオーディオブック市場はもともとかなり寒い状況で、期待されたKindleすらText to Speechを削ったりとお先真っ暗な感じだったけど、まさかこっち方面から登場するとはなぁ。6インチ画面のでかい電子書籍端末なんて持ち歩く必要ないよ、ケータイで十分だよ。視覚障害者にかぎらず、晴眼者もこれは試してみるべき。

Tags: ebook

*1 著者インタビューもすごいけど顔ぶれがちょっとアレなので日記には書いてない(笑)。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

a [こんばんは。 BOOKSCANで紹介されていたので、飛んできました。 さて、Wndowsユーザーなら、フリーソフト..]

ただただし [ええとですね、元になるテキストデータがある状況での音声合成技術が実用レベルなことくらいは当然既知ですよ。日常的にそこ..]

a [お早いご返事どうもです。音声合成に関しては、ご存じだとは思っておりました。 今回、私が紹介した音声合成のフリーソフ..]


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