2012-09-17(月) [長年日記]
■ この連休は札幌Ruby会議2012に遠隔参加していた
2011年をもって終了し、来年復活することになったRuby会議(The RubyKaigi)。その間隙を埋めるようにこの週末は、札幌で大規模な地域Ruby会議が開催された。金土日の3日間でのべ1000人だって。海外スピーカーも大勢いて、The RubyKaigiにまったく遜色ない。Ruby Sapporoスゲー。
そうはいってもRubyでお仕事してるわけでもない身*1としては札幌まで出かけられる理由もないわけで、空き時間をみつけて自宅でUstream観戦していた。Ustは録画されていたので、終了後の今日になっても見逃していたいくつかのプレゼンを見返したり。といっても2トラック3日分のプレゼンを全部観るのはちょっと無理だね……。
土曜のキーノートは見られた。多様性の大切さを説くまつもとさんの眼前に、会場を埋め尽くすようにりんごのマークが浮かび上がっているというシュールな風景を想像してゾワゾワした。内容は例によってmrubyの話だったのだけど、なかなかいじる機会がないのでなんとかしたいなぁ。@tenderloveの日本語プレゼンはなかなかたいしたものだった。彼は本当に尊敬する。
他にもたくさん興味深いプレゼンが多かったのだけど、仕事でRubyを使う人が増える中、自然と大規模な話が増えていて、自分の環境に当てはめて考えることが難しくなってきていると思った。クックパッドの事例を参考にできる職場がどれほどあるだろうか、とか。
そんな中、@hibariyaのLTと@yharaのプレゼンは、まずは自分自身の生活を便利にするという根源的なソフトウェアの使い方に立脚していて(自分の立ち位置にも近いこともあり)好感が持てた。
*1 最近はMetasploitいじってるけど。
2012-09-16(日) [長年日記]
■ なければ作る。Wassrの代わりになる「Massr」開発中
先月発表になったWassr閉鎖。その後、代替サービスを探していくつものSNSを試用したもののどれもしっくりとせず、こうなったら自分たちで作るしかあるめぇよ、ということに。
とはいえ本格的なSNSが欲しいわけではない。主として鍵付きユーザで構成される我々の使い方は、端的に言えば「クローズドな掲示板」なわけで、そこにWassr風のイイネ機能がついていればよい(ただしイイネは最重要機能である)。
話がそんな流れになったので、とりあえずGitHubにリポジトリを作り(名前はMini Wassrの意味で「Massr」)、WikiでAPIやDBの設計をざっくりと書いておいたら……
![[スクリーンショット]Massr (開発中) [スクリーンショット]Massr (開発中)](https://userimages.tdiary.net/sho/20120916_0.jpg)
なんだかんだでコードやらパッチやらドキュメントやら、あとマスコットキャラまで集まって、そこそこ動く状態に。FOSSって、多くのばあい個人プロジェクトとして始まって、あるていど出来上がったところで公開されてからプロジェクト化するのが基本だけど、何もないところからいきなりプロジェクトにしちゃってもなんとかなるんだな。まぁ今回、メインプログラマは実質的にえちょさん1人なので混乱が少なかったというのもあるし。おれも(ようやく)Twitter Bootstrapの勉強ができてよかった。
Wassr閉鎖まであと半月を切ってしまったが、これでようやく受け皿ができそうだ。
2012-09-15(土) [長年日記]
■ 開発環境をVirtualBoxに移行 / 自分用環境セットアップ手順
仕事で仮想環境をたくさん使うようになってとりあえずVirtualBoxに載せているのだけど、カスタマイズも柔軟でわりといい感じなので自宅の開発環境もVirtualBoxにしてしまうことにした*1。以前VirtualPCを入れたときにもVirtualBoxのがいいんじゃない? 的なツッコミがあったこともあり。
導入自体に面倒なことはないので省略。よくできてるね、VirtualBox。ネットワークアダプタは外向けにNAT(eth0)、内向けにHost only(eth1)を設定する。その後、いつものようにDebianサーバを構築。WebサーバとSSHサーバとしてセットアップ後の、とりあえず開発できる環境になるまでのステップを自分用にメモ。
Debianインストール直後のrootで:
# apt-get install sudo vim zsh screen git keychain autoconf bison zlib1g-dev libssl-dev g++ libxslt1-dev libxml2-dev libreadline-dev libyaml-dev # visudo ...
自分のアカウントでログイン(bash)して、sshなんかの鍵設定をしてから:
$ mkdir [共有フォルダ] $ sudo mount -t vboxsf [共有名] [共有フォルダ] $ git clone git@bitbucket.org:tdtds/dotfiles.git # dotfiles復旧(非公開リポジトリ) $ for f in ~/src/dotfiles/*; do ln -s $f .`basename $f`; done $ chsh # => /usr/bin/zsh
これでzsh、screenの使い慣れた環境へ復帰。vim関連:
% git clone https://github.com/Shougo/neobundle.vim ~/.vim/bundle/neobundle.vim (=> vim上で「:NeoBundleInstall」)
最後にrbenvでruby 1.9.3と2.0.0-devをインストール(参照: Ruby 2.0を使ってみたくなったので今さらながらrbenvを導入)し、あともろもろ:
% rbenv global 1.9.3-p194 % gem install pry bundle
*1 最大の懸念材料は最近やたらとFOSSに敵対的なOracleがホストしているという点である。
■ 川崎 2-2 鹿島@等々力陸上競技場
![[写真] [写真]](https://lh4.ggpht.com/-5IuD3lBPxpI/UFUXOYeNKEI/AAAAAAABFcI/MwU9tqXg69g/s512/IMAG1163.jpg)
あいかわらず風間兄弟は絶好のチャンスでトラップミスをしてくれたり、誰もいない謎の場所にパスを出してくれたりしているわけだが、それでも引き続きスタメン起用なわけで、これで腐らない控え選手がいたら風間監督の人心掌握術はたいしたものだと思うわけです(棒)。
でもまー、引き分けは御の字だったかなー。前半の2失点にしても「ジェシがいればこんなことには……」的な展開だったし、もっと取られていてもおかしくなかった(もっと取っていてもおかしくない場面も多かったけど)。というわけで選手起用にはたいへん不満が残る状況で降格圏内が視野に入ってきたわけで、そろそろ本気出してもらわないと。